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2005/09/20

新ジャンル

なーんかうまい具合に、自分の理想の漫画を一言で言い表せないかなー、と思っているのです。

描く題材が同じでも、描き方が違ってて、いっつもそれで打ち合わせでこじれるんですよねー。そのイメージをきっちり相手に伝えられないから、大苦戦。

「萌え」って単語は素晴らしいですね、その点。二文字でばっちり伝わってるし。ノーベル漫画賞(笑)をあげてもいい位の大発明。「萌え」はいいですよ。だってその看板背負ってたら、「何でここで美少女なの?」とか、もう誰も突っ込まないじゃん?

とりあえず並べ立ててみると。

エモーショナルな漫画が描きたいんですよね。気持ちの部分をちゃんと描いたもの。感情移入して読む漫画。気持ちがだんだん高まって、最後にあふれ出すような。

人情物なの? じゃあ青年誌は? とも言われたんだけど、それも微妙にイメージと違う。こんなんだから、困ってるんですけど。

漫画って省略しないとページに話が収まらないんで、何を削るか、という作業になって。そこで自分が、ここが要所だ! と気合入れた所が、いつも「こんなにいらないでしょ?」と言われちゃう。でもそこ掘り下げて描かないなら、自分にとってはそれは、ただ形だけの抜け殻みたいなもので。

成功例がないわけじゃないので、やってやれないことはないと思うのですが。例えば原哲夫先生の「北斗の拳」とか「花の慶次」とか。いや、オイラと作風が全然違うから、これまたさっぱりイメージが人に伝わらないんですけども。

ちょっとしたひとコマ入るかどうかで、気持ちのリアルさ、全然違ってくると思うんですよね。話は荒唐無稽でも、真実味を帯びてくるというか。そこを大切にした漫画。なんか上手い言い方が……。エモーショナルな漫画……。

略して「エモまん」?

だめだ、語呂わる! かっこ悪いし! 「エロまんが」と間違えられちゃうし(笑)!

という訳で、悩みは続くのでした。

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