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2005/09/24

志賀選手復帰!

大会の感想とは別枠でお送りします。志賀選手、966日ぶりに復帰です。感無量。

志賀選手は当初首の痛みを理由に欠場していましたが、その痛みの原因は「黄色靭帯骨化症」という難病でした。その難病を乗り越えての復帰戦。傍からは想像も出来ないような、困難な道のりだったに違いありません。

志賀選手を最初に見たのは、まだ全日本プロレスの頃。「馬場さんみたいな若手がいるぞ?」というのが、最初の感想。

背が大きく手足が長く、でも肉が付いてなくてヒョロッとしていて、そしてなぜか若いのに、手足の動きが馬場さんそっくり。なんか凄く不器用な感じ。

次世代のヘビー級して期待されてたけど、なかなか肉は付かないし、かといって器用でもないしで、凄い苦労していた。それでも真面目で一生懸命なのは伝わってくるので、見てる方としてはもどかしい。頑張れ、頑張れと一生懸命応援していました。

そんな志賀君が、肉が付かない自分の体を自覚して、関節技を特訓して頭角を現し始め、よしこれからかという時の突然の欠場。それから二年半。戻ってこれてほんとによかった。

実際には完治の難しい難病なので、現在も闘病中。いつまた悪くなるか予断を許さないそうです。いつプロレスが出来なくなるか、分からない。

そんな中、闘い続ける志賀選手の姿に感動しました。

試合についてもコメント。

欠場中も研究してたんだなあ、と感じさせたのが、丸め込みのレパートリーが増えていたこと。

関節技はギュウギュウ絞って相手が痛がってる様が、どうしてもヒール色が出て人柄に似合わないなーと思っていたので。こっちの路線の方が似合うんではないかな?

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