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2005年8月

2005/08/31

おまけも終了…

おまけ漫画12pも本日終了。

秋に単行本が出るのです。で、その作業が今月だったのです。表紙描いたり、手直ししたり。でも、一番大変だったのが、おまけ漫画。

最初に読み切りがあって、さらに連載一回目が増ページだったので、単行本にする時にページが合わなくて。もともとブンブンの単行本は、みんなおまけページをつけてるんですが、ちょっと多目に12ページ余った状態。で、それなら漫画をつけましょう、子供に一番求心力があるのは漫画のはずだ、と自ら言ったのがそもそもの始まり。

漫画で12pと言えば大したページ数じゃありませんが、連載が24p~26pしかないことを考えると当社比1.5倍。ただでさえ手が遅くて苦しんでいるのに、もうほんとに終わるんかな、という状態に(笑)。何とか、終了。

人がもう一人使えれば、だいぶマシだったのですが、予算の都合上。原稿料が千円高かったら、マンパワーで二日は縮まるのになー。ペーペーは辛いのう。

さらに辛いのが。おまけ漫画の分終了が遅れた結果、すぐ次の仕事にとっかからないといけないこと。

な…夏休みがないですよ?

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2005/08/30

魂の叫びが聞きたいんだ!

ここで漫画やアニメの話するときに、割と地味でしっかりした描き方してるものを誉めることが多いのですが。

じゃあ、売れセンのバトルアクション系とか、嫌いなのかと言うとそうでもなくて。

いやむしろ、うるさいのです。だってプロレス大好きだし、オイラ本人は、合気道だって、乱捕り試合のある流派をわざわざ選ぶくらいだし。

試合していて、自分がピリピリと研ぎ澄まされていく緊張感は、嫌いどころか大好き。試合前の緊張感とは違うんですよね。アドレナリン出まくりで、日常とは違っている異常空間。

その時は相手の骨折っても心の中でガッツポーズだし(さすがにほんとにやると怒られる)、逆に自分が怪我しても、「ち、やっちまったか。仕方ない、腕の一本ぐらいくれてやる!」という気分だし。

別に普段は喧嘩するようなタイプじゃないのに、そんな戦闘モードになるからびっくり。そういうのは漫画の中の出来事じゃないんですよね。空手やってた人とも、そうそう、という話になって。

そういうのが描かれていないと、嫌なんですよ。

「闘い」が描けてないじゃん、受けるからってファッションだけじゃん、「闘う」って事は、自分の全存在をその一瞬に賭けるって事でさー……。という具合に文句がぶちぶちと。

思うに、描きたいから描いてるんじゃなくて、「漫画ってこうだよね」という状態で描いてる時、そういう文句が出ちゃうものが出来上がるのではないか、と。

好きで読む人は、ほんとにその対象が好きでうるさいんですよね。だから深く掘り下げて、隅々まで気を配ったものじゃないと、満足できない。例えば「可愛い女の子が出てくる漫画」でも、こういう子が可愛いんだ、という「こういう」の部分がしっかりしていないと魅力を感じなくて。デザインにしても、仕草言動にしても。

そういうものを描くため、そこまで粘って描くために必要なのが、本人のこだわり、もっと言っちゃえば「魂」だと思うんですよ。

みんないろんな色の魂持っているはずだと思うんですよね。絵描きとしての魂だったり、語り部としての魂だったり、どのジャンルに対してということもあるだろうし、どういうエピソードに対してというのも。

そういう本人の「好きなんだ!」という魂がほとばしっている、魂の叫びが聞こえる漫画が、もっと読みたい。

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2005/08/29

人形つかい

人形つかい。1951年。ロバート・A・ハインライン著。ハヤカワ文庫。

ハインライン強化キャンペーン中。いや、自分にね(笑)。こないだ久々に読んだら楽しくなってきちゃって、いろいろ漁っているのです。

書かれたのがもう50年も前なんだから、古典中の古典なんだけど、小説の利点に一つ気がつきました。絵がついてない。

いや、それは利点なのか? と言われそうだけど、古いやつの時には。漫画とか映画だと、どうしてもデザインが古くなって、画面全体が「古いですよー」と主張し始めちゃうんだけど、小説の場合。最新デザインに脳内で補完可能。

確かに描写の中にはいくつかどうにもならないものがあるけど、例えば「円盤型の宇宙船」と書いてあっても、ディテールの処理によっては最新型に。漫画だと手塚センセのあのかわいい感じの宇宙船になってしまいます。僕は嫌いじゃないんだけど(笑)。

さらに古くなったことによって、一周して新鮮な場合もあるよなあ、とも思いました。なんかそれも楽しい。

キャラクターの造型が。昔のアメリカンなヒーローとヒロインなんだけど、逆に最近見なくて新鮮なんじゃないかと。エリートで有能なんだけど、基本的には直情型の熱血漢。うじうじ悩まず行動力で勝負するタイプの主人公。

で、もっと新鮮だったのが、ヒロイン。謎めいた美女。全てを知ってる頭脳明晰なタイプで、男の気持ちを手玉に取る。でも一歩内面に踏み込むと、惚れた男にとことん尽くすタイプ。

今ほど女性の社会進出が進んでいない昔のアメリカで、多分当時最先端の進んだ女性像なんだろうけど、その絶妙のバランスが。凄い魅力的。

今の最先端女性像だと、ヒロインとしては難しいんですよね。男に勝とう勝とうとしちゃう強い女性像。本人が主人公なら別にいいんだけど、二番手で出てきた場合はでしゃばりになっちゃう。

その点この作品のヒロイン、メアリは。強くて自立しているんだけど、ふっと健気なところを見せるわけですよ。そのギャップにドキドキ。

「ハインラインが漫画っぽい」と書きましたが、それは多分、こういうキャラクターの魅力に負うところが大きいと思うのです。ほんとに面白い。

さて次何読もうかなー。

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2005/08/28

覚えてる?

長く業界内に棲んでいると、業界の常識として語られていることに、たくさん出くわします。うなずく場合もあるし、えー? と異論を唱えたい場合も。

前からよく聞くんだけど、ちょっと気になってる言葉。

「次号まで、読者が覚えていないかもしれないじゃないですか」

ちょっと難しい伏線張っちゃったり、細かいネタを振っちゃったりすると、言われやすい言葉。でもこれ、ケースによっては考える必要ない、と思うんですよね。

確かに、前回が思い出せなくて困る漫画、というのはありますが。それには大きな別の問題が。

立ち読みで読んでた場合。

買いなさい、と。君はそれで飯食ってる側の人間のクセして何やってんのかね、という問題が(笑)。

つまり、ほんとに間が空くなら、覚えてないかもしれないんですが、買ってたら読むだろ、という事で。雑誌を買って、それが部屋に置いてあって、次号が発売されるまでに一度しか見てもらえないというのは、むしろそっちの方が由々しき大問題。

つまんないってことでしょう?

