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2005年5月

2005/05/31

反省

何とはなしに雑誌を眺めていてふと思ったこと。

やばい、みんな上手い。

いけないなー。先月今月細かい仕事があって、それに追われて、ちょっと向上心という部分で疎かになってたかもしれない、オイラ。

大体、一回絵を描くことは投げ出そうかとしたぐらいなんだから、油断したら勝負になんないよ。連載取れたからって、それで競走が終わったわけじゃないのに。頑張らない凡才なんて、レースに参加する資格ない。ちゃんと課題を持って、一回一回の仕事に取り組まないと。

ちょっと自分に鞭入れるために、公の場で反省してみました。さて、今月はどうしよう。

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2005/05/30

U-20vsチリU-20 壮行試合

ほんとに、応援しているチームが、勝たない……。U-20vsチリU-20、1-1。

この試合は25日だったから、結果は知ってたんですが。土曜のレイソル。惨敗。

まあ組織的に素早く攻める千葉に対して、ボランチを含めた守備陣が急造コンビでは、止められないかと。宇野沢選手が一点取ったことだし。そうやって自分を慰めてましたが、あれ現場で見ていたら、たまらないだろーなー。

サポーターがカリカリピリピリしてきて、選手がそれを気にして硬くなるという、降格チームにありがちな悪循環は避けて欲しいのですが。

さて、U-20。このチーム、華があって話題性ばっちりな攻撃陣に対して、DF陣がちと弱いかな、と以前から思っていたのですが。どーも、そのまま本番を迎えそう。

まあ、後ろ目の選手は経験値が重要で、キャリアの浅い若手に安定感を求めるのは、ちと酷で。若い代表はなんとなく後ろが不安なのが常なんですが。

今回気になってるのは、守備の要増島選手が、この間のG大阪戦で大黒選手にちんちんにされ、途中交代という事態を見ちゃってるから。大丈夫かなー。

…並び方が、変だぞ?

ウチの祐三君が真ん中だけど。レイソルではやってないけど、いいの?

スピードはあるけど上背無いから、サイドとかボランチの方が安心なんですが……。このまま行くんだろうか。心配事が増えた。

あと。このチーム、選んだ面子を見ても3バック固定みたいなんですが。フル代表もそうだけど、相手が1トップの時どうするのか。

結局この日も相手が1トップ。余っちゃうので、水本選手が外へ出て、中村選手が下がり、なんとなく4バックな感じに。

一番大きい水本選手がサイドにいて、微妙にチグハグ。右から中村、水本、増島、小林のほうが、みんな本来やってるポジションでしっくり来ると思うのですが。その辺どうなんでしょう?

前目の選手は本田選手とか水野選手とか前田選手とか、Jリーグで自信を付けた選手が伸びてきて、ぐぐっと層が厚くなった印象ですが。後ろはむしろ怪我人出て、薄くなってるような……。

そんな気になるワールドユースは、6/10より。細かいことはもういいや。とにかくガンバレー!

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2005/05/29

5/17NOAH新潟 締め落とす

ちょうど仕事が詰まってきて、一気に見ることが出来なかったNOAH新潟大会。食事時に一試合ずつ見ていく感じで。というわけでだいぶ遅れましたが感想など。

まず一番印象に残ったのは、第6試合、小橋&本田vs鈴木&丸藤の一戦。当初は小橋選手と鈴木選手の絡みが一番の注目だったんですが、途中花道で本田選手が鈴木選手を締め落としたところから様子が変わって。

気がついた鈴木選手、明らかに不機嫌。「やりやがったな」というオーラを全身から発散させて、花道から戻ってきます。そこからは小橋選手も眼中になし。本田選手一本やり。

本田選手の回転地獄五輪、鈴木選手の逆落としからスリーパー、という対決になって、鈴木選手が締め落とし返して勝負がつくのですが。

試合後の鈴木選手の口撃に、気がついた本田選手が激怒。花道を引き上げていく鈴木選手に猛然と突進。タックルで倒して乱戦に。わー、こんなに怒ってる多聞さん、めったに見れないぞ。

小橋選手がシングル防衛ロードを突き進む間、タッグパートナーの本田選手は一歩引いていた印象でしたが。俄然盛り上がってきました。多聞さんは好きな選手なのです。このまままた最前線に名乗り上げて欲しいですね。

第7試合、GHCJr選手権では、鼓太郎選手の子供人気が印象に。「こたろう、ガンバレー!」という幼子の声がずっとしていて。思わず僕も応援していました。試合は磐石の王者、金丸選手の必殺フルコースが炸裂して幕となりましたが、あの応援していた子には、鼓太郎選手の頑張りは届いたのでしょうか。

メインでは、KENTA選手が天竜選手に噛み付き続け、試合を持っていってしまいます。とうとう、解説についていたマイティさんから、「シングルが見たいですね」という言葉を引き出しました。お見事!

