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2006/02/16

永源遥のつば吐き

プロレス技列伝7発目。ラッキーナンバー7番をゲットしたのは、NOAHの営業部長、永源遥選手のつば吐きです。

「おいおい、つば吐きって、もうネタ切れ?」と思われたのなら、違います!!(←力説)

永源さんの楽しいプロレスは、いつも楽しみなのです。絶対前座からちゃんと見るもんね!

そんな永源さんが、還暦迎えたのを機に、来月引退……そんなわけで、現役のうちにここに書きとめておかなくちゃ、と思った次第なのです。

プロレス史を紐解くと、当然ながら永源さん、昔からあのスタイルだったわけではありません。アントニオ猪木がパキスタンに遠征、現地の英雄とシュートマッチになって腕をへし折った、という伝説の試合では、セミを任されています。

でも、オイラが見たときには、もうああなってた(笑)。引退の報道で「つば吐き18年」となってたから、ちょうどオイラのプロレス熱が燃え上がり、生で見に行くようになった頃と重なります。

つまり、オイラのプロレス観戦史は、永源さんのつば吐きと共にあったという事で(笑)。

プロレス見に行って思ったんだけど、「楽しいプロレス」というのは重要です。全部真面目だと、見てて疲れちゃう。しかも、真面目な試合って、たくさん並ぶと埋もれちゃって、後で意外に覚えてない。

昔の全日では、だいたい休憩前に、「ファミリー軍団vs悪役商会」という楽しいカードがラインナップされていて、そこで一つアクセントがついてた。そこで永源さんは活躍していたのです。

NOAHになってからは、だいたい第一試合で、お客さんを暖める役割。一回笑うと、なんか騒ぎやすくなるんですよね(笑)。

永源さんの試合は、なんというのでしょう、もう試合じゃないと言うか。あれは落語とかそんなものに似た、エンターテイメント。みんな定番の動きと分かっているのに、それを楽しみに見ている。

ロープ際の攻防になったら、来るぞくるぞと、お客さんの間に予感が高まります。下から足を引っ張られたりして、永源さんが落っこちたら、つば吐きタイム。常連さんは、それ用に持ってきた新聞紙を、そそくさと用意(笑)。

毎回毎回、おんなじように試合が進んでるんだけど(笑)、でも微妙にタイミングをずらしたりするのが職人芸。予想外のタイミングでつばが飛び出たり、逆にじらしにじらされて右往左往したり、お客さん大喜び。

予想外、という点でのクライマックスは、GHCハードコアに挑戦した時の一撃でしょう。試合終盤、もう誰もが忘れていた時、チョップを食らって吐いたつばが、至近距離から丸藤選手に直撃。完全に虚をつかれた丸藤選手に、直後の丸め込み。あれ決まってたら、ほんとに伝説でした(笑)。

後にも先にも、人につば吐いて喜ばれるのは、永源さんぐらいだろうなー。

あれがもう見れなくなっちゃうのか……。寂しいですね。

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