特に今、自分はブンブンという児童誌に描いていて、おまけがついているから、立ち読みの読者はいないはず。買った漫画に目を通して網棚にぽいって、そんなサラリーマンが読者の雑誌でもないし。

自分が子供の時を思い出しても、好きな漫画は何度も何度も読むわけで。一回目を通してもう読まないという事は、確実に面白くなかった証拠。そんなテンションでは、単行本なんか買ってもらえない。

単行本を喜んで買い揃えているレベルの読者だったら、細かいネタが振ってあって、単行本買って読み直したときにそれに気が付くのは、お得感があって、むしろ嬉しいことなんではないかと。

つまり、次号まで覚えてないかもしれない、と感じるという事は、面白くないというサインである可能性が高い。そこを突っ込む前に、そっちを点検することに力を入れないと駄目なのでは。

怖い話だね、ほんと。大丈夫かな、オイラ。

同様のケースで「セリフが多いと読まない」というのがありますが、それはまた今度。

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2005/08/27

八話目終了も……

八話目終了。しかし、今月はまだ仕事終わりません。

いつもだったら、NOAH見てのんびり出来るのに。明日は柏vs大分戦見て、よかった負けなくてと、胸をなでおろすとこだったのに。そして日曜にはセレッソ戦も見れたのに……。

いや、しかしこれは頑張らなくてはならない仕事なのです。なんか原稿終わらして、さらにこれから描くまっさらな原稿用紙を見ると、めまいがしますが(笑)。

あと12p。

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2005/08/26

少子化対策

出生率の低下が止まらず、社会問題となっています。はー、大変だなー、と眺めていたら、何だ、要するにオイラの話ですね。団塊ジュニアが、子を持たないって。まあ、その前に嫁がいないと、子は作れないよなあ(笑)。

男のオイラより女の人の方が、さらに当事者なんですが。ニュースで見ていると、出生率の低下で国力低下とか、年金がピンチとか、なんか「富国強兵」って単語が浮かんできて、あんまりいい気持ちじゃないですね。

産みたくない人に産め産めとプレッシャーかけるよりも、子供好きな人がもう一人、お金のことを気にせず産めるようにした方が効果的では、と思うのですが……。ここは社会派ブログじゃないので、その辺は置いといて。

少子化って、考えたらダイレクトに、自分の仕事にとって問題なんだよね、と。児童が減ったら、児童誌困るじゃん!?

まあ、その前に競争相手に勝つことの方が、問題なんですけど。でも、影響皆無じゃない。パイが小さくなっていく中で、どうやって生き延びていくのか。そういうビジネス展開が気になるところですが。

漫画家は実際には下請けポジションなので、その辺については影響力がなくて、お手並み拝見という状態。でも、あんまりうまくいっていない感じ。

漫画も不況だっていうけど、まあ考えたら児童誌、少年少女誌はしょうがない。市場が小さくなっているんだから。ただ、昔700万部あったと言われる週刊ジャンプが減った分は、ちゃんと青年誌が吸収出来てるんだろうか。出来てないような気がする。

エンタテイメント産業として、その辺に取りこぼしがあるような気がするんですが。漫画って、大人になったらもう楽しめない表現形式じゃないはずで。もっと大人にも、漫画売れるんじゃないかなあ。

…と、業界の事はそうだとして、オイラどうするんだ?

なんか最近、対象年齢上げる自信が、どんどん無くなってるんですけど。じゃが丸さんのとぼけた顔描いてたら、これが天職かな、と(笑)。

昔はハードなSF描こうとしてたのにねえ。やっぱり時間作って、その辺研究したいな。

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2005/08/25

8/17NOAH後楽園 卒業試合

仕事詰まってて、のんびり書けないのが哀しいところ。いつまで続く、この強行軍。

卒業試合でした。橋選手がスターネスから。いつも頑張ってる橋君ですが、この日の頑張りは見ている方にも感慨ひとしお。

これで秋山選手から一人立ちして、もっと大きくなるべく旅立ったわけですが。この試合で。

意外に小橋選手とのタッグが似合っていたのが、印象に残りました。

頑張る橋選手と、他の人の頑張りを見ちゃうと燃えてくる小橋選手。結構キャラクターとしては、お似合いのタッグなのでは?

橋選手のバーニング入りはないという事ですが、今後ちょっと楽しみです。

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vs千葉 大荒れ

仕事詰まってて、のんびり見れない哀しさ。しかも負けてるし。vs千葉、1-2。

審判のジャッジについては、公平であろうとしててくれさえすれば、長い目で見たら収支はトントンのはず。有利になる時も、不利になる時もあって。

哀しいのはそんな試合を見ちゃったお客さん。いい事なし。

レイナウド選手はまあよかったけど、フランサ選手はまだ全然コンディションも上がって無いふうで。野球と違って、サッカーの場合連携の問題があって、凄い選手を入れればチーム力が上がって、万事OKとは行かない。その辺大丈夫かなあ、と心配。

機能し始めた3-5-2を変更しているだけに。蛇足の補強にならなきゃいいけど。

今日の大分戦はどうだったのかな。放送はだいぶ先。

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2005/08/24

愛のある漫画

「夢のある漫画」「売れる漫画」と来て、「愛のある漫画」。

白状しますと。たまたまタイトルかぶったんで、三部作っぽいかな、と思っただけで。もしかしたら今後増殖するかもしれません(笑)。

さて、「愛のある漫画」。別にH漫画というわけではなく。

世にたくさん出ている漫画のうち、言っちゃ悪いけど、クオリティ的にこれはどうだろう? という漫画があったりします。素人に毛が……生えてもいないんじゃないかね? というような。

すいません。人の事言えません。書いてて心配になりました。

…気を取り直し。

さて、そういう技術的不備を伴った漫画があったとして、当然苦戦する場合が多いのですが、意外に善戦して生き延びる物があったりします。そういう漫画を見ていて思うこと。

愛があるなあ、と。

前回「売れる漫画」で使った例えでいうと、人のいいセールスマンという感じ。なんか説明、微妙に要領得ないなあと思いつつ、でもこの人一生懸命だし、これだけ熱っぽく語るってことは嘘じゃないんだろうし、買ってあげてもいいかなあ、というような。

こういう話が好きなんだろう? という感じではなく、こういう話、いいですよね! お客さんもですか! 僕もなんですよ! という、作者の声が聞こえる。ちょっと下手だけど、期待してあげてもいいかなあ、という好感が生まれる。

あと、計算だけで作ると、ツボを外しやすいのです。別に作ってる方は本気で信じてないから、好きな人が一番力を入れて欲しい所が分からない。さらーっと描いちゃう。

その点本人が信じていると、そこだけは外さない。例え途中の伏線とかに不備があったりしても。いやあんまりありすぎると、愛も届かないので、ほどほどじゃないといけませんが(笑)。

また、この形になると、読む方もある条件で集まります。作者の影の声まで深読みするぐらいだから、漫画好きの人が寄ってくる。もともと、購買意欲が高いのです。その読者と作者の間に、同じ物が好きなんだ! という信頼関係が生まれる。で、買ってもらえる。非常にいいサイクルです。

あと、購買意欲の高い層という事でいうと、今はいわゆるオタク層としてしか認識されてませんが、こういう「愛のある漫画」「好感度の高い漫画」に飢えてる、漫画好きの層っていうのもあるよなあ、と思うのです。ほぼ重なってると思いますが、ちょっと違う。この、「ちょっと」のニュアンスが大事に出来るか。

下手ならせめて、一生懸命信じてること描いて、愛を伝えないといけないよ、という話。

オイラも頑張ろう。

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2005/08/23

売れる漫画

漫画を商売にしているんだから、どうしてもその基準で漫画を見ることになるんだけど、実は思っていることがあって。

「売れる漫画」として企画する時点で、もう売れないんじゃないかと。

いや、実際は完全な企画物として作って大ヒットした作品もあるので、別に間違いだというわけではないのですが。ただ、そういう意識で作った時のリスクが省みられていないなあ、と感じるのです。

内容が、どこか嘘になるんですよね。

こういう話が好きなんだろ? こういうクライマックスが見たいんだろ? という作り手の意識がどこかに出て、それを感じたら、引く読者もいるよねえ、と。自分がそうだから。胡散臭いセールスマンのセールストークみたいで。

抜群のセールストークで、完璧騙せるならいいですが。ちょっとでも緩むと。その辺油断している作品、多いよなあ、と思うのです。

まず「売れる漫画」を目指すというのは、ある意味仕方ない。いろんな人が関わっているから。実際売れてくれないと困る、というのともう一つ。「売れる」以外で全体の意思統一を図るのは難しい。

「面白い漫画を作ろう」じゃムリなんですよね。

「面白い漫画を作りましょう!」
「いいね! その意気だよ! ○○見たいなヤツな!」
「(え? あれ面白いかなあ。まあいいや)こんな感じで、どうでしょう!」
「…は?何言ってんだお前、分かってないなあ。面白いってのはこうだろう!」
「は?」

面白いという感覚には好みが入ってくるから、万人共通じゃない。しかも、言葉で感覚の細かい所を説明するのはムリだから、共通の土台が作れない。これが何人もの人が関わっていたら、当然妥協に妥協を重ねた、寝惚けた物になる。

その点「売れる漫画」のほうがイメージしやすい。客観的な数字で評価できるから。パターンAよりパターンBの物の方が、これだけ売れました、という明確な値が出る。だから、「こっちだよね」という共通理解が作りやすい。

ただ、数字があると、ついそれで安心してしまうのも人の常で。

で、油断してるなあ、という漫画が出来てしまう。「売れる漫画」はパーフェクトを目指さないといけない、と思うのです。

次回は「愛のある漫画」。(いつの間に3部作?)