天竜選手、鈴木選手ともフリーとして、よそにも上がっているわけですが。本人も回りも生き生きしている姿が目に付きます。変な話、「楽しそうだなー」という印象。正直新日外敵軍では、いるだけ、という状態になってしまっていたので、今の状態はやりがいあるんじゃないでしょうか。

見てる方としても、用意された抗争よりも、こうして自然発生的に始まる物の方が、先が楽しみです。続くかどうかも分からないんですが。いや、ぜひとも続けて欲しいですね。鈴木vs本田、天竜vsKENTAの完全決着の日を夢見た大会でした。

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2005/05/28

vsUAE 呪い?

もしかして、呪われているのは僕ですか? 日本代表vsUAE、0-1。

最近0-1続きなんですよ。まずレイソルが大宮に0-1、新潟とスコアレスドローをはさんで東京Vにも0-1。

で21日ナビスコカップ、仕事中MXテレビでFC東京vs千葉があったので、どっちかってーとFC東京かな、と応援しているとこれも0-1。しかもレイソルもまた0-1。

次の日、キリンカップ。昼からだというのを失念していて、気付いた時にはもう後半。玉ちゃんも引っ込んでるし。これまた0-1。

そして今日も。

レイソルは大宮戦の前、磐田に0-4で大敗しているので、五月に入ってから応援しているチームが点を取る姿を見ていません。しょんぼり。

いったいどうやったら点は取れるのでしょう……。

来週の本番は何とかして欲しいです。あと本日土曜のレイソルも。

嘆いてるだけじゃなくて、雑感など。

玉ちゃんと大黒選手は同じスピード系FWとくくられていますが、大黒選手はポジショニングと動き出しで、主にDFの裏を狙っているのに対して、玉ちゃんはDFの前でファーストタッチ一発で裏を取ろうとするタイプ。狙い所が違っているし、二人とも足元ポストも不安は無いから、結構共存できるのではと思っていたのですが。

それが後半実現。

特に4-4-2の時、中盤にパサーを揃えられることを考えると、この組み合わせもいいのではないかと思っていましたが。ゴール前に人の壁が出来ていて、全然ボールが通らない。有効性を見極めるまでには至らず。次の機会に持ち越し。

あとやっぱり4バックは何とか上手くこなしたい。1トップ、もしくは3トップ3センター相手の時、3バックしか出来ないと、どこかで辛くなる。まずもって、イランが1トップですしね。

欧州組が合流して、またこの問題が浮上するんでしょうけど。今度はどうするのか、要注目。

てゆーか、とにかく次は勝ってー!

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2005/05/27

レイソル取材顛末記

ようやく仕事も終わったので、落ち着いて記事書くことができるようになりました。今月はいろいろあって、仕事も遅れ、難儀したわけですが。それもこれも自分の漫画のため。いろいろ画策しているのです。

というわけで、レイソルに取材に行ったのも、その一環。今日はその顛末記など。

まず何が大変だったかってーと、朝起きること。七時起き。何言ってんだこいつ、それぐらい当然じゃないか、と思う方もいるでしょうが、漫画家ですから。朝寝昼起きの生活なので。いつも寝る時間に起きなきゃいけない、というのは結構大変。まず前の日、寝付けないし。

ですが、そんな事言ってられないので無理矢理寝て、なんか眠りが浅いなーと思いながら、無理矢理起きて。朝のNHKニュースを見ていたら、いきなりどこかで見た風景。…これは日立台? 名古屋戦の騒動を受けて、ゲートのかさ上げをしているという中継。がっかり。

実家は柏なんですが、帰る時はいつもバイクなので、常磐線に乗るのも久しぶり。車両が新しくなっています。ちなみに柏駅を使うのも久しぶり、南口から初めて出ました(笑)。担当さんには「大丈夫ですよ、地元ですから。道分かります」と言っといて、町並み変わっちゃっててちょっと内心戸惑ってみたり。

何とか無事日立台にたどり着き、広報の種蔵さん、横井さんとご挨拶。まず、スタジアムの中を案内していただきました。一番上のVIPルームとか、記者席とか。そして選手控え室から、グラウンドへ。

スタンドからは眺めているんですが、グラウンドレベルへ降りて、つくづく思いました。波戸選手は偉いです。フィールドの広いこと。これでサイド、アップダウンを繰り返すのかと思うと。今の自分では、一往復で、もう結構という感じです。

そして、今日の取材の目玉、クラブハウス。まず、トレーニング室を見せてもらおう、と向かった先に。いたのですよ! 

