はやぶさ三年後に
小惑星イトカワへ着陸を果たした後、姿勢制御ができなくなった探査機「はやぶさ」について、宇宙航空研究開発機構は14日、今月中の地球に向けての出発を断念し、帰還を当初予定の2007年6月から3年間延期すると発表した。姿勢制御に使っていた化学エンジンの燃料漏れが復旧せず、姿勢のぶれが自然に収まるのを待っている上、9日からは地上との交信が行えない状況になっているのが理由。
共同通信12/14
ちょっと前のニュースですけども。仕事中これを聞いてビックリ。なかなか上手い事いきませんねー。
ガス漏れが止まらないようです。交信が出来なくなってるのは、そのせいで探査機のスピンが乱れて、倒れかけのコマみたいに、ぐらぐらしながら回ってるかららしいとの事。アンテナを地球に向けられなくなってるんだって。
姿勢制御用の化学エンジンの燃料がどんどん漏れちゃって、リアクションホイールも壊れてる。とうとうイオンエンジン用のキセノンガスまで使ってるようです……。大ピンチですね。
小惑星「イトカワ」と一緒にぐるっと一周して、3年後の帰還を目指すわけですが。
これだけのトラブルの数々を乗り越えて、なおかつ奇跡的にサンプル取れてたりしたら、漫画を超える大冒険ですよ。
がんばれー。
| 固定リンク
「日記・つぶやき2005」カテゴリの記事
- 通行許可(2005.12.24)
- 人口減少時代を乗り切りたい(2005.12.27)
- はやぶさ三年後に(2005.12.24)
- ごろごろ(2005.12.26)
- 2005年のかわせひろし(2005.12.31)
コメント