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2005/08/22

夢のある漫画

人に夢と書いて儚い(はかない)と読む……のっけから全否定!?

児童誌に描くようになったから、ちょっと気になって、リサーチかけるじゃないですか。身の回りのお父さんお母さんとか、後子供がいる人のブログを探して、漫画の話題を拾ってみたりとか。

自分が読んでた時には、多分そんなに意識してなかったと思うんだけど。人の親になるとやっぱり考え方がちょっと違ってきて、「子供に与えるなら、夢のある漫画がいい」という事になるようです。

これを描くのが難しい。

ドラえもんが載っていた、元祖コロコロからして、もうそういうスタンスじゃないし。商売入ってくるとどうしても、反応のいいとこに行ってしまう。

昔手塚先生が、「漫画は子供のおやつです」と言っていたそうな。PTAからいろいろ言われて。手塚先生先駆者だから、突き上げも凄かったようです。今は、もう親の世代が漫画で育ってるから、そこまでじゃないんだけど、でもやっぱり親の気持ちとしては、似たものがあるみたい。

まさにおやつとおんなじで、子供に食べて欲しい物が、子供の食べたがる物とは限らない。ポテチとかね、ケーキとか。食べ過ぎたら成人病一直線。

でも、「体にもいいおやつ」が、必ず不味い物とも、限らない。確かにそっちの方が作るの大変だけど。

まさに自分にとってドラえもんがそういう作品で。おいしさと栄養素の絶妙のバランスと言うか。「面白くて、ちょっと考えさせる」「面白くて、夢がある」そういう事は、不可能じゃない。

そういう漫画だから、自分の本棚には未だにドラえもんが並んでいるわけで。捨てられない、宝物のような漫画なのです。

自分もそういう漫画が描きたいな、と。大変なのは、分かってるけど。

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2005/08/21

宇宙の呼び声

「宇宙の呼び声」ロバート・A・ハインライン、1952年。創元推理文庫。

他の「普通の」SFも読みますが、ここで紹介するのはSFファンじゃなくても読めそうなもの、という基準。自分もそういうものが描きたいから。

で、御三家の中では特にハインラインが、「漫画っぽい」のでお薦めしやすい。話のトリックで引っ張るより、キャラクターで読ませる物が多いので。有名どころでは「夏への扉」とか、「宇宙の戦士」とか。「宇宙の戦士」は僕が初めて自分で買ったSF小説です。だって「宇宙」で「戦士」だったから(笑)。

この「宇宙の呼び声」はハインラインの作品群の中でも、すごく好きな一品。原題はTHE ROLLING STONES(SPACE FAMILY STONE)。カッコの中の方が作品の雰囲気をよく表してますね。「宇宙のストーン一家」ですよ(笑)。

SFを強調するより、ファミリーアドベンチャーとした方がいいかもしれない。そこが好き。

生意気盛りの双子の兄弟、カスターとポルックスが主人公。英語の読みならカスターだけど、日本語に訳すならカストルの方が分かりやすかったかも。カストル&ポルックス、ふたご座のα星、β星からですね。

それに型破りで元気いっぱい、殺しても死ななそうなおばあちゃん、おませなお姉ちゃん、うるさい弟、優しくてしっかり者のお母さんに、そしてそんな家族に振り回されてばっかりのお父さん……。ね? 懐かしのアメリカンホームドラマの定番配置なのですよ。

そんな定番配置の物語にSFのスパイスをまぶして、一家が宇宙を旅する珍道中。笑いあり、涙ありの物語。絶対TVドラマで見たら、面白いと思うんだ。漫画にしても、きっと面白い。

こんなSFアドベンチャーが描けて、それを好きな人が読んでくれたら、幸せだろうなあ。そんな憧れの作品なのです。

2011/1/10 もう一度読んだ感想。

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2005/08/20

vsイラン 予選最終戦

仕事詰まってます。ので、手短に。vsイラン、2-1。

のんびり見てる暇なくなってるので、録画して、後で見た、最終予選の最終戦。もしここまでもつれてたら、こないだの東アジア選手権の敗戦なんて、しゃれにならない事態だったんだろーな、と思いつつ。のんびりムード。

やっぱり休んでコンディションが上がってくると、みんなはつらつと。ようやく、期待していた玉田大黒ツートップの真価も、問うことが出来る感じです。この間はそれ以前の問題で疲れていたから。

やっぱり二人はかみ合うみたいです。ゴール前で狙い続ける大黒選手に、動き回る玉ちゃん。高さはないので横からのクロスにはそんなに強さはないですが、その分二人ともスピードがあるので、裏へ抜け出す動きにアドバンテージ。

玉ちゃんのコンディションが上がっていて、キレキレだったのも嬉しいところ。この調子で千葉戦も、ぜひ。

と言うわけで短いですが。

ほんとに詰まってるんですよ(嘆)。

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2005/08/19

野球熱再燃中

近年がっくり落ち込んでいた、オイラの中の野球熱が再燃しています。

元は熱烈な巨人ファンだったのです。そりゃもう、巨人が負けたら1日不機嫌てぐらいの。最盛期には二軍の選手までプロフィールが全部言えたし、ドラフトにかかる選手をチェックするために、甲子園の全出場校を録画して、独自のスカウト活動を展開していたぐらい。

しかし、そんな野球熱もナベツネの登場により、雲行きが怪しくなってきます。何しろどうしたら野球を薄汚く、つまらなく出来るのかという見本のような人です。しばらくは堪えていたのですが、とうとうぷっつりと、巨人に対する愛情も失せてしまいました。

で、ここ何年か、すっかり野球を見なくなっていたのですが。

それが去年の終盤辺りからじわりと再燃。ロッテがプレーオフに出られるかどうかで。

もともとロッテも応援していたのです。川崎から千葉に移ってきて御当地チームになったから、じゃあパ・リーグはロッテで、という風に。

ただ御当地と言っても、レイソルほどじゃない。日立台までは実家から自転車で10分ですが、マリンスタジアムはむしろ東京ドームより遠いです。

そんな状態なので、巨人に対する膨大な愛情が失われた時の受け入れ先としては、ちと弱かった。ニュースで結果を追って、たまーに中継見るぐらい。

だったのですが。優勝できるかも、という話になると、やっぱりテンション上がってきます。しかもです。

巨人への愛情を失う原因となったチーム作りの方法論と、ロッテは逆ベクトル。チーム全体さわやかです。全員野球。大好きなベテランが若返りの名の下に干されることもないし、期待の若手が名前負けしてチャンスをもらえないという事もありません。

これだけ応援しがいのあるチームだと、思い入れもどんどん深まってきます。見る見る野球熱が再燃。中継予定をチェックして、一球一球に一喜一憂。

そして、とうとう最近全盛期に近いレベルまで来たな、と自覚しました。

パワプロを買ったのです(笑)。自分の名前でキャラを育てて、ロッテに入れてもらいたくなったのさ! コツはスーパープレーヤーに育てないこと。そうするとリアルな感じがして、のめり込めるのです。

いや、今月忙しいからやる暇ないんですが(笑)。でもこういう遊びをし始めるのは何年ぶりだろうか、という出来事。それだけ野球熱再燃の証。

ホークスがなかなか負けないので、苦しいところですが、ぜひプレーオフでひっくり返して欲しいですね。頑張れマリーンズ!

