イトカワ到着
宇宙航空研究開発機構(宇宙機構)は12日、探査機「はやぶさ」が同日午前10時に、約3億2000万キロかなたの小惑星「イトカワ」に到着したと発表した。同機構によると、はやぶさは小惑星から見て太陽の方向約20キロで静止。太陽を周回する小惑星に“伴走”している。2003年5月の打ち上げから約2年4カ月、857日目での到着となった。地球からの航続距離は約10億キロに達した。
共同通信9/12
無事到着ー!!
「はやぶさ」は、小惑星から試料を持って帰ることを大きな目的とした、日本の探査機です。この間の「ディープインパクト」と同様、太陽系の起源を探るためです。
「ディープインパクト」は彗星にドカンと弾をぶつけて、中身を飛び散らせて様子を探る作戦でしたが、「はやぶさ」は地表に降りて試料を取り、もって帰ってくる作戦。
太陽系は昔々、銀河に漂う星間物質が集まって出来た、と考えられています。ですが、地球は大きな惑星に育つ過程で何度も衝突を繰り返していて、その熱で溶けて混じりあい、内部に重い物質が集まってしまっているのです。
なので元々の星間物質の様子を探るため、小惑星や彗星のような小天体を探査しているのですね。
直接宇宙から試料を持ち帰るサンプルリターンと言うと、あの「ジェネシス」の衝撃映像が脳裏によみがえります。「はやぶさ」は無事に成功して欲しいです。
試料採取は11月、戻ってくるのは2007年の6月の予定。
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