明神選手が!

うわー、本物だー! と内心舞い上がっているオイラ。とりあえず、どーも、と頭を下げてみたり。落ち着いてから、しまった、サイン頼めばよかった、と。

予定表には練習午後からと書いてあったので、こんな時間に誰かいるとは、思っていなかったのです。ちなみに何で明神選手があんな早い時間にいたのかというと、怪我で別メニューだったからだと、後で発覚。とりあえず重症というわけではないようなので、次の試合には元気な姿を見せて欲しいです。

さて、漫画で必要な資料写真を撮らねばと、トレーニング室やら、なんやらとせっせと撮り、後は応接室を残すのみ。ですが、ちょうど使用中だったので、外に出て、グラウンド脇で待つことに。とりあえず、ベンチの端で立って腕組みして、早野監督の気分を味わってみたり。

フィールドでは、大分戦に備えてラインを引いたり、準備を進めていました。この日は暑いぐらいのポカポカ陽気。日差しに芝の緑がまぶしいぐらいで、のどかな気分に浸ってました。

つくづく思うんですけど、日立台は、ほんとにいいスタジアムです。立地といい、サッカーを身近に感じられるところといい、日本有数だと思います。5メートル先でプロが試合している姿なんて、そう簡単に拝めないんですから。ぜひ大切にして欲しいです。

そんな思いを強くして、日立台を後にしたのでした。

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2005/05/26

五話目終了

水曜早朝まで引っ張って、ようやく終わり。今回は疲れました。慣れない事が多くて。

漫画ばっかり描いて、ずーっと暮らしているので、普通の社会人なら特に苦もなくやってのけるであろう事も、未体験ゾーンだったりするのです。今回は、いろんなとこに出向いたり電話かけたり、普段しないことが多くて。気疲れ。

すごく疲れたなー、と思って机の上を見ると、なぜか原稿終わっていない。こんなに疲れているのに!? という嘆きと共にずるずると。

この苦労が、漫画にちゃんと生かされているとよいのですが。

ちらりと書きましたが、柏レイソル取材もその一環です。あれは疲れたというよりも、楽しみのほうが大きかったですね。観客のいない静かなスタジアムで、日が照ってて芝生がきれいで、心踊る取材でした。その顛末記はまた明日。

とにかく疲れているのですが……今日はこれからフットサルの試合(水曜午後七時より)。あんまりちゃんと寝れてないよー、もう疲れたよー。いや、月曜には余裕で終わると思っていたオイラがいけないんですが(笑)。

怪我しない程度に、頑張ろう。(でもムリなんだよな、試合になると)

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2005/05/25

草葉の陰で

「ドラえもん+」を買ったのです。ただし、真っ直ぐな動機じゃなくて。

単行本未収録作品、というのが売りの「ドラえもん+」ですが。聞いた話だと、藤子・F先生はドラえもんの単行本を出すに当たって、収録作品の選択とか配列に非常に気を使っていたそうな。

てことは……。これは「ドラえもん+」じゃなくて「ドラえもん-」なんじゃあるまいな、と。読んだら、なぜ載せなかったのか理由が分かるかなあ、という興味で買ってみたのです。

ところが買ってみて。今手元にあるドラえもんは、文庫で出たテーマ別のやつで、いわば傑作選。実家のどこかには普通の単行本が残ってるかもしれないんだけど、自分の記憶の中のドラえもんは小学生当時の、美化されてるかもしれない記憶。だから、比較対照がない、という事に気付いて。

なので、はっきりとこれは「ドラえもん-」だ! と断言するのはどうかなあと思うんですが。ただ、読んだ感想としては、何本かは明らかに切れが悪い。もしこれが、出来に不満で載せなかったんだと言われても、納得。

これは残したくないな、という判断で外したんだとしたら、今頃藤子先生は天国でどんな気分なんだろう、と想像してしまったのです。

まあ、ドラえもん売れますからね。いまだとブラックジャックも。そういう商売上の動機は理解できるんですが。でも作家の気持ちとしては、ねえ。作品に込めた思いとか、あんまり尊重してくれないのかなあ、と。

…と、業界の動向にちょっと不満を覚えた後、はたと気付いたのは。要は今の漫画がもっと売れてて順調に儲かってたら、こんな名声頼りの商売、しなくていいんですよね。

つまりこれは自分にも突きつけられた問題なのです。今いる漫画家がしっかりしないと、藤子・F先生が草葉の陰で泣く羽目になるのです。

先駆者の人が苦労して広げてくれた漫画の世界で、一応その端っこなりとも受け持っているんだから、ちゃんと顔向けできるように頑張ろう。大好きだった藤子・F先生に、天国で会った時、しっかり挨拶できるように。