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2005/08/18

遊びたい病

遊びたくてうずうずしています。仕事中だから。

仕事からあるから遊べないかと思いきや、そういう時こそ、遊びたい。危険です。

じゃあ実際仕事を放り出して遊びに行くかというと、そこが思案のしどころで。ギリギリのスケジュールで遊ぼうとしているというか。ここまでにこれだけ終わらせときたいから、後何時間余裕あるな、という具合に考える。自ら分刻みのスケジュールに突入(笑)。

そして遅らせて、泣く泣く諦めたりするのです。

心に余裕が出来たんですね。昔はムリだった。遊んじゃうと、取り返しのつかないことが起きるような気がして。特に下積みが長くなってくると、どんどん気持ちに余裕がなくなっていく。実際には疲れていて、作業は進まないから、気分転換ぐらいすればいいんだけど、それが出来ない。

当時企画していた漫画のネームを見ていても、そう思うのです。だんだん遊びがなくなっていく。ページ制限もあったりするから、ますます。

どんどん腕は上がっていて、話の筋の手順としては研ぎ澄まされていくんだけど、最初の頃にあった、自分らしい遊び、楽しそうな所がなくなっていく。まとまっているんだけど、面白くない。無個性で、それでいて技術だけで飯食えるようなレベルじゃないから、どんどん行き詰っていってる。

30前ぐらいの漫画が一番ひどいですね。あの頃はほんとに余裕なかったしなあ。一応デビューはしたんだけど、そこからとんとん拍子には進まなくて。

今考えると、雑誌の傾向も変わってきてたから、単純に合わなくなってる部分もあったんだけど。やってる時にはそんなこと考えられない。何とかしないと、明日にも自分の人生が終わってしまうような、切羽詰った気分。

相手の顔色うかがって、何とか仕事をもらおうという気持ちが、無意識のうちに心にこびりついちゃっているので、すごく受身の状態で。直せば直すほど話がつまらなくなっていくのです。もったいない。

漫画は実用品じゃなくて、嗜好品。読者は楽しむために手に取るんだから、描き手の苦しい雰囲気が出ちゃったら楽しめない。確かに苦しい実情はあるんだけど、それを表に出しちゃ駄目で、遊び心を忘れちゃいけない。

という訳で、今日も仕事の合間を縫ってフットサルをしにいく計画を、画策しているのです。サッカーだから! これは取材だし(笑)!

で、残り時間と体力と、気分転換しないであとどれだけ持つか、という間でシビアな計算(笑)。今月忙しいけど、抜く時間作らないと、ぷっつり倒れる時あるからなあ……。

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2005/08/17

認知の狭間で

物を描こうとする事は、世界をどう捉えているかを問われているということでもあるわけで。

この場合の世界というのは、日本に対して世界、という意味じゃなくて、自分の外界という意味で。環境とか、他人とか、世間とか、身の回りから遠くまで。どう見えているか、どう感じているかが、描く物、描き方にも影響する。

それが歪んじゃっていたら、怖いよなあという話。

例えば、サッカーで話をすると。僕もちょこっとかじった中で、すごいプレーヤーに何人かあってます。県の選抜に呼ばれた人、プロのユースでやった人、高校選手権に出た人。当然僕より全然レベル上です。間近で見ると、すごいなあと感心することしきり。

ところがこの人たちよりレベル上の人を、すごく馬鹿にしてしゃべっている時がある。プロの控えのクラスの人。あいつ使えないよなあ、とか。そういう時、心の中に、その人に対するリスペクトの念がちゃんとあるかと言われれば、正直あんまりない。

認知の逆転現象が起きてしまっている。世界観が歪んでしまっているのです。テレビの画面で見た物が、現実の感覚とリンクできていないからです。

もたもたしてるなあ、と見えている人のスピードは、実は自分の実際知っているスピードよりずっと速い。さらにプロでも速く見える人に至っては。目の前から消えて見えるかもしれない。

自分は今サッカー漫画を描いていて、そこが歪んでいたら大ピンチ。「より凄い物」をちゃんと表現しないと駄目だから。

例えば野球漫画だと、簡単に150キロのボールが出てきちゃったりするでしょう? 「150キロだ」とセリフで書けば、そういうことになるから。でもほんとの150キロのボールの凄さを表現しないと、それを主人公が打ち返しても、まあそんなもんか、で終わっちゃう。

バッティングセンターで130キロにトライしたら、ボールが浮き上がって見えましたからね。ほんとの150キロのボールなんて、どんなことになってるのやら。

自分がマスメディアを通して知っていると思っていることが、実は全然分かっていない。そんなこともあるわけで。そうして物の実像を正しく評価できないことによって、実は裸の王様になっていることもあるかもしれない。プロの下のレベルはアマチュアでは神様。そんなことすら簡単に頭から抜け落ちるぐらいだから。

一度フィールドの中で実感してみたいなあ。本気のプロのレベル。玉ちゃんの動きをオイラは目でちゃんと追えるのか、土屋選手と競った時、オイラは生きて帰ってこれるのか? 

きっと凄いと思うんだ。

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2005/08/16

恒例の夏祭り

週末コミケだったんですよね。

むかーし、学生の頃、ちょこっとだけ参加したことあるんだけど、その後はさっぱり。

あんまり版権物とかの漫画を描く気がなかったし、何よりも、駄目なんですよ。

早起きと人ごみ(笑)。

ある意味、朝のラッシュにもまれる自分が想像できなくて、漫画家になったとこがあるぐらいだし(笑)。参加した時も、みんな凄いエネルギーだなー、とぼーぜんとしていたのです。

そんなだから、自然と足は遠のき、アシ仲間の人の情熱を傍目で見ている状態に。中には仕事1日暇をもらって、帰ってきて徹夜仕事という猛者もいました。あんなエネルギーは、オイラにはないな(笑)。

今頃皆さん、エネルギー使い果たしてグッタリきているところでしょうか。お疲れ様です。

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2005/08/15

ニッチな漫画

ニッチというのは経済の用語で、隠れた需要のことです。

こないだちらりと使いましたが。今回はそんなニッチと思われる漫画の一例を考察。

確実だなあと思うのが、新人賞なんかを眺めていた時。新人さんが割と描きたがるけど、連載作品にならない種類の漫画って、あると思うのですが。あそこはきっとニッチだ。

描きたい! と思ったということは、面白い! と思ったということで。漫画描く人は、基本的にはかなりのめり込んでいる読み手でもあるわけだから、少なくともコアなファンが計算できる隙間なはず。

例えば。ジブリみたいな漫画が散見された時期がありました。もっと言っちゃうと「ははーん、ラピュタ好きなんですね?」みたいなやつ。そんな時、吐き捨てるように言った、とある編集さんの言葉は。

「宮崎アニメは漫画の参考にならないですよ」

…うーん。腕の問題だと思うんですよね、スタイルどうこうじゃなくて。気持ちの揺れ動きをしっかり、しかも直接セリフで描くんじゃなくて演技や演出で描いていて、かつアクションもばっちり盛り上げて、という技術的困難が他の追随を許していない理由で。むしろ参考にしろって話だと思うんですが。

確かに直接そっくりさんは難しい。間の取り方とかをちょっと漫画用に考えないと、ダラーッとして見えちゃうし。でもアニメには宮崎さんみたいな映画的手法もあれば、出崎さんみたいな漫画的手法の人もいるわけだから。逆に、やってやれないことはないはず。

でもまあ、難しいので、どうしても。なかなか成功しないから、放置。そんなニッチはまだまだあると思うんですが。

見たくないですか? じっくり描かれた冒険物。誰かそこで面白い漫画描いて、という希望。技術的困難を乗り越えて、ぜひ。

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2005/08/14

犬とクールビズ

暑いです。

この都会の暑さは殺人的です。僕はクウェイトという、灼熱の砂漠の国で暮らしたことがありますが。

東京の方が暑いです!!

