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2006/04/07

今週の雑感記 リアリティ

こんばんは、かわせです。

先日レイソルU-12が、ダノンネーションズカップの日本代表になりました。2年連続。おめでとー!!

こういう実績を誇っているので、ぜひライバルチームとして出したい! と考えたわけですが。

現実のU-12の監督は元日本代表のイケメン、酒井コーチ。お母さん方に大人気。

漫画の中では、ひげデブの田丸コーチ。ケッタくんの活躍に、鼻水吹いて驚いてます。

こういう事をするから、実在の人をモデルにしづらい(笑)。

でも1人、タイミングが合えば出してみたい人がいるのです……。

それでは今週の雑感記。

○ てけてけマイハート 5 竹書房

サイドバーにずらっと並んでいるわけですが、竹本センセ。

当然オイラがファンであるというのが一つと。

もう一つの理由として、ここでプッシュする漫画には、一つ目論見があるのです。

読んでる漫画を全部並べているわけではなく。みんなが持ち上げるようなのは、よほど感動した時以外はみんなに任せて。

世の中がもっとこっち寄りになればいいなあ、と思うものを応援するのです。

景気は回復基調とはいえ、何か世相には殺伐としたものがある昨今。

ドラマや漫画も、それに引っ張られている気配もあり。

もっと世の中が、のんきで、ほんわかしていて、のほーんとしていても、いいのにー。

というわけで、また並べます(笑)。

○ 街刃 週刊少年マガジン

引っ張られている例。

新たな敵の能力を見せるため、かつ残忍さを見せるため、冒頭学生に謎の人体発火現象。

で、それまで仲よさそうだった友達が、「こっち来んじゃねえよッ!!」「ヤダーッ!! さわんないでよッ」と手のひら返し。

それ見た敵が「あれこそが人間の姿! 身を挺して他人を助けようなんてことは絶対ありえねえ!!」

いや、パニックにはなると思うんだけど。

TVのニュースやワイドショーなんかで形作られている、人間の性悪説を感じる一瞬。実際はこうじゃないと思うんだ。

慌てる人もいるし、逃げ出す人もいるし、助けようとする人もいるし、いろいろだと思うのね。

なのに、物語の場合、リアル路線であればあるほど、なぜか性悪説へ寄って行く傾向がある。それがいや。

ただ、この場合は、漫画における作劇法でもあって。話のテーマを見せるためにデフォルメされたエピソード。要するにオチはこれの逆で、身を挺して他人を助ける主人公に、敵の訳あり風のにーちゃんが心打たれる、という筋だと思われ。「…」があるからね。

そうすると、あそこで助ける人を描いちゃ駄目で、という事になって。

漫画の中にリアリティを構築するって、ページ制限とか、ストーリー上の都合とかいろいろあって、難しいんだよなあ、とつくづく思った。

そんな暗いリアリティより、忍術でホータイ巻いてるとこが好き(笑)。

○ DEATH NOTE 週刊少年ジャンプ

リアリティという意味では、今週のDEATH NOTE。犯人だとばれたライト君の悪あがき。

何かしっくり来るのは、ライト君が、能力はずば抜けているけど、人間の器は小さそうだというのが、ほのかに描かれていたから。

キャラクターとしてがっちり立ってて、リアリティーが生まれている証。

主要キャラ変人ばっかなのに(笑)。物語の中のリアリティーとは、現実にありそうなことを描くという事ではなくて、このように架空の設定や存在に、説得力を持たせるという事だと思う。

「夜神月、あなたがキラです」

お見事!!

さあ、来週どうするんだろう。待ち遠しいなー。

○ 星になったチロ 後編 月刊プレコミックブンブン

ポプラ社の同名の本を漫画化。原作の著者は藤井旭氏。

白状します。

先月単行本作業に追われていた私は、送られてきたブンブンをチラッと流し読みしただけでした。

この漫画にいたっては、パラパラッとめくって、「ふーん、犬の話かー。動物ネタは子供に受けるからねー」と、すっかり擦れてしまった大人の感想を持っただけでした。

後編見ていまさら気付いた。

藤井旭って、あの藤井さん?