天国に、行けるかどうかは、置いといて(笑)。

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2005/05/24

ハーメルンのバイオリン弾き 28

ハーメル回顧録の28。前回まではカテゴリー、ハーメル回顧録でどうぞ。

黒サイザーがいっぱい……。

羽根は面倒くさいし、鎧は描くの前より大変だし、服のベタは感覚的な塗り方でナベ先生の要求に合わせるのが難しくて、やたらリテイク出るし、もう散々で。

そんなサイザーがライエルの活躍により元に戻りました。ありがとうライエル!

…と言うのは冗談で。いや、大変だったのは本当ですが(笑)。

この巻ライエル大活躍。作中でも最大の見せ場といえるでしょう。奪われた魂を取り戻し、戻らないはずのサイザーを元に戻す。その奮闘振り。さすがは愛の勇者です。

冒頭で「元に戻らない」とホルン様が言い切っちゃっているから、簡単に戻るわけにはいかないのです。それなりの説得力が無いと駄目。前回「僕は漫画も甘党だ」と書きましたが、この点については辛口ですよ。つかね、甘いハッピーエンドも、ちゃんと作らないとベタベタで食えたもんじゃないわけですよ。

漫画は作者が描くから、現実と違っていかようにも出来る。作中では作者が神様。どんな困難もペン先一つですぐ解決。でもそんなハッピーエンドは、他人が見たらただの妄想にしか見えない。

で、どうやって説得力を出すかが重要になってくるのです。このエピソードの場合は。

サイザーに滅多切りにされても頑張るライエル。怪我した自分よりオカリナを先に手当てしてくれと言う、仲間思いのライエル。崩れ落ちるサイザーを抱き止め、語りかけ、裏切られ、それでも彼女のためにギータにぼろぼろにされながら突き進むライエル。

ここまで行動で見せることで、説得力を生む作戦。常人には出来ないぐらい頑張ったんだから、サイザーの魂が応えてもいいんじゃないか。魂が応えたんだから、元に戻ってもいいんじゃないか。

元に戻ったサイザーが、ぼろぼろのライエルの姿を見て、愛しそうに抱きしめるのもポイント。その後ライエルの持ってた羽根を口にくわえて飛び立つのも。ライエルの思いをサイザーが受け止めたんだ、という演出だから。

セリフでべらべら喋らずに、行動で見せること。口では簡単に嘘をつける。でも行動で見せれば本気なんだというのが伝わる。これ、意外に意識されていないんですが、非常に重要です。

ライエルの本気の思いが伝わって、ようやくサイザーが元に戻ったわけですが、本気ということではこの人も負けてはいません。次回オカリナが……。

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2005/05/23

いじめ?

児童誌で仕事を始めたせいか、道行く子供たちの様子が気になります。遊んでいる様子とか、友達とおしゃべりしている様子とか。そんなある日のこと。

近所の小学校の前を歩いていると、向こうに小学生の女の子の一団が。一人の子がみんなの方に寄っていくんだけど、周りの子が逃げ惑っている。

いじめ?

うわー、この場合大人として、どう対応すべきか。見て見ない振りはまずいよなあ。ドキドキしながら近づいていくと。

子供たちの足元を、茶色い物体が動き回っている。

子犬だ!

なるほど、学校近くに住んでいる子の家で子犬を飼い始めて、それをみんなで見に寄ったわけか。で、子犬は人間たくさんいて嬉しくなっちゃって、物凄いはしゃいで、みんなに飛びついている。その勢いにびっくりしてみんな逃げ回っていて、飼い主の子が捕まえねばと後を追っかけている。

よかった、いじめじゃなくて。

子犬はとうとう捕まって、飼い主の子の腕の中。ここでようやく回りの子も安心して近寄って、可愛いね、と頭なでたり触ったり。

そんなある日の昼下がりの出来事でした。

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2005/05/22

基本

毎日家からロクに出ず仕事ばっかりしていると、何か変化が欲しくなります。ですが、当然あんまり遊びに出かけると、後でひどいことになるので(笑)、その刺激は別のものに求めることになって。

で、とりあえず新しいアニメをいろいろつまみ食いしてみたり、CATVで昔の番組を眺めてみたり、普段読まない雑誌に手を出してみたり。先月から今月にかけて、そんなことを続けていて、ふと思ったこと。物語の基本中の基本について。

