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2005/12/05

漫画家になりたい

「なれる確率  漫画家」で検索が。気になるよね。

確率、となると、まず分母がいくつか考えないといけませんが。

毎年話題になる、小学生への、将来就きたい仕事のアンケート。漫画家は常に上位にランクイン。上にスポーツ選手がいたりするけど、サッカーも野球も一緒くただから、それ考えると、トップ級。

これを分母にすると、漫画家予備軍が一学年当り何十万人もいることになりますが、さすがにこのお題には適切じゃないですよね(笑)。小学生だと、まだ働くことに現実感がないもんね。

実際のところ、自分が将来大人になって、働いて生計立てるんだなー、と漠然とでもいいから意識するのは、受験とかで進路を考える頃からでしょうか。高校受験辺りから?

高校生ともなると、漫画家志望者はかなり減ってるはず。でもそれでも、漫画家になりたいと思ったら、みんななれるかってーと、そういうわけでもなくて。

減ったといっても、学校に一人ぐらいいますよね。漫画描いてる人。そういう人は程度の差はあっても、なれるものなら漫画家になりたいと思ってるだろうから、ここを分母にすると。

全国に何千という高校があるわけだから、世の中に毎年何千何万という、漫画家の卵が生まれてる事になる。漫画教えてる専門学校も、結構たくさんありますし。

それに対して、いろんな雑誌で新人賞を募集していますが、何百、下手すりゃ千の単位で応募があって、デビューできるのは何人かです。

雑誌もたくさんあるけれど、それでも毎年何千人もデビュー、という事はないと思う。多分数百の単位だと思います。

とりあえずデビューする時点で、かなりふるい落とされる計算。数%ぐらい?

さらにデビューしたとしても、それは言わば仮免だから。一応漫画家だけど、やっぱり連載とって漫画で生活できないと、一人前とは言えないから。

この連載にたどり着く過程で、またふるい落とされて、最終的には、何百人に一人という計算だと思います。

オイラもここにたどり着くまで、長かったですからね……。まあ、下手だからなんだけどさ(笑)。油断してると、また仮免漫画家に逆戻りしちゃうから、気をつけないとなー。

ちなみに下積み長いオイラの体験談から来る、この「漫画家になる確率」を上げる方法は。

この数字を聞いても怯まない、ガッツを持つことです。

最後は根性論。いやホントに。

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