新企画・プロレス技列伝
予告通り、プロレス関連新企画をお送りします。
題して「プロレス技列伝」。昔、「プロレススーパースター列伝」って漫画があったよな……(笑)。プロレス観戦記と合わせて、週に一本ぐらいプロレスについて書こうかな、という目論見。
プロレスに熱中してン十年、その間にいくつもの素敵な技の数々を見てきたので、それについて、好み丸出しで書こうかなー、と思ってます。よろしくお付き合いくださいませ。
さて、今回はまず、序論から。プロレスの技について。
プロレスの魅力の一つが、「技」の華麗さ、美しさにあると思うのです。これ、他の格闘技だと、「技術」であって「技」じゃないんですよね。KOする技術、テイクダウンを取る技術、ギブアップを取る技術。目的のための手段であって、「技」そのものの存在では成り立たない。
でもプロレスだと、「技」が勝負論を超えちゃう時がある。ブッチャーの地獄突きを見たからもう満足、マスカラスのフライングクロスチョップを見てハッピー。そういう時。技、それ自体がエンターテイメント。
そこまでに技を昇華させるには、レスラーが大切に使っていかなければなりません。まず当然、その技の第一人者と呼ばれるぐらいに、磨きこまなければ。
さらには「○○と言えば誰」と言われるぐらい、お客さんの印象に残ってないと。そのためには試合で使い続けて、お客さんが試合を思い出した時に、その技を放つ姿が思い浮かぶようじゃなきゃなりません。
こうしてプロレスの技は、磨きこまれた美しさと、戦い続けた歴史を持つようになる。そんな素敵な技が自分は大好きで、こんなにプロレスにのめり込んでる。
何の因縁もない前座のフツーのカードでも、いい技見れたらそれだけで満足。それだけの魅力が、プロレスの技にはあると思うのです。
さて、次回からは一つ技を選んで、それについて書いていこうと思います。さて、誰の何からにしようかな。
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