vs浦和 お返しされた…
大惨敗。vs浦和、0-7。
一枚目のカードで、運命が決まってしまった。
ちょっと真面目に書いていいですか。審判の問題について。
審判というのは大変な仕事だと思う。ちゃんとやって当たり前、出来ないとブーイング。しかも大して稼げるわけでもないし。でも今日については、言わせてくれ。
一枚目のカードが、早すぎる。
よく、誤審について問題になるけれども、それは仕方ないと思ってる。吉田主審のやつとか、こないだの片山主審は論外ですよ? ルール間違ってんだから。でもファールを取るかどうかは、見る角度にもよるし、いっぺんに大勢の人間を見なきゃいけないわけだし。
もし完璧を期すなら、それこそカメラ何十台も入れて、ビデオ判定するしかないけど、アメフトみたいにプレーが途切れるスポーツならともかく、サッカーにはマイナス。
しかも、この問題は、どうしてもやられた時の印象が強く、被害者意識に陥りやすいけれども、助けられる場合もあって、八百長でもない限り、長い目で見たらイーブンになっているはず。
なので、人間のやることだし、判定機械じゃないんだから、ミスには寛容に、と思ってるのですが。機械じゃなくて、人間のやることだからこそ、期待していいこともあるはずだ。
それは気遣い。
今日の山西主審は、明らかに笛の多い審判だった。審判によって判定基準が違うのも、疑いようのない事実だけど、これも人間のやることだから、多めに見よう。選手が対応すればいいのだ。野球でもよく聞く話。「今日の審判は低目をよく取る」とか。
でも、対応する時間はくれないのか。
明神選手の一枚目は、確かにちょっと遅れて交錯して、相手が派手に吹っ飛んだけれども、悪質だったわけじゃない。相手には見えていたし、もしあれが抜けても、まだDFラインが前に揃っていて、決定機の阻止、というほどでもなかった。ファールは確実だけど、人によってはカードじゃないかもしれない。
まだ相手の調子もつかめていない時間帯、開始4分。しかも相手は普段控えの酒井選手。明神選手も飛び込もうとして「あれっ、意外に速い!」と思ってたかもしれない。もしそうなら、蹴ったわけでも引っ張ったわけでもなく、「間に合うと思って当たりに行ったら間に合わなかった」という、一番悪意のないファールじゃないか。
でも記録見たら、反スポーツ的行為になってたから、わざと潰した、という判断なんですよね。
二枚目は明らかにイエロー。死角から、全然ボールに絡まず足蹴った。でももし、前のファールがただのファールで、ここで一枚目だったら。試合は壊れなかったかもしれない。
今日の相手の調子を掴んで、審判の癖を掴んで、その上でやらかしたなら、そりゃ悪意だ。「二枚目は一枚目と判定基準が違うはずだ」とほのめかした選手の話を聞いたことがあるけど、それには反対。ゲームを人質にした悪意だから。
でも一枚目のボーダーラインは、みんな手探りでまだ掴んでないわけでしょう。むしろ一枚目を出す時に気遣いが欲しい。注意で済むなら、済ませてくれ。それを「ルールだから」と、機械的にカードを出すなんて。それじゃ防ぎようがない。
ファールをゼロにする、なんてムリだし。
もし機械なら、どれを選んでも、品質は一定じゃなきゃいけない。そうすれば、カードのボーダーラインは皆同じで、選手の心構えも出来ている。でも、人間がやってて、前述の通りそれは期待できないんだから、代わりに人間らしい気遣いが欲しい。
カードの乱発でゲームが壊れる試合は、大概、杓子定規にいきなり早い時間帯にカードを出した試合。しかも、微妙なラインのやつに。で、もうどんどん出さざるえなくなって、試合が壊れる。
試合が壊れる場合も、確率的には五分五分だから、長い目で見りゃ収支トントンだけど、さすがにそんな興をそがれた試合を見るなんて願い下げ。
不幸中の幸いは、場所が駒場で、大半の浦和ファンが残酷ショーを楽しめたことですかね。金払ったのに酷いもの見せられた被害者、少なかったですからね(←イヤミ)。
オイラの仕事するテンションは、物凄い下がってますけどね(怒)!!
……。
まあ、起きちゃったことは仕方ないんで、気持ち切り替えて。
特に選手の皆さんには、こりゃついてなかった、と吹っ切って欲しいですね。変に引きずって、自信なくして欲しくない。ヴェルディの例もあることだし。
考えたら、浦和に残酷ショーはお互い様だし、審判に関しても、前節誤審でちょっとお得だったから、これでトントンだ。そうだ、トントンなんだ。何にも無くしてないのだ!!
あ、でも、出場停止が痛いな。くそ……。
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