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2006/03/21

獣神サンダーライガーの垂直落下ブレーンバスター

この間ブレーンバスターに触れたので、「プロレス技列伝」9発目は、獣神サンダーライガーの垂直落下ブレーンバスター。

この間も触れましたが、オイラがプロレス見始めたときには、すでにブレーンバスターは、必殺技じゃなくて、つなぎ技になっていて。

「脳天砕き」のはずなのに、背中から落としているのはなぜだろう? という状態でした。

アメリカの放送見てると、ブレーンバスターではなく、バーティカルスープレックスと呼んでるときがあって、そっちの方が正確な表現ですね。

そんなブレーンバスターにフィニッシュホールドの地位を取り戻させたのが、獣神サンダーライガー選手だった……と思うんだけど、川田選手とどっちが先だったっけ?(←うろ覚え)

真っ逆さまに持ち上げて、真っ直ぐ落とす。そうそう、それこそ脳天砕きですよ! ……なんて余裕はなく。初めて見たときには背筋が凍る思いがしました。……死ぬ?

そんな垂直落下ブレーンバスターは威力も絶大で、現在ではいろいろな選手がフィニッシュホールドに使っていますが。ライガー選手のブレーンバスターが素敵だ、と思うわけは。

ギリギリのところで、相手をコントロールしているから。

真っ直ぐ落としているんだけど、すんでの所で首をホールドした腕をぐっと絞めて、きっちり相手を倒している。落ちて倒れるところまで、ちゃんとコントロール出来ていて、危ない技なのに、見ていて、なんかきれいに見える。

ライガー選手は、「プロレスは芸術だ」と言ってます。あれだけ危ない事をして、それでもあんまり怪我しない。それはプロフェッショナルとして、ギリギリの線で闘っているから。まさに芸術的な技術が、それを支えている。

ライガー選手はさらに、雪崩式垂直落下ブレーンバスターという、二階から真っ逆さまに落ちたら普通死ぬじゃろ! というような、すんごい技も使います。受けて生きてるレスラーも凄いです。

過激の一途をたどるプロレスで、それを支えるプロフェッショナルな技術と心意気。ほんと、凄いなと思うのです。

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