アニメも漫画もこんなにたくさん出てるけど、業界好調とは言えないんですよね。むしろ苦戦中。昔よりむしろ数はたくさんあるんだから、確率的に考えると、もっとヒットが飛んでもいいのに。

ある作品がつまらないのは作家の不手際だとして、全体的に低調なのは、別の原因があるはず。じゃあ何が原因かと考えると。通な方に寄り過ぎて、基本が疎かになっている傾向。この場合の基本は、喜怒哀楽の表現について。

なんかいろんなものを盛り込んで、すっきり伝わらなくなってるな、と。アニメの新旧見比べてたので、それで例えると。

昔のロボットアニメだと、悪いやつが地球を征服しに来て、それをやっつければお終い。やること非常に単純だから、伝えなきゃいけないこともシンプル。敵をどれだけ憎らしく描くか、対して主人公が、それにどう正義の怒りを燃やしているか。

ただ、こればっかりだと飽きてくるから、当然そこからいろいろ工夫して今がある。そうした中で、敵は単純な悪者じゃなくて、いろいろ事情があったりとか、主人公もすっきり「ぶちのめすぜ!」という気分にはなれなくて、いろいろ悩みがあったりとか。

通な人は見慣れているから、複雑でもついて行けるし、複雑にしといてくれないと単純でつまらないし、それでもいいんでしょうが。子供向けと二極化しちゃってるから、真ん中がぽっかり開いている。

そこで大切な基本や原点というのが、登場人物の喜怒哀楽がすっきり伝わることじゃないかなあ、と。

悩んでてもいいけど、それがきちっと表現されてて、そこにちゃんと焦点が絞られていて。気持ちがちゃんと伝わる分を確保してから、捻りやら大仕掛けやらを取り入れた物。それなら、その世界観に慣れてない人でも、人間の描写を手がかりに入っていける。

みんなそう描け! という事じゃなくて、そのポジションが空いているから、そういう作品も作らないと、という事ですが……。考えてみたら。

自分がそのポジションにいることに気付いた。読みなれていない子供たちに対して、ちょっと通なネタを入れたサッカー漫画を描くという。

いや、多分編集部サイドとしては、プレコミックというぐらいだし、もっと単純で構わなかったと思うんですけど、自ら難しくしてみた、と言うか(笑)。だって、サッカー好きなんだもん。

そこでジャガーを出したりとか、あの手この手で頑張ってるわけですが。奇をてらった作戦だけじゃなくて、基本も大事。ちゃんと喜怒哀楽が伝わるように。サッカーがわかんなくても、キャラクターが手がかりになって入っていけるように。

基本より出でて、基本に返る。そんな結論にたどり着いたのです。頑張ろう。

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2005/05/21

ciao!

きっかけはコロコロの増刊、「コロコロ一番」が出たことでした。おお、競合誌だなあと。

まあ、競合誌がどうとかは編集部が考えればいいことで、僕にはそれより自分の漫画をどうするかが問題で。だからあんまり関心なかったんですよ、広告見た時点で、なんとなく雰囲気も分かるし。対象年齢的にはバッティングしても、描き方違うから多分守備範囲も違うんですよね。

ただ、そこでふうっと思ったのです。コロコロは溝渕さんがいるから、買って読んだりしていて雰囲気分かっているけど、女の子向けの競合誌はどうなんだろう。

ブンブンはゾロリがメインコンテンツだから、男の子も女の子も読んでいる雑誌。だからサッカー漫画だけど、何とかサッカー詳しくない女の子でも楽しめるようにと、考えたりもするわけですが。

ブンブンに競合している女の子向けの漫画雑誌って言うと、ちゃおとなかよし? ちゃおの方が若干低学年向けで、よりブンブンに近いのかな? というわけで先月仕事の最中、試しに買ってみました。

昔子供の頃、なかよし読者だったのです。妹が買っていたから。竹本泉先生のファンになったのもそこから。いがらしゆみこ先生の「メイミー・エンジェル」とかも好きでした。「キャンディ・キャンディ」の次の作品。

そんなだから、まあ試しに買ってはみたけど、そんなに変わってないだろう、と思っていた部分があったのです。絵柄の流行とかテンポとかは変わってても、根っこは知ってるはず、と。

でも買って読んでびっくり。少女漫画って、こんなにパワーあったっけ?

