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2006/03/10

3/5NOAH武道館 「4大」シングル

「イナバウアーー!!!」

川畑さんのこの新技が、ある意味最大の「しょうげき」だった(笑)、3/5NOAH武道館大会。

永源さんの武道館最後の勇姿。試合後みんなに担がれて退場する姿にジンと来て。

川畑さんの新技に、思わず吹き出し(笑)。

ついつい日高&藤田組にガッツポーズし。(だって去年から……)

タイトルマッチのすんごいシバキ合いに、はあ~とため息を漏らしたり。

でもここは最近NOAHには珍しく、「世代交代」「ヘビーvsJr」論争が起きていた、シングル4戦。

力皇vs小川。

田上vs丸藤。

三沢vs森嶋。

小橋vsKENTA。

について書きましょう。

ほんとは五大シングルなんだけど、一つはタイトルマッチだったから。チャレンジマッチ四つ、というニュアンのくくりなのですが、一発目、力皇vs小川戦。

力さんチャレンジ組なの、間違ってるよ。元GHCチャンプですよ? こうやって煽ってもらわなくても、自力で扉は開いたし。

力さんすでに、一抜け状態。

この試合は、力さんが過去の汚点を払拭する試合。小川さんがチャンピオンの時、他のヘビーの人には、ありとあらゆる引き出しを開けて、大逆転丸め込みで勝ったのに、力さんには、その必要は無いとばかりに、フツーにバックドロップホールドで勝った。

今回は、小川さんもありとあらゆる手を使い、力さんはそれを力づくで粉砕。力さんがちゃんとトップ戦線にいる証。

さて、偉かったのは丸藤選手です。田上さんを丸め込み。劇的な大逆転勝利。

最近ちょっと、丸め込みで勝つ試合、多いな、と思ってたんですよね。やっぱりこういう事、狙ってたんですね。

体格差をテクニックでカバーする作戦、見事成功。小川さんという、よいお手本もいることですし。丸藤選手、力さんを追走。

さて、注目していた森嶋君ですが。

ほんとに、ほんっとーに、あと薄皮一枚なんだけどなー!

熱烈三沢ファンのオイラの感想として。あんな試合中に苦しそうな三沢さん、めったに見れないよ!

と言うか、勝てたよ、この試合。

最後の方で、バックドロップ、裏投げ、ラリアットと、ばらばら単発でカバーに行ってたけど、あそこで一気に畳み掛ければ。

そういう勝負所の厳しささえ身につけば、もう十分いけるはずだ!

それはまさしく三沢さんが、この試合で見せたもの。ここで勝つのだ、と心に決めた時、鬼の形相でエルボー連打。徹底的に叩き潰す。

身をもって味わったアレが、出来る様になればいいなあ……。

さて、最後の小橋vsKENTA戦。

何か評判としては、いいんじゃないかなーと思うんだけど、オイラの評価はちょっと違う。

KENTA選手、今時代の寵児として持ち上げられてるけど、実は一番辛いような気がする。

善戦マン……。

何か、菊地さんの若い頃を思い出してました。真っ向からぶつかって行って、派手な玉砕。

打撃のいいのが決まれば可能性ある、って言ってたけど、上の世代の人だって。

三沢のエルボー、ハンセンのラリアット、川田のジャンピング・ハイキック、小橋さんもラリアット……。そういう物凄い打撃がある中で、戦ってきたわけだから。

結構追い込んだように見えて、実はそう簡単には、取れないんじゃないかなー。

かつ、丸藤選手みたいに引き出しがあるタイプじゃないし。

実は一番苦労しそうな気がするんだけど、どうなるんでしょうか。

みんなの今後に注目です。

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