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2006/01/29

1/22NOAH武道館 凄技

仕事中に見た、1/22NOAH武道館大会。凄いよ、度肝抜かれたよ!

仕事中だったので録画して、食事時にまず、タイトルマッチから観戦。セミファイナルGHCJrヘビー級選手権、王者KENTAvs挑戦者丸藤。これがとにかく凄かった。

タイトルマッチでは、よく試合中に、想像もしてなかったような凄い技が飛び出すときがありますが、この試合はそれが一つや二つではなかった。

二人が次々に繰り出す技の凄いこと! 同じ人間がやってるんだとは思えない。何か特撮でも見ているかのようだ。出す技も凄いんだけど、それを受けてもなお立ち上がるなんて、考えられないよ。

「NOAHのジュニアは最強です」とは、ライガー選手が来て挑発した時に丸藤選手が口にした言葉ですが、もうジュニアどうこうじゃないですよ。プロレス界全体を見渡しても、これは最高峰に入るレベルの試合だったと思う。

何せ次のメインイベント、GHCヘビー級選手権だって、別に悪い試合じゃなかったのに、勝った秋山選手が殊勝なコメント出してたもんな。「あの二人があんなに体張って頑張ってるんだから、負けられない」とか何とか。

気が付いたらあの二人が、NOAHをも引っ張りかねないぐらいになっていた、という事で。ほんとに凄いなあ。

さて、この日一番の試合は、これで決定なんですが。

インパクトで言うと、これを上回る物があったのが、これまた凄いとこ。

一つ前の試合、小橋&泉田組vs曙&力皇組。超ド級の、フィニッシュホールド。

何と、曙さんと力さんの、合体ダイビングボディプレス!! 二人合わせて330kgオーバー!!

死ぬって!!

いやー、単純に、凄い攻撃でしたよね(笑)。

なんか二人でポストに上って、どうする気だろうと思ったら、土俵入りのポーズとって。それでせーので、どどーんと。

上から車が降ってきたのと同じですよ、あれ。それ食らって生きてる泉田さんも、ある意味凄いよ(笑)。

またポーズ取ってる曙さんと力さんが、なんか嬉しそうなんだよなあ(笑)。

曙さんはK-1では、散々ですが、あれ見てると可哀想で。だって相撲で培った、得意の突き押し張り手が使えない状態なんだもの。いわば技術的には白帯クラスの人が、客寄せパンダに使われてる。

その点プロレスのリングに上がった時は、相撲殺法全開なので。

諸手突きで、小橋選手が吹っ飛んだのも凄かったなあ。考えたら、小橋選手の体重は、相撲取りでは小兵の部類。小錦さえ突き出した曙にとっては、かるーいもの。

自分のよさを前面に押し出して闘えるんだから、そりゃあ楽しいだろうな、と思うのです。プロレスの懐の深さですねー。

とにかく驚愕の試合が連発、驚きも感動も喜びも詰まった、いい大会でした。

追記:

あの技は「リキボノスプラッシュ63」というそうです。二人は昭和63年の同期なんだって。最初っからやる気満々だったわけですね。泉田さんは、災難だ(笑)。

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