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2006/08/01

今週の雑感記 ハウルの動く城

朝、と言ってももう昼なんだけど(笑)、宅急便に叩き起こされて。

いったい何が来たのかと思えば、韓国版「PHANTOM; DEAD OR ALIVE」。

中を開いても、ハングルなんか読めないから、絵を眺めるだけなんだけど。

飛行機ばっかり、たくさん描いてるなあ。

上手く描くのは難しかったけど、楽しかったし、色々発見があって有意義だったな。

大成功とは行かなくても、無駄な仕事なんて無いんだよ。

考えたら僕も著作権者なんだから、自分の仕事として貼り出しといた方がいいかな、と思って、サイドバーに掲載。

さて今週はジブリ特集。

○ ハウルの動く城

仕事が夜中に終わり、じゃあまだ見てない「ハウルの動く城」を、とうとう見るか! と、手伝ってくれてた友人とともに鑑賞。

買わなきゃよかった!!

僕は、宮崎駿監督が他のアニメ監督と一線を画し、一般客まで取り込んでこれだけの名声を得るに至ったのは、魅力的ではあるけれど呑み込みづらい種類の設定やエピソードを、絶妙の話の運び方で料理して見せるストーリーテラーとしての力ゆえだと思っているのですが。

影も形もない……。

この食べづらさはなんだ……?

ホントに宮崎駿監督作品なのか?

ジブリブランドだから、みんな見るんだろうけど。

無印だったら、こんなに見ないだろ、これ。

「ゲド戦記」も評判を聞くと、ブランド力頼りの商売らしいし。ジブリ大丈夫なのかな?

あまりの凄さに疲れてるはずなのにテンション上がってしまい、「みんなが見たいジブリ作品」について、語り合い。

結論は。

「あたしの若い頃にそっくりだよ」

あの言葉は。

「ママの様になるの? あの子!?」

本当だった!!

♪じゃーん!!

という予告編からスタートする、ドーラばあさんの若き日の恋と冒険なんてえのはどうだろう、というとこに落ち着きました(笑)。

ちなみに機関長も、若い時は眼鏡美形なんですよ(笑)。

ああ、でも話の筋の問題じゃないのか……。

○ となりのトトロ

というわけで、金曜に放送してた「となりのトトロ」。

この作品で、ジブリは一気に世に知れ渡ったわけで。

ナウシカやラピュタは、公開当時は、やっぱりまだまだ好きな人が見る、という状態だった。トトロで宮崎アニメを知り、遡って見た人も多いんじゃないでしょうか。

設定的に、普通の人でも抵抗感なく入りやすかった点が一つ。

それから前述の、ストーリーテリングの妙。

例えば、まっくろくろすけとか、トトロとか、現実離れした変な物が出てくる時の、引っ張り方。

なんか、変な物がいそうですよ、という雰囲気を作り、見る方に心構えをさせ、ちらりちらりと見せといて、何だろうと興味を引っ張り、溜めに溜めて、ドーンと出てくる間の取り方は絶妙です。

漫画の場合はコマ割りの仕方、アニメの場合は実際に何秒使うかだけど、こういう間の取り方が上手い作品は、読者に抵抗感なく内容を伝え、さらに思い通りの反応を引っ張り出して。

いつしか気付けば、読者は作品世界に入り込み、作者の手のひらの上で踊らされている状態に。

でもそれがあまりにもスムーズだから、作品に全てを委ねて踊らされているのが、心地よいのです。

あと、キャラクターの心情が、ぱっと伝わってくることも凄く大切。

物語というのは、たいてい異常事態が起きるもの。最初からファンタジーやSFとかで、舞台丸ごと現実離れしている時もあるし、トトロみたいに、途中から不思議な事が起きることもあるし。

現代劇でも、普通めったに経験しないエピソードが入ってきます。

そういう時、演技に筋が通っていてしっかりしていないと、見てる方はどう反応していいやら、戸惑ってしまう。戸惑っているうちに次へ次へとどんどん進んで行かれちゃったりすると、もう脱落。

「アクターズ・スタジオ・インタビュー」で「演技とは何か?」と問われ「リアクションだ」と答えたのは、モーガン・フリーマンだったっけ?(←うろ覚え)

キャラクターのリアクションの様子を見て、僕らはその事態を判断する。そこがしっかりしてて、今何感じているかが伝わってくると、だんだん感情移入していって、キャラクターと一体化できる。

お母さんのところに行きたくなっちゃったメイの気持ちとか、そのメイを探しているサツキの気持ちとか、そりゃもうひしひしと。

それでいて素敵なオチがついていれば、もう大満足。

そういう作品が好きだな。

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» ハウルの動く城 [空想俳人日記]
家族など 足手まといの 我がまま国   そっと言います、「ハウルの動く城」をやっとこさ観ましたよ。なんのことはない、テレビで放映されたものですから。当時から、おもしろい、つまらない、賛否両論が出ながらも、ハウス食品さんがスポンサーになって、一生懸命宣伝なさ... [続きを読む]

受信: 2006/08/04 17:46

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