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2005/08/30

魂の叫びが聞きたいんだ!

ここで漫画やアニメの話するときに、割と地味でしっかりした描き方してるものを誉めることが多いのですが。

じゃあ、売れセンのバトルアクション系とか、嫌いなのかと言うとそうでもなくて。

いやむしろ、うるさいのです。だってプロレス大好きだし、オイラ本人は、合気道だって、乱捕り試合のある流派をわざわざ選ぶくらいだし。

試合していて、自分がピリピリと研ぎ澄まされていく緊張感は、嫌いどころか大好き。試合前の緊張感とは違うんですよね。アドレナリン出まくりで、日常とは違っている異常空間。

その時は相手の骨折っても心の中でガッツポーズだし(さすがにほんとにやると怒られる)、逆に自分が怪我しても、「ち、やっちまったか。仕方ない、腕の一本ぐらいくれてやる!」という気分だし。

別に普段は喧嘩するようなタイプじゃないのに、そんな戦闘モードになるからびっくり。そういうのは漫画の中の出来事じゃないんですよね。空手やってた人とも、そうそう、という話になって。

そういうのが描かれていないと、嫌なんですよ。

「闘い」が描けてないじゃん、受けるからってファッションだけじゃん、「闘う」って事は、自分の全存在をその一瞬に賭けるって事でさー……。という具合に文句がぶちぶちと。

思うに、描きたいから描いてるんじゃなくて、「漫画ってこうだよね」という状態で描いてる時、そういう文句が出ちゃうものが出来上がるのではないか、と。

好きで読む人は、ほんとにその対象が好きでうるさいんですよね。だから深く掘り下げて、隅々まで気を配ったものじゃないと、満足できない。例えば「可愛い女の子が出てくる漫画」でも、こういう子が可愛いんだ、という「こういう」の部分がしっかりしていないと魅力を感じなくて。デザインにしても、仕草言動にしても。

そういうものを描くため、そこまで粘って描くために必要なのが、本人のこだわり、もっと言っちゃえば「魂」だと思うんですよ。

みんないろんな色の魂持っているはずだと思うんですよね。絵描きとしての魂だったり、語り部としての魂だったり、どのジャンルに対してということもあるだろうし、どういうエピソードに対してというのも。

そういう本人の「好きなんだ!」という魂がほとばしっている、魂の叫びが聞こえる漫画が、もっと読みたい。

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