湿度が高すぎて、汗かいてもろくに気化しないから、体温下がんないんだもん!

しかし、人間よりもこの暑さがこたえている存在が、都会にはたくさんいるわけで。

暑いなーと思いながら歩いていたところ、向こうから、もう死ぬ助けてくれ、といった風情でプードルが。プードルは、ドイツ、フランス辺りが原産地の犬です。あっちは日本より涼しいからな。もこもこの手並みがかわいいのですが、日本の夏は地獄でしょう。

さらに言うと、よく気温が30度を超えて暑い、と言いますが、発表されている気温は日陰、照り返しもなし、風通しがよくて地上から1.2~1.5mという条件で計ったもの。要するに一番涼しそうな所の温度です。

あのプーちゃんの感じている、アスファルト上20~30cm、という場所の温度は遙かに高いはず。かわいそうに。犬は汗もかけないしねえ。

こうなったら毛を短く刈ってクールビズ風にするしかないのか。でもプードル毛が短いと、結構みすぼらしい感じになりそうだ。おなじヨーロッパ原産の流行り犬でも、ダックスフントとか、コーギーとかなら毛も短くて楽……かと思ったけど、代わりに足短くて地面に近いから、余計に暑いのか(笑)。

そんなこと考えている僕の脇を、プーちゃんはよろよろと通り過ぎていきました。

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2005/08/13

描き分け

同業者として、ほんとに凄いなあ、と思うのです。週刊少年サンデーに連載中の「最強! 都立あおい坂高校野球部」。

作者の田中トモユキ先生は、ずっとスポーツ漫画を描いてらっしゃる方ですが、ほんとに凄いです。これだけ上手く野球のプレーを描いてる人って、他にいるんだろうか。

自分もスポーツ漫画を描いているわけですが、やっぱりプレーしているシーンがキモになるわけですよ。そこでちゃちい絵が入ってたらどうにもならない。伝わるものも、伝わらなくなっちゃう。そこで必死に頑張るのですが。

こんなに上手く描けない。体の動き、重心の位置、どの筋肉に力が入っているかまで、判るぐらいにしっかり描いてある。ポーズだけなら、資料見ながらそれっぽくは描けるものですが、踏ん張ってる感じとかまで出すとなると、難しい。

例えばバッティングの絵を見て、打球の質と方向まで分かりますからね。おっつけてセカンドの頭の上を越す流し打ちと、レフト方向へ引っ張ってるフォームの違い。凡打なのか会心の当たりなのか。そんなとこまで打撃フォームで分かるように描き分けられるなんて、ほんとに凄い。

あえて問題点を挙げるとしたら……。野球漫画だってことだな。

サッカー漫画だったら、直に参考に出来たのにー(笑)!

これぐらい描けるようになりたいなー。キックのフォームでパスの質まで判るぐらいに。ふわりとしたファーへのクロスと、ニアにまいて来る鋭いクロスが描き分けられるように。

頑張ろう。 

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2005/08/12

世界を作ったのは誰か

ブッシュ米大統領が、進化論に異を唱えるキリスト教右派の主張に同意し、公立学校の授業で進化論以外の考えも示すべきだと発言、波紋を広げている。大統領は、学校のカリキュラムは連邦政府が決めることではないと述べる一方、「生徒たちは異なった考えに触れるべきかという問いの答えはイエスだ」とした。

共同通信8/4

うーわー……。

とうとう来たよ。

今アメリカじゃキリスト教右派が力を増していて、政教分離も怪しくなってたんですが。

オイラ無神論者だから。

こんなことを国策に取り入れるような国の理性を信じることは、無理。

どこまで行くんでしょうねー。

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2005/08/11

今度こそ第10惑星!?

米航空宇宙局(NASA)は29日、米カリフォルニア工科大などのチームがカリフォルニア州パロマ天文台の観測で、太陽系の最遠部に冥王星より大型と見られる天体を発見したと発表した。

NASAは、太陽系10番目の惑星としている。

これまでも10番目の惑星の候補とされる天体が太陽系の縁辺部で見つかっているが、冥王星よりも小さいことから「惑星とは呼べない」と判断されてきた。今回の“新惑星”は、暫定的な分析で、冥王星と少なくとも同じか、1・5倍近い大きさがあるという。現在、正確な大きさを特定する作業を進めており、約半年後には正確なサイズが確定できそうだとしている。

発見された新惑星は、「2003UB313」と呼ばれ、地球と太陽の距離の約100倍も離れた「カイパーベルト」と呼ばれる小天体が集まった領域に存在する。カイパーベルトに存在する天体の中で3番目に明るいという。

読売新聞7/30

やった、増えたー!!

今度こそ本物か!? 第十惑星!!

ロマンですよねー、新惑星発見。これで計りなおしたらもっと小さかった、というのはナシですよ!? 

最近は新惑星というと、他の星の周りにある系外惑星のニュースが盛んでしたが、まだまだ我が太陽系にも、未知の領域があるってことですね。

昔木星の衛星は、ガリレオ衛星と呼ばれるでっかい四つしか知られてなかったけど、今では60個以上見つかっているわけで。惑星ももっと遠い領域にでっかいのがあるかもしれなくて。いや、ぜひあってくれ。

ああ、こういう宇宙の知見が増えていく時こそSFなんだが。ニュースに刺激されて創作意欲が燃え盛っています。

くそ、時間が。

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2005/08/10

ディスカバリー

26日夜、スペースシャトル、ディスカバリー号の打ち上げが成功しました。ばんざーい!

打ち上げ延期の理由となったセンサーの異常は、結局原因が特定できず。「今度異常があっても、一個なら無視!」という強行突破です。はらはらしました。無事成功してよかったー。

NASAのスペースシャトル計画の副責任者ウェイン・ヘイル氏は、最近になって繰り返し発生している電気系統の故障について、「うちの古いトラックを思い出す」とコメントしていたそうです。シャトルもすっかりポンコツになってしまいました。

とりあえずこれで、シャトルの運行も再開しますが、今後も大変そうです。整備の人が。飛行機では整備不良の事件が頻発してますが、シャトルでは起きないで欲しいです。

…以上が7月27日に書いた部分。

ここ、毎日定時に記事が上がるようにしてるじゃないですか。だからこの記事も、予定稿として待機していたんですが。その間になんか雲行きが。

まず27日、外部燃料タンクから、でっかい断熱材の破片が剥がれ落ちたことが分かる。しかも、そこは改良が検討されたのに、まあ大丈夫だろうと見送られたとこだって。おいおい、対策不十分じゃん!

28日には、NASAが今後のシャトルの運行を当面停止と発表した、というニュースが。えー、うそー!全然万歳って感じじゃなくなってきたよ。やっぱり、一度問題を抱えた組織の自助努力というのも、限界があるのかのう……。

ちなみにこれはNASAの手落ちでもなんでもないんだけど、バードストライクもあったそうです。鳥轢かれてた。あわれ。

で、耐熱タイルが損傷というニュースが入ってきたけど、まあこれはそれほど騒ぐニュースじゃない。耐熱タイルはいつも損傷していて、しょっちゅう張り替えていたから。

でもやっぱり、翼にもと聞くとドキドキするのと、NASAの人が大丈夫! と言っても、ほんとに? といまいち信頼感が……。

8月4日、耐熱タイルの隙間を埋めるセラミック材が、はみ出していたのを引っこ抜く。隙間は埋めなくていいんですか……?