これは少女漫画が変わってしまったという感覚じゃなくて、自分の物の見方が変わったからだ。あるんですよね、昔読んでいた物を久々に見てびっくりするってことが。

手塚先生の「火の鳥」なんて、子供のころから好きで読んでるけど、漫画家修行始めてから読み返してぞっとしたもんな、あんなネーム自分には絶対描けないって事に気がついて。藤子先生の「エスパー魔美」でも、その切れ味に溜息が出たし。

これは自分の能力が上がるにつれて、着眼点が変わっていくからなんですが。それが今回起きました。

少女漫画の絵って、基本的にシンプルに省略していて、あんまり描き込まないし、背景なんかも適当なことが多いし、集中線もゴリゴリ入れるってことはないし。パワフルって言葉とは遠いような気がするのに。なんだろう、この押し迫る迫力。

…しかも結構面白いぞ。

自分はキャラクターの気持ちを追っかけて描こうとするタイプだから、話の作り方としては少女漫画に近い所もあって。題材は遠いし、描くものも全然違うけど、むしろ根っこはコロコロよりもこっち寄り。やばいよ、なんか負けてるんじゃないか、俺?

自分の原稿と見比べて、何か物凄く危機感を覚えたのでした。頑張ろう。

ちなみに、「わんころべえ」がまだなかよしに載ってたのが、ちょっと嬉しかったです。すごい、まだ続いてる!

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2005/05/20

取材

短くもう一本。

柏レイソルに取材に行きました。ありがとうございました。

明神選手がいました。内心ドキドキでした。

何で取材が必要だったのかは……8月号にて。

それでは取り急ぎ失礼します。

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びっくり新記録

アクセスが、一日一万件超えた…。ぼーぜん。

こないだ四万件超えた、とか喜んでたら、速攻五万突破。六万も突破してしまいました。打ち切り三部作を、あちらこちらで紹介していただき、あれよあれよという間に。一瞬カウンターが壊れたのかなと思ったぐらいで。

もともと検索で、よく「打ち切り」という単語がかかってるなー、と思ったから書いたんですが。こんなに求心力のあるキーワードだとは思いませんでした。ほんとにびっくり。

確かに少々長く生きてたら、ささやかな楽しみだった漫画が打ち切りでパー、という体験してない人なんていないでしょうからね。漫画好きならなおさら。

こんなに反響あるんなら、もっと突っ込んだ話あった方がいいですか?

それでは仕事明けぐらいに。(すいません、仕事佳境なので、今日は短めで)

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2005/05/19

vs東京V 打てども打てども

負けた試合を敵のテレビで見れるかっ!! というわけで、当日深夜の放送はスルー、Jスポーツの録画放送で。vs東京V、0-1。

仕事が詰まってくる時期なので、どっちにしろ仕事しながらちらちらとなんですけど。

それにしても、聡太君の払う授業料は高くつくなあ……(嘆)。

まあ、失点というのは大半がDFのミスが絡んでいるわけで。こんなにはっきり分かり易くなくてもいいんですけど。1失点なら全体としては及第点。それよりも。

ゴールが遠いです……。前節の感想で、どこかでぽこぽこと点取れるんじゃないかと書きましたが、当然次の試合でがよかったわけですよ。つつましく控えめに表現してみたわけですよ。でもそれじゃ祈りが天に届かないみたいなので、声を大にして。

点が欲しい!!!

前節今節18本ずつシュート打って、どっちかってーと押し込んでいると言ってもいい状態で、でも点が取れない。可能性のない宇宙開発ばかりというわけではなくて、結構いいシュートもあるのに。

なんか、むしろジャストミートせず当たり損ねになってくれたら、タイミング外れて入るのではないかと。後半のクレーベル選手のシュートとか玉ちゃんのシュートとかリカルジーニョ選手のシュートとか。そう思わせるぐらい、どうしたもんだか。

これで中断するのはいやですねえ……。

でもここで慌てると、積んだ分まで無くなっちゃう。後はフィニッシュが入ってくれるだけなんだ。玉ちゃんが溜め込んだ分、利子ついて大爆発とか。

宇野沢君が大爆発しても可。ああ、なんか大爆発とか言ってる時点でオイラが大混乱しているような気がする。

とにかく何でもいいから点入らないかなあ。

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2005/05/18

ハーメルンのバイオリン弾き 27

ハーメル回顧録の27。前回まではカテゴリー、ハーメル回顧録でどうぞ。

この巻でまず特筆すべきシーンは。嵐の海にピアノを捨てられたライエルの顔。

これは描いている最中、ナベ先生自身も考えていました。やり過ぎか? お客さんが引いてしまったらどうしよう? でもこれだけ魂のこもった顔、そうは描けないぞ。進むべきか進まざるべきか(笑)。

どうしようか、と意見を求められた我々も、なんとも言えず。ガンガンには女性読者も多いし、確かにライエルには女の子のファンもたくさんついているし、それでなくても最近雑誌の中で浮き気味だし……。考えに考えた末、面白いんだから、やるしかないと。

