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2005/11/16

スタン・ハンセンのラリアット

「プロレス技列伝」二発目は、前回を受けてスタン・ハンセンのウエスタンラリアット。

「不沈艦」と評された、スタン・ハンセンの恐怖のフィニッシュホールドがこれ。ハンセンさんはテキサスからやって来た荒くれカウボーイ、というキャラだったので「西部の投げなわ」という技名。

確か、大きな牛を引っ掛けてなぎ倒す投げなわの妙を見てヒントを得て開発、みたいな伝説だったはず(うろ覚え)。さらにこの技で、WWWF王者「人間発電所」ブルーノ・サンマルチノの首を折ったという伝説も。

実際には、元プロフットボーラーだったので、得意だったタックルを応用。昔は首引っ掛けてなぎ倒しても、反則じゃなかったんだそうな。相手の首を痛めたのも、ボディスラムのすっぽ抜けで、ラリアットではなかったと自伝にありました。

でも、恐怖の技だったのは本当です。だってオイラの応援しているレスラーが、こいつの前に何度涙を飲んだことか。

相手が弱ってきた頃、左腕を高く掲げ、サポーターを直す仕草をしたら、ラリアットタイムの始まり。そこからロープに振って、カウンターでなぎ倒すのが、正調ウエスタンラリアット。ですが、怖かったのはこいつより。

それを何とかかわしても、そこからはラリアットタイム継続中なわけですよ。助走なしでいきなり居合い抜きのラリアットが爆発することがあって、とにかくそいつが怖かった。頑張って反撃して押し込んでいても、ドガーンと一発で轟沈。

とにかく体重の乗り方が抜群でした。全エネルギーが左腕に集中って感じで。シンプルな技ですが、だからこそ、体の使い方とかそういうとこで差がつく。そこにある種の美しさを感じてしまうのです。

さらにラリアットには特別な思い入れが。

外国人ヒールとして全日で活躍していたハンセンさん。ですがだんだん年取ってピークを過ぎて。「不沈艦」が沈んだとか言われちゃう始末。

そしたらだんだんオイラの中で、ベビーフェイスのポジションに。衰えは隠せなくても、スタン・ハンセンであり続けようとするその姿。それに物凄く感情移入。そんなファンの人は多かったはず。

本人はインタビューで、「オレはヒール」と言い続けていましたが、明らかに会場人気は大ベビーフェイス。馬場&ハンセン組とか、燃えたなあ。

そんなオイラの心のよりどころが、ラリアットでした。「大丈夫だ、まだラリアットの威力はそんなに落ちてない。あれが決まれば勝てるはず!!」 ずっと恐怖の対象だったフィニッシュホールドが、今や一番頼れる技に。

ラリアット使いの人は今やたくさんいますけど、あれだけの思い入れをもって見れるラリアットは無いなあ。

ウエスタンラリアット、フォーエバー。

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