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2006/08/22

ハウルで雑談

フットサルの練習に行った日、終わったあと世間話していて、「ハウル」は面白いか、という話題になったですよ。

面白いと言う人と、面白くないと言う人で意見が割れて。

ネットで見ても意見割れてますよね。

面白いかどうかっていうのは、こういう仕事してたら、もう究極の命題だから、よく考えるし、人とも話すんですが。

結局思うのは。

「面白いかどうか」が問題なんじゃなくて、その前に「面白いとは何か、どういう状態が面白いのか」がポイントだな、と。

じゃあ「面白いと思っている状態」とは。

何か興味を惹かれるものがあって、ちょっと覗いてみたところ、次々と惹かれるものが出てくるので、飽きずにずーっとそれに集中できている状態、という事ではないか。

で、この「興味を惹かれるもの」が、人によって千差万別。ポイントも違うし、どれぐらい惹かれるか、というのも違う。だから、意見が割れる事態が出てくるのではないか、と思うわけです。

で、この日の話題で言うと。

大雑把にまとめると、面白いと言ってる人は「演出が面白い」と思っていて、面白くなかった人は、「ちゃんとつながってないから、何考えてるのか、何言いたいのかさっぱり分からない」と思ってる。

物を見る時、どっちの面を重視しているか、で感じ方が変わってくるわけですね。

ちなみにこのメンバー、トトロの評価は逆になってました。前者の人は「まあ面白いけど、世間で騒ぐほど?」ぐらいのテンションで、後者は「何言ってんだ! 傑作じゃないか!」と。見事なぐらいです(笑)。

というように、面白いポイントは人によって違うから、本当に全ての人を楽しませるというのは、難しいんですが。

ただ、ある程度の長さのある物語の場合、面白ポイントを一つしか作れない、という事はなく。

「笑いあり涙ありの大冒険」とか、色々組み合わせられるし、うまくやると相乗効果も得られるし。

そういう面白い要素の組み合わせと、それぞれについての作り込みが、なるべく多くの人に楽しんでもらうための要点なんではないか、と思うのです。

そこで、どういうポイントを攻めるべきか、どの組み合わせがよいのかと、先日から頭を悩ませているわけですね。

さらに単純においしいとこ取りじゃだめ。テーマだけ御立派でもだめ。

要素はあるけど作り込みが甘い、という状態では、そのポイントがツボのお客さんは満足できないから、「つまらない!」という騒ぎになる。多方面にサービスしたつもりが、お客の取りこぼしが発生してしまい、やってても意味無い。

その要素を描き切る能力が自分にあるかどうか、という事も考えてかなきゃいけないから、物語を作るというのは難しいなと思う今日この頃です。

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