あの顔にショックを受けた、ライエルファンの方がいたら、すいませんでした(笑)。

あとフルートの海亀も物議をかもしていましたねー。卵産み続けているのはどうだろう? と(笑)。

でもねー。もう止められないんですよね、ここまで来ていると。人の目気にしてパワーのないギャグなんて、意味無いですからね。賛否があるのを予想しても、思いついた上に、インパクトがある以上、突き進むしか。

よく言われることなのですが、「まあまあだね」とみんなに言われるぐらいなら、賛否がバッキリ割れちゃった方がましなのです。「まあまあ」じゃ、本買ってくれないかもしれないでしょ? 賛否割れても、「賛」の人は買ってくれる訳だから。

これだけ漫画があるんだから、八方美人になっちゃ駄目。どっちにしろ、最後は棲み分けないといけないんだから。「面白い」と思ったら迷わずドーンと行かないと、個性が出ない。個性が出ないと、読む方が選べない。

好きな物は好きなんだし、嫌いな物は嫌いなんだし、甘党と辛党が永遠に理解しあえないのと同じ理屈で。嗜好品は、数字の多寡だけでは語れないところがあるのです。

というわけで、ナベ先生のギャグは行くとこまで行くしかない綱渡りなんですが、止められない。例え崖下転落したとしても。たぶん自分なら海亀フルートに卵を産ませるのは、なんかアレだからしないよね、というのは溝渕さんとの共通見解でしたが(笑)。

ちなみに僕は甘党です。漫画も。

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2005/05/17

残骸発見

ちょっと前のニュースですが。

1999年12月に火星の南極に着陸を試み、直後に通信が途絶えて消息不明となっていた米航空宇宙局(NASA)の探査機マーズ・ポーラー・ランダーが、着陸予定地点に近い場所で発見された。(中略) 火星軌道を周回するマーズ・グローバル・サーベイヤーが1999年と2000年に撮影した南極付近の画像を専門家が再分析した結果、パラシュートやランダーの機体、エンジンが地表を吹き飛ばした跡が確認された。ランダーの機体は、暗色の噴射跡の中に、かろうじて白い点として見える程度だが、砕け散らずに、ある程度の外観は保っていると推定されている。

読売新聞5/6

しょぼーん。なんか想像するだけで寂しい絵ですね。火星の極寒の南極、ドライアイスの雪が吹き付ける中、吹きっさらしで横たわってるんですよね。

しかも見つけたのはいいけど、当然回収する予定はないわけで。朽ちるに任せるわけですね。

SF的に考えても。将来火星が開発されて、火星観光が盛んになったとしても、人気出なさそう。観光スポットとして。人気なのはきっと、成功した探査機たちの方だと思うので。

確かNASA予算削減の中、「安い、早い、美味い」シリーズとして作られて失敗したんですよね、これ。(嘘。それは牛丼。ホントは、「より速く、より良く、より安く。Faster, Better ,Cheaper」)

失敗するべく失敗して、このままずっと吹きさらしかあ……。哀愁を感じますね。

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2005/05/16

5/13NOAH後楽園 ルード万歳

5/13NOHA後楽園ホール大会。タイトルマッチ絡みでいろいろ動きがあって、面白そう。

さてまずは、初出場の選手に注目。第四試合、メキシコからやって来た、エル・オリエンタル選手とアビスモ・ネグロ選手。

特にルードのアビスモ・ネグロ選手。なかなかいいんじゃないか? 結構でかいし、パワーもあるし。

メキシコのルチャドールと言えば、すごい飛び技を持つテクニシャン、というのが一般的なイメージですが。渋いルード好きなんですよね。みちのくプロレスに来ていた、アパッチェさんとか。

試合巧者で細かいテクニックがあって、要所ではひょっと飛んで見せる。そういう変幻自在な所が好きなのです。

ネグロ選手はマスクマンだし、パワー派のラフファイターみたいだから、その系統ではないんですが。でもそういう人も好きだな。ラフに攻め立てて、やっぱり要所でぴょっと飛ぶ(笑)。意外性が素敵。

NOAHには今、マルビン選手しかメキシカンが来ていないので、シリーズ通してもっと慣れてきて、定着してくれると面白いんですが。ちょっと期待。

試合中の解説で、ネグロ選手の必殺技がマルティネーテ(ツームストン・パイルドライバー)、メキシコでは禁じ手で出すと反則、それを省みず相手を失神させ云々、といっているのを聞いて。どこかで見てるなこの選手、と思い出す。

ルチャの試合は欠かさず見ているというほどじゃないので、名前と顔が一致していないんだけど、かすかな記憶が。調べてみたら、見てました。第三回スーパーJカップin両国、生観戦。第一試合に出場。しかも相手はオリエンタル選手。ちゃんとツームストンで勝負あり。…あの時金色だったような気がするのは、気のせいか?