5日、窓枠そばの耐熱保護材が剥がれそうになっているけど、大丈夫! という事に。ほ、ほんとですか?

8日には帰還予定だったのに、悪天候で延期に。

延期にした9日、それでも天候回復せず。とうとうエドワーズ空軍基地に目的地を変更。

で、9時過ぎ、ようやく地球に無事帰還。心配でCNNでの生中継つけながら仕事。赤外線カメラの画像で、エンジンの上の方から火を噴いているみたいに映ってて、びっくり。APUの排気だという解説を聞いて一安心。

いや今回は、大丈夫なはずだと言い聞かせながらも、ドキドキで。無事に帰還できてほんとによかったですね。

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2005/08/09

リサーチ不能

ネームで詰まったのです。

ネーム直しをしていて、凄い細かいところで。

僕は仮説として、「漫画の面白さはネタの種類や数より、それのニュアンスを押さえきれているかによる」という事を、唱えているので。いや、僕の心の中では仮説じゃなくて真理なんだけど、まだ証明できてないからさ(笑)。というわけで、それを証明すべく頑張る日々なのですが。

ある部分のニュアンスが掴みきれなくなっちゃった。

しかも、ここはある種の人にとって、絶対にツボになる部分だ、という確信が。ここをうまく処理できるかどうかで、反応大違いなはず。なんだけど……。

A案とB案で、どっちが的確にツボを押さえているか、判断つかなくなってしまった。

そこで誰かにリサーチかけよう、と思ったんだけど、すぐ意見を聞きにいける知り合いで、このツボを持ってる人がいない。こりゃ困った。

結局、自分で頭が煮詰まるほど考えて、微妙なニュアンスの差を感じ取り、判断するしかなかったわけですが。

身の回りで、そういう事がすぐに相談できる人が揃ってると、楽なのになあ。

人脈も大切ですね。

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2005/08/08

vs韓国 二連戦

今回は同日の試合じゃありませんが、中国戦同様、まとめてお送りします。

まずは6日の試合。なでしこvs韓国、0-0。三戦不発は、問題。

前の二試合は格上だったんで、仕方ないかなーと思ってたんですが、この試合はまずい。守備はほぼ完璧、圧倒的に主導権を握り押し込んでおきながら、得点できず。内容的には3-0ぐらいの大差で勝てそうだったのに。

相手GKのスーパーセーブ連発というのであれば諦めるしかありませんが、そういうわけでもなく。どっちかってーと、拙攻。せっかくのサッカーなのに、自らフットサルにしてしまった感じ。

とにかく展開が小さくて狭いです。足元上手いチームが墓穴を掘る典型的なパターンです。足元でこねくり回してるから、相手も集まってきて、いい形でシュートできません。サイドに素早く展開した時はいい形になっているのですが。

このチーム、上手い選手が揃ってますが、代わりにスペースへフリーランニングする選手がいないような気がします。フィールドを半分ぐらいしか使ってなかった。局面では凄い頑張っているだけに、そこが今後の課題ではないでしょうか。

そして、最後に。男子代表vs韓国、1-0!! やったー!! 勝ったー!!

今回の東アジア選手権、男女合わせてこれで1勝3分2敗の負け越しなんですが。最後の締めの試合で快勝したから、なんとなく気分いいですね。

この試合のために主力を休ませたはずが、優勝の目がなくなったとたん、ジーコ監督方向転換。この試合もサブ組のチェックに当てます。大丈夫かな、負けで終わるのやだな、と思ってたんですが。お見事。

試合がサブ組チェックだったので、オイラもその観点で感想を。

まずGK土肥選手。代表ではなかなか出番がありませんが、出ればしっかり働きます。今日も何本かナイスセーブを。GKは誰が出ても、そんなに差がないですね。今FC東京で元レイソルの土肥選手。思い入れ的には三人の中では一番なので、もう一歩頑張って、スタメンとって欲しいですね。

DF茶野選手の渋い働きにも注目。宮本選手を休ませたら、3バックの真ん中がいないじゃん、何で松田選手を呼んでないのだ、とハラハラしていたのですが。茶野選手が無難にこなしてました。ベテランの味です。

今野選手の運動量、阿部選手のFKも目立ってました。二人とも武器はあるし、守りはしっかりしているので、後は攻めの時に状況を打開できるようなプレーが見せられれば、ボランチ争いに入っていけるのではないでしょうか。

で、サブ組に光を当てる試合だったわけですが。やっぱり確認できたのは。頼りになります、中澤選手。コーナーキックから決勝点。

高さじゃ負けないし、地上戦でも巧みに守るし、さすがです。なんか向こうの若い10番が期待の星だったみたいだけど、何にもさせてやらないわけですよ。さすがー!!

さて、この東アジア選手権は幕を閉じたわけですが、とにかく常連組にはかなり疲労がたまっているようだ、という事が発覚。この後イラン戦があるけど、どうするんでしょうね。

玉ちゃんにそろそろ休みが欲しいような、さりとて代表で見れないと寂しいような、複雑な気分。

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2005/08/07

フライング

すいません、カスタードくんの発売日間違えました。

訂正しときました。明日月曜ではなく、水曜発売でした。

ちょっとネームでバタバタしていたので、情報の確認を怠っておりました。

もし、嘘情報に振り回されて本屋さんにいってしまった方がいらっしゃいましたら、まことに申し訳なく……。

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ラッキーナイトカスタードくん(1)

あんまりここで、単行本が出た時なんかに、友人知人の漫画の広告してないんですが。

そんなに考えなくてもいいのかもしれないんだけど、なんか他の漫画はヒラで評価しているのに、身内の漫画だとその辺の信憑性を維持するのが難しいよなー、と。だから発売されても、あんまりプッシュせず、影ながら応援、という状態だったんですが。

でも、この漫画は信憑性もへったくれもなく、プッシュさせてくれ!! ラッキーナイト カスタードくん(1)!! 8/10(水)発売!!

師匠だから特に、というわけではなく! それじゃ、他の人に悪いじゃん? ずばり言って、もっと利己的な理由です!

ナベ先生が売れ行き良かったら、後に続くオイラの単行本も、ちょっと色つけて刷ってくれるかも知れないじゃないですかーー!!

……ふう。失礼しました。

でも、切実なんすよー、単行本。漫画家の儲けなんて、印税いくら入るかで決まるんだからさー。ナベせんせー!頑張ってー!!

