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2006/03/09

パッケージとしての漫画雑誌② 漫画雑誌カタログ説

「雑誌って、単行本を売るためのカタログなのかもしれませんね」という趣旨の発言を、編集さんから聞いたことがあります。

主語が抜けてます。

雑誌が本来そういうものだ、という発言ですが、それは作ってる人の考え方次第かと。

読み物にも出来るし、カタログにも出来るし。

オイラは読み物にして欲しいです。

その方がよい、と思います。

雑誌と単行本が逆転、という話を聞いて、へーと思っていろいろ回っていたら、自説を裏付けるデータを見つけました。雑誌の発行部数のデータ。

どの雑誌もじわりじわりと下がってて、ホントだ増えてる雑誌探すの難しいや、と思ったんですが。その中で目を引いたのが。

週刊少年ジャンプ1.4%減に対し。

週刊少年マガジン13.1%減。

7.6人に一人が逃げてる!!

一時期、きわどい攻防に持ち込んでたのに!

でも、さもありなん。

オイラは結構マガジンのスポーツ漫画が好きな、古株読者なのですが。辛いもんね、最近のマガジン。

2004年の回顧で真っ二つだ、と嘆き、2005年の回顧では、もしかして揺れ動いててもいいのかなあ、とつぶやいてますが。やっぱりまずかったようです。

最近のマガジンはまさにカタログ状態。物凄い振れ幅です。これだけ幅広く漫画を取り揃えている雑誌は、他にないでしょう。

特に「KILL WIZARD」が始まった時は、「うわあ、ここまで来たか」と驚きました。

スポーツ漫画あり格闘漫画あり、ヤンキーものありラブコメあり、ギャグあり萌えありファンタジーありで、もしかして、あと少女漫画を載せれば、ほぼ網羅できるのでは?

でもやっぱりカタログじゃあ、読む方困る。

確かに、同じ物を揃えない方がいい、とは言ったけど、今度は別の意味でパッケージとしてまとまってないし。

なんて言うのでしょう。昨日と同じで定食に例えると、食べあわせを全然考えてない感じ?

「KILL  WIZARD」を読む人が「ジゴロ次五郎」を読むとは、到底思えないし。

なんか売れることに汲々として、お客さんの顔を見てないですよね。

読者として文句言いましたけど、同業者としては、今のマガジン凄いな、と思うのです。

週刊誌なのにあのクオリティー。昔に比べても格段に上がってる。一週間であんな密度の物を仕上げるなんて、同じ人間なんだろうか。

だから、質云々というよりは、やっぱり戦略ミス。

でももしかしたら。雑誌の部数を犠牲にしてでも、単行本が売れればいいや、という事なんでしょうか。実際にそうなってるのかな? その辺の編集方針は分かりませんが。

でも古株読者としては、もっと読めるようにして欲しい……。このままだと、同じタイプの読者の人は、まだまだ逃げ出すぞ。

やっぱりちゃんと、お客さんの顔を見て、読めるパッケージとして本を作って欲しいです。

カタログはいやだ。

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