弱いから負けるんです
弱いから、負けるんです。
この言葉は若かりし頃の若貴兄弟が、よく口にしていた言葉。自分を成長させる、いい言葉だと思います。
細かく色々敗因は分析できるけど、そういうのは一つ間違うと、タラレバの言い訳になる。
大原則として、圧倒的な力があれば、勝てるのです。
こんばんは。同窓会に行ったら、みんなしっかり仕事していて、そんな中、会う人会う人に自分の現状「漫画家になったが、ちょうど仕事を失ったとこ」という事を説明してたら、自分は今物凄くヤバイのではないか、という気分になったかわせです。
ちなみにナベ先生の仕事場からは、かなりの高確率で一人立ちして連載仕事を取ってる人が出てますが、客観的に見てその中で今一番まずい状態なのもオイラです。
参ったのう……。
こういう時、漫画という仕事の進みの遅さはこたえますね。
野球選手だったら明日、サッカー選手だったら来週の試合で、挽回のチャンスがあるのに。日々の練習の中でも確実な進捗が見られるわけで。
漫画は一つ形にするのに、やたら時間が掛かるから、その間ずっと不安が解消されない。解消する方向にさえ動かない。
やたら迷うし、一歩間違えると、次のトライをする前に、絶望に負ける時あるし。
そういう時、自分に言い聞かせるのが、冒頭の言葉。
下手な考え休むに似たり、と言うように、悩んでる暇があったら、強くなるべく練習すればいいのです。
そう。下手であることについては、悩まない。悩む必要が無い。やること決まっているから。
しかし。
明日の取り組みはどうするんだ? という問題は残る。
強くなるまで、本番は待っちゃくれんぞ。
未来ある若者にとっては、負けも経験かもしれないけど、そんな事言ってる場合じゃない時は?
で、色々考える。
敗因は何か。ごまかしでもいいから、防ぐ手は無かったのか。
そして、これは結局言い訳入ってるんじゃないのか? と悩む。
つまり大原則として、圧倒的な力があれば……
無限ループ。
客観的な分析によって導き出された敗因と、希望的観測によってでっち上げられた敗因とを、きちっと見極めなくてはいけません。
基本的には弱いから負けるわけで、地道に稽古を重ね。
明日の取り組みに対しては、きちっとした作戦を立てて、望まなくては。
作戦……。
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コメント
確かに、漫画は連載が切れたときが一番悩みますよね…
悩んだからといって解決するかと言われればそうでもないのに。
投稿: ゆざいちょ | 2006/08/22 02:44
そうなんですよ。とりあえずちょっと試す、というのが出来ないので。
やること決まっちゃえば、悩まなくなるんですけどねー。
投稿: ひろし | 2006/08/22 02:59