というわけで、動機にはちょこっと不純なものも混じってますが(笑)、こういうものが売れて欲しいな、と思っているのも本当。

ナベ先生の漫画には、ハーメルの頃からして、良識派の人達は顔をしかめるような、きっついギャグが載ってるわけですが。

最近の漫画は基本的に大人しいわけですよ、自分が子供の頃より。これぐらいわんさとあったのに。周りの目を気にしてるのか、いつの間にか減少傾向。そういう状態だと全体的にパワーダウン。

そんな状態を回避するためにも、面白いと思ったものをズドーンと提供しているマンガが増えて欲しいなー、と願っているのです。で、ナベ先生にも、突っ走って欲しいし、成功して欲しいな、と。

ま、オイラが何か言うまでもなく、突っ走ってるので、その辺りは心配ないんですが、個人的にはちょっと誤算も。

パンチ力ありすぎて、隣に並びたくない(笑)。

何であの人は、ギャグであそこまで思考が跳べるのか。ほんと、不思議。ナンセンス、というわけじゃなくて、ストーリー漫画のように転がしといて、スコーンと跳ぶ。

「いい話クラッシャー」だ、というのはアシ連中でよく言っていたのです。ストーリー漫画の展開に見せかけてギャグ、というパターンだから、前後に繊細なタッチの話があったりすると、印象食われちゃう。ストーリー漫画を描く身から言うと、そりゃ半分反則ですよ、と。

だもんだから、オイラがこつこつ伏線積み上げてって、ようやくたどり着いた感動のオチが、ドーンとかき消されちゃうかもしれない恐怖感(笑)。後ろに密着マークされたら、余韻が吹っ飛んじゃうよー。

そうですねー、一巻の内容で言うと、司祭様の体が伸びた時とか。ああいうのに巻き込まれるとピンチ。あの時はまだオイラが連載前でしたが。

「ひろしクラッシャー」は困ります。負けないようにしないと(笑)。

という事で、野放しにした渡辺道明ほど怖いものはない(オイラが)、という「ラッキーナイト カスタードくん」第一巻。興味がおありの方は、ぜひどうぞ。

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2005/08/06

フットボール・バトン

サーリアルさんから頂きました。音楽のは聞いたことあったんですが、サッカーもあったんですね。

1.持っているサッカービデオ、DVDの数
買うことはほとんどないです。録ってあるやつなら。10数本? 中でもレイソルナビスコ杯優勝は永久保存版。

2.今一押しの選手、もしくはクラブ
柏レイソル!!

3.印象に残っているゴール
ナビスコ杯での渡辺毅選手の奇跡の一撃。

4.好きな選手、思い入れのある選手
サー・ボビー・チャールトン(生対戦)
ブライアン・ロブソン(最初のヒーロー)
カレカ(ありがとう)
洪明甫(も一つありがとう)
明神智和(進行形でありがとう)

5.受け渡し先(1~5名)
すいません、身近なサッカーファンでブログやっている人がいません(笑)。普段書き込んだりしてお邪魔していない所に、いきなり押しかけるのは、性格的にちょっと気が引けて駄目なので。どうしましょう。

もしここを読んでいる方で、面白そうだと思った方がいましたら、ここのコメント欄に自薦して、持ってってください。

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ブンブン9月号

本日8/6、ブンブン9月号発売です。待ち遠しかったのです。

担当さんも心配顔ですが、自分もそ知らぬ顔しながら、実はこっそり心配でした。先月号読んで(笑)。

作業は先に進んでいるので、ちょっと素の状態だったのです。自分の漫画にびっくり。凄い勢いで話が予想外の方向へ。うわー、どうする気だろうこの人。心配する気持ちが分かりました(笑)。

いや、どうする気も何も、ここからぐるーっと回ってここへ落とす、という計算のもと描いてたんですが(笑)。確かにこれに比べたら、他にもっと児童誌らしい描き方はありますね。そっちの方が子供の反応計算できるから、安心なのも確かです。

なので、とにかくオチの回が早く発売されないかなあ、と心待ち。ようやく発売です。一ヶ月は長いなあ。

でも、手堅く行けばよかった、と思ったかと言うと。そんなことはなくて。

ちゃんと先生のキャラを一回立てときたかったので。監督不在のスポーツ漫画って結構ありますが、やっぱりベンチワークを描いた方が、ゲーム展開が面白く出来ると思うのです。

これで次回から思う存分「サッカーの話」が出来るし。読み切りの時は監督がいたのでやりましたが、ベンチに説得力のある人がいないと、話作りづらいんですよね。

それから、Jリーグに許諾をとった関係で、Jリーグコーナーが始まってますが、最初に取り上げてるのが我が柏レイソルの玉ちゃんです。とーぜんオイラの要望です(笑)。

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2005/08/05

ハーメルンのバイオリン弾き 総括

というわけで、ハーメル回顧録のまとめ。前回まではカテゴリー、ハーメル回顧録でどうぞ。

このシリーズを書こうと思ったのは、ブログを立ち上げてみたら、結構ハーメルで検索してたどり着くお客様が多かった事がきっかけです。

連載終わってもう何年も立っていて、まさか今でも好きな人がこれだけいるなんて。関わった者としては、非常に嬉しい事態でした。

そこで、そういうお客様にちょっとした裏話を伝え、違う視点でまたハーメルを楽しんでもらえたら、と考えました。上手く行ったでしょうか?

全体として眺めてみると、「ハーメルンのバイオリン弾き」という作品は、知る人ぞ知る、という世間の評価で。アニメが上手く行かなかったこともあり、ミリオンセラー級メガヒット、というわけには行きませんでした。

さらに言えば、ナベ先生のスタイル、ギャグとシリアスを極端に混ぜている事が、評価を真っ二つに。弟子の僕が言うのもなんですが、ナベ先生は正直、アーティストのタイプじゃないし、テクニシャンの系統でもない。突っ込もう、揚げ足取ろうと思ったら、隙だらけです。

お話としても、途中、中だるみが起きている感は否めません。

でもね。近くで見ていたからというだけではなく。この作品には、そんな弱点を補って余りある物が込められていると思うのです。

どれだけ、漫画に対して純粋でいられるか。

どれだけ、自分の作品を愛して、誠実に向き合えるか。

それは好きな人にとってはかけがえの無い物となり、その作品をその人にとって、唯一無二の物にすると思うのです。

テクニックは確かに大切だけど、それだけじゃない。込められた魂が重要だ。魂と魂が惹かれあったとき、作品と読者との間に、固い絆が生まれるんだ。

そういう事を感じさせてくれる作品でした。

そんな作品に深く関わることができ、そんな姿勢を間近で学ぶことが出来たという事は、僕にとってもかけがえのないことだったと思います。

それだけに気がついたら絶版になってたのは、ちょっとショック(笑)。(関連記事)

さて、昨年10月より続いたこの「こっそり週刊連載企画」も、これでお終いです。

ハーメルが最終回を迎えた時には、なんとも言えない心にぽっかり穴が空いたような、哀惜の念を感じたものですが。今回記事を書くにあたり、作品を丁寧に読み込み、当時の出来事を思い出していたら、また同じような気持ちになりました。まさか二回、最終回気分を味わうことになるとは(笑)。

約10ヶ月にわたる長い間、ご拝読ありがとうございました。

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2005/08/04

祝八万

気が付いたらカウンターが八万超えてました。日ごろのご愛顧ありがとうございます。

8を超えると、10という数字が現実味を帯びて感じられるようになります。いやー、凄いですね。

今月から来月にかけてバタバタしているので、何かこれを機に、というのも出来ないのですが。

意地でも更新だけは怠らないようにしようと、心に誓っています。(何で?)

