トラ減少中
トラ保護基金の研究者らは20日、世界でトラの生息地域が10年前に比べて40%減少したとの報告を発表した。密猟にくわえ、アジア地域での中流階級の増加が、トラの生息環境に悪影響を与えているという。
米ワシントン国立動物園の研究者で、同基金の理事も務めるジョン・サイデンステッカー氏は「野生のトラとその生息地域は、国際犯罪や経済開発、環境破壊によって危機にさらされている」と指摘した。
今回の報告は、トラ保護基金と世界自然保護基金(WWF)、野生動物保護協会(WCS)が共同でまとめたもので、トラの生息環境の科学的な調査研究としては、これまででもっとも包括的な内容とされている。
調査に協力した別の研究者は「アジアではトラの器官・加工品を買うことの出来る中流階級が増加している」と指摘。漢方薬への利用などのために行われる密猟も、トラの生息地域減少の原因となっていると述べた。
ロイター06/7/21
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