じゃあ、チロは、あのチロか!!!

小学生のころ、宇宙の魅力に取り付かれてました。

お年玉を貯めて、当時市販されていた物では最高位機種のニュートン式反射望遠鏡、口径100mm焦点距離1000mm、ぶっちゃけ子供が扱うにはでかすぎ、な望遠鏡を買いました。

図書館の子供向けの星の本を読みつくし、大人のコーナーのロケット工学の本まで読む始末。とうとう、「東大へ行って、ロケット打ち上げる!!」と決意しました。

そんな、「末は博士か大臣か」っぷりに感激した祖母は、もっと本格的な星の本が欲しいという孫のリクエストに、ダンボールいっぱいの天文学の本で応えてくれました。

藤井旭さんは、そういう天文学の啓蒙書を、たくさん書いている方です。今でも実家にたくさんあるんですよ、藤井さんの本!!

中にはエッセイもあって、チロの話も読んだ!! 凄い好きだった!!

あの頃は、まだ死んでなかったよ!!

うわーん、チロ~!!

何でブンブンは、この企画を、オイラにやらせてくれなかったんだ!! いや任されても二本同時に出来ないけどさ、現実問題。ちっくしょー、体が二つあれば……。

それでは今週はこの辺で。また来週ー。

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コメント

はじめまして。通りすがりのものですが・・・
元・星の村天文台長の大野裕明さん(藤井さんやチロをご存じなら、「大野さんって、あの大野さん?」ってピンと来ていただけるでしょうか)のHPの掲示板で、この『星になったチロ』漫画の話が話題になってまして・・・『ブンブン』ってどんな雑誌だろうと検索してたら、こちらに流れ着きました。・・・こちらの記事、大野さんにお知らせしておこうと思います。きっと藤井さんも喜ばれると思うので・・・
チロが亡くなったのを御存知ない→『星になったチロ』を御存知ない→私共より上の世代の方とお見受けしましたので、若輩者がこんなことを書いて申し訳ありませんが・・・『ケッタ・ゴール!』面白かったです!スポ根しすぎてないし、劇画しすぎてないし、とても爽やかな感じでした。(うまい褒め言葉ではないですね・・・)

投稿: ISAS | 2006/04/16 05:29

そうなんですよ。

件の「おばあちゃんが大量に本を買ってくれた」事件は、チロが'81年に亡くなったそうなので、その前で。

「星になったチロ」は課題図書になったそうですが、その時にはもう、小学生ではありませんでした。

考えてみれば、それから20年以上経ってるんだから、犬がそんなに長生きしてるわけないんですけど。でもやっぱりショックですね……。

とりあえず、新装版が出ているようなので、今資料の本と一緒に注文しました。

仕事終わったら、じっくり読もうと思います。

投稿: ひろし | 2006/04/16 06:12

実は私も、『星になったチロ』が課題図書になったときはもう高校生でした。86年夏に全国の課題図書になったように記憶していますが、私が持っているのはそれ以前、85年冬に都道府県レベルの課題図書になったときのものです。
当時からやっている図書館なら、今でも当時の版のものが置いてありますよ。復刻版(私の生き方文庫)が『チロと星空』まで出ていますが、他に『チロの星まつり』『チロの星アルバム』『チロの星日記』、実業之日本社より『チロ天文台の星仲間たち』が出ています。

投稿: ISAS | 2006/04/16 21:08

図書館の蔵書目録を調べて見つけました。
 
暇を見て、そちらも読んでみようと思います。
 
子供の時に好きだったものの続きに触れる機会があると、あの時の楽しい時間がずっと続いているような、幸せな気持ちになっていいですね。

投稿: ひろし | 2006/04/17 14:27

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