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2005/09/10

プリンセス・プラスティック大公開

…を、原作者の米田さんが。

マガジンZであえなくボツったネームを取り込んで、こちらで公開中。すいません、お任せで。

「プリンセス・プラスティック」は、「漫画で交遊録」第六弾として紹介しましたが、米田淳一さん原作のSF小説です。こいつを漫画にしないか、という企画が来て取り掛かったわけですが。

「プリンセス・プラスティック」の筋をかいつまんで説明しますと、双子のアンドロイドの美女がいて。体内にワームホールを持っていて、そいつがドラえもんの四次元ポケットのように別空間に繋がっていて、そっち側に戦艦の本体を持ってる、という設定。

要するに「双子美人姉妹のアンドロイドが大活躍するミリタリ系SFアクション」。編集さんの狙いとしては、攻殻機動隊。押井的演出をしろとの要望。絵柄的に萌えが入ってもいいかなーぐらいのところか(笑)。

ところがオイラと来たら。小説読んでて「ここのテーマが膨らませられる!」と、まったく別の視点に。主人公の人工生命体としての哀しみ。強大な身体と繊細な精神のアンバランス。サイボーグ009の誰がために戦うってやつですね! と。

それで平行線。商品として考えたら、まあ向こうの言い分の方が妥当だとは思うんですが。でも、押井も攻殻も好きじゃな…げほごほ。

情報が分別されることなくどっさり詰め込まれていて、人間に対してちょっとドライでシニカルで……。それがCOOLだって事なんでしょうが。そういうかっこいいやつはおしゃれさんに任せたい。オイラはもっとウェットでハートウォーミングな……。

つか、SFが浪花節で何が悪いんだ!!

というわけで、綱引き状態になってにっちもさっちもいかなくなって。最終的にはヤケクソで、「これがオレなんだ! 使いたくないなら、使うな!!」というぐらいの、開き直り。今出来る自分の目いっぱいを描いて、それでも路線違いだと言うのなら、もういいやという。

で、ふつーにボツ(笑)。

でも、そんなネームなので、これが自分だ! と胸は張れます。長さ制限がなくなったら、もうちょっとアクションなりを膨らませられるなーと、今見て思うけど、描きたい要素は揃えてある。こういうテイストでSF描いてみたいんですよね。

というわけで、興味がおありでしたら、ぜひどうぞ。

ああっ、でも、ネームで走り書きだから! いや走り書きじゃなくても狂う時は狂うんだけど。デッサン狂ってるとか、絵がしょぼいとか、突っ込まないでー! (いきなり弱気)

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