12/4NOAH横浜文化体育館 バックドロップ噴火せず
惜しい! もうちょっと!
12/4NOAH横浜文化体育館大会、メインイベントGHCヘビー級タイトルマッチ、王者田上明vs挑戦者森嶋猛。森嶋君の必殺技、バックドロップ噴火せず、田上選手が振り切って初防衛。
いや、一応一発途中で出たんだけど、相手が踏ん張ったためか、中途半端な低い一撃で、決定的なダメージを与えるまでには至らず。田上さんはそれでかなりバックドロップを警戒、その後は徹底的にこれを嫌っていました。
事前に二人とも新技予告をしていたのですが、森嶋君のはたぶん途中のデスバレーボム。田上さんのは最後のノド輪の新バリエーションでしょうか。
相手をロープに押し込んだ反動で、大きくブン投げる。ノド輪落としならぬノド輪投げ。これがフィニッシュ。
ちょっと素敵な、心惹かれる技でした。
タイトル奪取とはいかなかった森嶋君ですが、不甲斐ない内容だったかと言うとそんな事はなく。
最近何かに目覚めて吹っ切れたのか、でかい体の圧力を存分に感じさせる猛攻。そして昔からの、大きな体に似合わない(笑)きれいな受身。
持ち味存分に出して、でも後もうちょっと。バックドロップさえ決まればなあ。
体力つきかけのボロボロの終盤になって、素直にバックドロップ狙いだったのが、防がれちゃった原因だろうか。ああいう所が、シングルの修羅場経験の必要な所なんですかねえ。
力さんの初戴冠の時も、最後の最後に誰も思ってなかったビックリのぶちかましがあったし、無双のバリエーションも出たし。単純に新技とは限らないんだろうけど、何か相手の予想を超えるものが出れば。何か1手、そこからバックドロップに繋げば。
惜しかったなー。
でもこれで、森嶋君が十二分にタイトルコンテンダーの力があることが、証明できたわけで。田上さんの噴火も年に一度の椿事じゃなかったわけだし(笑)。
ヘビー級戦線、層が厚くなって楽しくなってきましたね。
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