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2005/06/24

ママは小学4年生

♪ねえ どうして どうして 教えて 右と左に パパママ♪

たまたまCATVつけたらやってた「ママは小学4年生」最終回。懐かしい。そのまま見入る。

この最終回はナベ先生の仕事場で見た記憶。何人ものいい年した男が、鼻をグズグズ言わせながら、泣いていたのです(笑)。別れのとこの演出がいいんですよねー。で、やっぱり今回も涙ぐんでみたり。

全体としては、そんな手放しで絶賛、というような大傑作じゃないのです。ちょいとハテナな回があったり、まあ佳作というのが妥当な作品。でもねー、もうこの演出だけで賞賛に値するのですよ。

小学生の少女なつみのところに、未来の自分の赤ちゃん(その名もみらいちゃん!)がタイムスリップしてくるお話。小学生なのに、子育てする羽目になってさあ大変、というコメディなんですが。

やっぱりこの子をもといた未来に帰さなくちゃ、という最終回。別れの時間が刻々と迫ってきて、クラスの仲間たちが次々にみらいちゃんにお別れを言っていく。いやがおうにも盛り上がる別れのムード。そしてとうとう、なつみも。「すぐにまた、会えるからね」

いや確かにみらいちゃんは、タイムスリップすればなつみママに会えるんですよ。でもそれは15年後。なつみには15年の別れ。そしていよいよ出発だ、というその時。ここの演出がほんとに最高。涙ぼろぼろ。

BGMやらなんやらで、ずっと盛り上げてきたのがその手前ですっと途切れる。別れに気付いたかのように、なつみに手を伸ばすみらいちゃん。それまでずっと、だあだあしかしゃべれなかったみらいちゃんの、初めてしゃべる言葉。

「ママ、ママ」 

ネタとして書き出すと簡単ですけど、こういうのは演出が大切。間とか、タイミング、アニメだとBGMもついてるからそれの出し入れ。傑作も駄作も、あらすじはそんなに変わらないんですよ。それの境はこういう細かい部分。演出でどれだけ臨場感を出せるか。まさに至高の職人芸。すばらしい!

ここがびしっと決まると、今までのシーンでずっと子育ての苦労させてきたのも、これを見せるためだったんだーっ!という感じになって、思い出が走馬灯のように脳内をぐるぐると回り、主人公なつみと一緒に、だーっと涙が。

こういう終わりよければって感じの作品はいいですよね。ずっと見てきたことが最後の最後で大爆発。

心に残る作品です。

そんな素敵な作品なのに、次回予告の決め台詞「赤ちゃんて、かわいいー!」という所をいじって、なんか野太い声で叫んだりする遊びをしていた馬鹿な人たちが、いたみたいですよ(笑)? 反省。

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コメント

わたしも、「ママは小学4年生」見てましたよ〜、毎週かかさず!!まだ、そのころは高校生だったので、ビデオに録ってみてました。なつかし!!!

投稿: ユキ | 2005/06/24 02:08

最近は一年かけて、という作品が減って、短期で結果を回収する描き方が多いので、こういうクライマックスはなかなか見れないです。貴重。

ユキさんもやっぱ、泣きました(笑)?

投稿: ひろし | 2005/06/25 05:52

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