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2006/01/19

武藤敬司のシャイニング・ウィザード

「プロレス技列伝」4発目は、前回小島選手の項で触れた、「華」という単語をキーワードに。華があると言えばこの人でしょう、全日本プロレスの武藤敬司選手。その必殺技が「シャイニング・ウィザード」

相手が片膝立ちになった所を狙って、その足を踏み台にして膝を頭部に叩き込む技ですが。

何が凄いって武藤選手、プロレス界のトレンドリーダーです。この人の必殺技は必ず流行る。

若い時のムーンサルトプレスは、今や飛び技の代名詞的存在で、その次のフィニッシュホールド、ドラゴンスクリューからの足四の字も大流行。昔は蹴り足取ったら、「軸足刈って倒してエルボー」辺りが普通でしたが、今や猫も杓子もドラゴンスクリューです。

そしてこのシャイニング・ウィザードも言うに及ばず。いろんなところで見かけますね。

でも、これは技自体の威力とか使い勝手とか、そういうものじゃないと思いますね。思わず使いたくさせてしまう、武藤選手の華なのだと思います。だってドラゴンスクリュー開発したの、武藤選手じゃなくて藤波選手だもん。忘れられてた技だったのに。

だから今回スポットライトを当てるのは、シャイニング・ウィザード本体よりも、むしろその前。シャイニング・ウィザードに行くぞ行くぞと構えてる、武藤選手のたたずまい。

中腰半身で相手を覗き込んで、両腕開いてバランス取ってるあのポーズ。正直ポーズとしては、むしろかっこ悪いのではないかと思うのですが。武藤選手がやると、なぜかかっこいい。

こういう本人の持ってる華と言うか色気と言うか味わいと言うか。そういう物がプロレスの技には大切。手順とその行為による結果だけでは、完成された技とは呼べないのです。

この人が使うからこそ、というところまで磨きこんで、初めて完成。そういう技を持っている人を、一流レスラーと呼ぶのだと思います。

そんな技をいくつも持ってる武藤選手は、まさに超一流ですね。

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