老シェルティ
買い物に出た時、向こうから散歩中の犬がやって来て。飼い主さんの脇に、ぴたーっとくっついたままだったので、ずいぶんと躾の行き届いた犬だと感心していたところ。近づいてみると、かなりの老犬であることが判明。躾がいいというより、もうそれ以上スピードが出ないので、飼い主さんの方が歩調を合わせている。
よたよたと歩くその犬はシェルティ。シェトランド・シープドッグ。コリーをちっちゃくしたような犬で、昔、馬鹿みたいに流行った犬種。実はうちも飼ってました。
日本は犬種の流行り廃りが激しいから、このシェルティも、あのブームの頃の犬なのかなあ、と思いつつ眺めてました。
犬の犬種というのは、作業犬として品種改良して、ある性質を固定するようにしたものが多いので、見た目や流行ばかりではなくその点も考慮して飼うとよい、というのをかなり後になって知りました。そこでうちのシェルティ君の謎が一つ解決。
結構賢い犬なのに、なぜ郵便屋さんに吠えかかって突進するのは止めないのか。特に小さい頃、部屋犬として飼っていたのですが。自分で扉を引っかいて開けて脱走(ここまでは賢い)、郵便屋さんのバイクに飛び掛って轢かれそうになること幾度か(学習せず)。ひやひやもの。
元来牧羊犬だから、追っかけないと気が済まないんですね(笑)。
ちなみにその事実を知った頃、よそのシェルティが車に突進しているのを目撃。なるほど、うちの犬だけじゃなかった。
でも、あのおじいちゃん犬は、もうそんなことはしないのかな。夕暮れ近づく午後の日差しの中、のたのたと歩いていくのでした。
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