今週の雑感記 からくりサーカス
こんばんは、かわせです。
仕事あけてから、爆睡。その後ネームをやって、今週打ち合わせの都合で、完全オフがようやく二日ほど。
そういえば、完全オフの日が最近なかったなと。
こんな記事を書いたのを思い出しました。
楽しく思い通りに描けているうちは、仕事半分趣味半分だから、そんなにストレスかからない。肉体的にはたまに、この症状はなんかヤバイのではないか? と思う時があるけど(笑)。
でももし本意じゃない展開になったら、とたんに苦痛になって、凄いストレスなんだろうなあ。
それでは今週の雑感記。
○ からくりサーカス 週刊少年サンデー
最終回。
大団円。
この漫画は、手放しで大成功とはちょっと言えなかった、と思う。構成が複雑すぎて、正直読んでて途中でオイラ混乱してたし。そうなってた人、結構いるんでは。
けれど。それでもずっと読んでいたのは、背筋がぞくぞくするような、物凄いシーンが随所にあったから。
そういうシーンを見るにつけ、藤田先生本気だな、と感心していた。
あれは、本気の人がフルスイングしないと、描けないシーンだった。
フルスイングする事は、凄く大切だと思う。まずそちらが最初なんだ。そういう心掛けで初めて、真芯に食った時、スタンドまでボールは飛んでいくのだ。
フルスイングすれば、当然三振することもある。でもそれを恐れて、小手先のスイングで当てに行っても、せいぜいポテンヒットが関の山。
野球の例えで語りましたが。
まず自分が面白いと思った物を、全力で描く、という姿勢。これが漫画におけるフルスイング。
そうした時初めて、細かい所まで気を使い、ツボをきっちり押さえる事が出来るし、通り一遍等な凡庸な物じゃない、独自のアイディアも思いつく。
結果が欲しくて当てに行くと、こういうのが当る奴だよね? と、往々にしてよくある形の平々凡々な物になってしまい、実はむしろ成績が上がらないのも野球と共通。それでヒットが量産できるぐらいなら、今頃こんなにみんな苦労していない。
自分を押し通すにはエネルギーが要ります。伝わってなかったらどうしよう、と気弱になる事だってあります。藤田先生もサンデーの巻末コメントで、ちょっと気弱な事を言ってる時もありました(笑)。
でもそれを最後まで、漫画の中に出す事なく、全力疾走。どのページもエネルギーに満ち溢れていた。
それがこの漫画の一番の価値だったと思います。
オイラなんか、比べようもないペーペーの漫画家だけど、あの姿勢だけでも見習いたい。
藤田先生、お疲れ様でした。
他にも何かネタを、と思ったけど、「からくりサーカス」に敬意を表して、今週はこれ一本で。
それではまた来週ー。
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