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vs中国 ダブルヘッダー

今回の東アジア選手権は、男女同時開催という画期的な大会です。いい事だと思ってたんですが、思わぬ弱点。

同じ国に男女で連敗すると、むっちゃ腹立つ。

というわけで、北朝鮮戦、女子の試合も見たのですが、コメントなしでした。

ただ、女子の場合は北朝鮮の方が格上だったので、負けても善戦の部類だったんですが。

で、今日も。なでしこvs中国、0-0。こちらも相手がランキング上、頑張った試合。

ただ、見ていて思ったのは。決定力不足、というのは男女共通なのか、いい形で攻め込んでいても点が取れない。

決定力不足というのはマスコミでよく使われる便利な言葉ですが、掘り下げて原因を考えてみると。結局の所、判断力と技術力の問題ではないかと。素早くいいとこ狙って、強く正確に蹴れれば入るはずだ。ゴール前はスペースも時間もないので、そういう所のちょっとした差が、結果になってるんじゃないかなーと思うのです。

この試合でも、そういうもったいないシーンがありました。この辺を高めて、ワンランク上を狙って欲しいですね。

さて男子は。北朝鮮戦の敗戦は、ランキング的に言うとイングランドやスペインがアルバニアに負けるぐらいの、起きちゃいけない敗戦だったのですが。

ただ、落ち着いてから考えてみると、代表とJリーグのスケジュールが詰まってて、明らかに疲労でコンディション悪いよね、と。ウチの玉ちゃんも春先から休みなし。チームは五日間のオフがあったのにねえ。

そこで、特に疲れてそうな人には休みをあげたらどうだろう、と思っていたら。ジーコ監督想像を上回ってます。スタメン総取替え。

そんなビッグサプライズから始まった、vs中国。2-2。…うーむ。

まあ、バックラインは急造だから、失点は仕方ないかなー、と思うんですが。失点してからが……。

アテネ経由ドイツ行き、というキャッチフレーズがありましたが、なんか遠い感じですね。期待していただけに、ちょっと辛口。無理をしなくちゃいけない時間帯に、それが出来ない頼りなさ。特にボランチの二人。

守れるボランチが一人、代表に食い込んでくれるといいなあ、と思ってたんで、期待大だったのですが、でも攻めのパスが出せないんじゃ……。引いた相手を崩すのに、強気で強烈な縦パスが出せないと、外回ってばっかりになっちゃう。特に阿部君。その技術あるはずなのに。

パスは通したんだから、コントロールできないのが悪い、という中田英選手張りの不親切なパス。こういう時にそれを選択できるかどうかが、今後の分かれ目と見た。このままじゃFKだけの選手になっちゃうよ。ずーっと期待しているんですよ。頑張れ。

対して田中達也選手と茂庭選手は、ここで無理してでもやらなきゃ駄目だ、という気持ちがプレーに出ていて、合格点。その二人が得点したのは、順当な結果だったのでは。ただ、あのポジションはライバルたくさんいるから、大変だけど。

北朝鮮戦に続いて、男女とも同じ結果なんですが。女子は頑張ったなーという感想で、男子はふがいない。これも同じ。

最後の韓国戦は、スカッと勝って欲しいですね。男女ともに快勝できたら、このフラストレーションも吹っ飛ぶんだけど。

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2005/08/03

闘うこと

NOAHの東京ドーム大会に行き、感想を仕事明けに、と書いておきながら失念。

いまさら試合のレビュー書いても時期外れだし、さりとてこのまま放置するのもどうにも落ち着かないし。

と言うわけで、試合に絡めて思ったことなど。「闘う」とは何か、について。

格闘技が巷ではやりだした頃、特に新日本方面で「闘いがない」というのがキーワードになってましたが、ちょっと疑問に思ってた。「闘い」の定義がなされていないような気がして。殺伐とした感じのことじゃないんじゃないの? という疑問。

アドレナリンをドバドバと出して、いっちゃってるテンションで、殺人マシーンと化す事だけが、闘うという事だろうか。闘うという事は、いかに効率的に相手を戦闘不能に追い込むこと、なんだろうか。

その辺、漫画のテーマでも出てきそうな話だから、凄く気になってて。

古来から世界各地で「強い人は偉い!」と賛美する風習があったりします。日本の相撲も神事だったし。でもこれは決して、暴力の賛美じゃないはずです。

本能的に、暴力を目の当たりにすると興奮する、という部分もありますが。社会の中で、強いことに意味があったんだと思うのです。

昔々は隣の集落とのトラブルを腕力で解決するケースが多かったわけで、強い人は、頼れる人だった。そんな事が元にあるんじゃなかろうか。

でも今はそんな社会じゃないし。腕力自慢は問題解決にならないし。素手で強くても武器持った相手に勝てないし。

で、現代社会で賛美される強さ、というのはなんだろうと考えると。人間的な強さではないのかな、と。根性とか信念とか、精神的な強さを見せないと、「闘い」を見せる意義がないんじゃないのかな、と思うわけです。

で、ここでドーム大会に繋ぐ。なんと言っても小橋vs健介戦の、あの壮絶なチョップ合戦。パフォーマンスの域を超えてる。全存在がかかっているような「闘い」だった。

プロレスの技って、意識して他人と差別化して使ってたりするから、その人の象徴、といった意味も持ってる。力自慢の小橋選手と健介選手は、ラリアットとチョップという腕っ節の強さをアピールするような技が、お互いに持ち技で。

あそこで引いたら、自分の存在が負けてしまう。意地でもやめられない。そんな気持ちがビリビリと伝わってくる。

だから最初はお客さんも、チョップ合戦だ、わーい、というお祭り感覚で掛け声かけたりしていたけど、途中からそれどころじゃなくなってた。もう大興奮。

試合の結果は小橋選手の勝ちだったけど、あそこで引かなかったことで、双方が勝者。そんな試合でした。

プロレスの、そういうところが、好きなんだ。

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2005/08/02

一周年

本日で気が付けば一周年でした。

ちょうど「ケッタ・ゴール!」の読み切り描き終わって、暇だったんだよな、あの時。そこから1年。漫画も連載になったし、単行本も出るみたいだし、よかったよかった。

まさか毎日更新するほど、ブログを一生懸命やるとは、思ってなかったんですが。自分の性格に、ちょうどはまったようです。物考えるの、好きなんですよね。

ちょっと怖いのは。

「毎日更新していて、大変だね」と言われることがあるのですが、実はそんなに苦じゃないのです。コース変更して、公開予約が出来るようになり、書き溜めしているのもありますが。書き溜め自体も苦じゃない。

と言うか、明らかに、漫画より速くないか?

漫画家としては完全に手が遅いグループに入っていると思うのですが、文章考えるの、結構速いぞ自分。

まさか、あんなに苦労したのに、文章書きの方が天職だったなんて事だったら、どうしよう。

いや、そしたら今度は、文章力の問題があるんですけどね(笑)。

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2005/08/01

vs北朝鮮 三歩進んで三歩下がる?

………。vs北朝鮮、0-1。

最悪。

W杯予選突破、コンフェデレーション杯での善戦、そして柏レイソル上向きに、と最近気分よくサッカー見ていただけに。久々にいやーな気分になる試合を見ました。

失点がミスからだ、という直接的なものもあるんですが。

なんかチーム状態、元に戻っちゃったみたい。去年のアジア杯前まで。そこは克服したんじゃなかったのか。

しかも今日は頑張ってるな、と思ってた選手がことごとく代えられて、応援するオイラのモチベーションも尻すぼみ。なんかなあ。

気になった点。

大黒選手、もしかして疲れてきた?

玉ちゃんにも起きたんですけど、抜擢されて活躍して、代表定着まではいいんですが、その後掛け持ちの疲労か、コンディションが下がっていく。玉ちゃんの場合は、気持ちに体がついていかず、という風になりましたが、今日の大黒選手。

いつもならピタッと決まるファーストタッチが流れ気味。チャンス潰した。G大阪でもこないだスタメン落ちしてるんだよね。

疲労は代表選手の宿命で、欧州でプレーしてる選手はもっときついわけだから、ここを何とか工夫して乗り切るのが、代表新参者の壁なのかもしれません。

あと、追い上げるべく4バックにしてから、また横パスばっかでサポートなし、の状態になったのも困ったもの。なんでなのー?

僕は「日本代表は4バックをこなせるようになるべきだ」論の持ち主ですが、まさにこういう、引いてる相手に対して攻めにかかる時のためなのに。

ドローンとした感じでプレーしていた選手がいたのも気になる。戦術の面でも、メンタルの面でも、なんか戻っちゃったみたいな試合でした。

いつもなるべくポジティブな方向で、と思ってるんですが、今日は気力喪失。

しかも、ネーム中だったんですが。こんなサッカー見てガッカリした後、盛り上がってるシーンを描けと言われても、モチベーションが上がりません。

もう寝ちゃおうかな……。

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