生で見ていたと気付いたら、ますます頑張って欲しくなりますね。

オリエンタル選手は、技かけるタイミングの違いとかが把握できないのか、かみ合わず苦労している様子。初日では本領発揮とは行かなかったようです。ガンバレー。

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2005/05/15

祝四万

カウンターが4万件を回りました。お客様も少しずつ増えているようで、励みになります。ありがとうございます。

今回は一日何千件というようなすごいフィーバーはありませんでしたが。ちょこっとレイソルで。

名古屋戦の後、一時的に訪れる人が増えてました。哀しいですね。事件で注目されても嬉しくないなあ。今度レイソル絡みで起きるなら、いい事起きた時がいいな。

フィーバーじゃないけど、きのした先生の記事を書いたら、検索ワード「エロ」で引っかかることが多くなりました。期待してこちらにいらした方にはすいません、そんなコンテンツ全然なくて(笑)。

「きのした順市」でいらしている方も多いようです。すごいじゃん、順。「かわせひろし」本人より全然多いぞ(笑)。

知り合いが頑張ってて反響あるのを見てると、嬉しくなります。下積みから知ってるから。頑張ってれば、ちゃんと結果がついてくるんだねえ。

当然本人としては、もっともっとビッグになりたいんでしょうが。一時期ナベ先生の仕事場、負け犬気分が蔓延していたからな。特に順とは負け犬仲間として、一緒に屈辱味わったし(笑)。それを考えたら、隔世の感がありますね。

今身内で出世頭と言うと、佐々木先生。頑張って追いつきたいですね。……結構遠いな。いやいや、頑張ります。

そう言えば三万回った時ハーメル回顧録で予告打ったけど、まだそこにたどり着いてないですね。予想より速くカウンターが回ってる証ですね。ありがとうございます。記事はもう準備済みです。そろそろですので、お待ちの方はお楽しみに。

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2005/05/14

打ち切り異聞 その3

こんなにずけずけ書いていて、ペーペーのくせにうるさくて使いづらい奴だと干されたらどうする気なんだろう? と自分で思ったりしましたが。はっきり口にしなくても、使いづらいのはいつものことだから同じか、と開き直り。今度は作り手、漫画家の立場から語る、打ち切り。

当然、嫌ですよ、そんなもの。冗談じゃない。いきなり、無職無収入になるんですよ? 失業保険だってないんだから。

しかも、仕事取るのに物凄く苦労しているわけですよ。オイラなんてずーっと辛酸を舐めてきて、それでようやく取れた連載なわけですよ。またあの苦労をする羽目になるかもと思ったら、地球なんか滅びてしまえばいいのに、という気分ですよ!

…と、本心をアピールしたところで(笑)、ちゃんと真面目に。

漫画自体にも今の打ち切りはマイナスに作用しています。前述の通り、「どんどんトライしていいよ!」という姿勢だったら、よっしゃ、一発大勝負してみるか! という気分にもなれるんですが。そんな雰囲気じゃないので。

「打ち切られないようにしなくちゃな」と考えたら、使えなくなる手がたくさんあるんですよ。「序盤何回かでアンケート結果が悪いと打ち切り」という条件だとこうしないと、という縛りが出てくる。

作品自体としては、こういうキャラのほうが完成度上がるけど、こんなキャラじゃ人気出ないから美形のにーちゃんにしよう、みたいな姑息な考えになりやすい。もしくは美少女をたくさん出す(笑)。

さらにお話で言ったら、盛り上がるにはバトルシーンがあった方が。すると主人公には特殊能力があった方が。で、運命の敵がいた方が。そいつが序盤にチラッと出てきたりとか……。

…見覚えありませんか?

他にもいくつか受けやすいパターンがあって、実際量産されています。なんだこれ、何番煎じだよ、ダセー、と思っていた方もいるでしょう。

でもそれには、打ち切られたら明日から人生がピンチという、哀しい漫画家の姿が隠れているのです。んで、向いてない人が無理して流行り路線にしてる、痛々しい漫画が出来ちゃう。

それは描いてる漫画家の都合で、読み手には関係ない、という厳しい御指摘もあるかもしれません。なんてひどいんだ! あんたオニだよ! 漫画家だって人間なんだ! 一生懸命生きてるんだぞ!

…すいません、取り乱しました(笑)。でも、読み手としても、読めなくなってる漫画が。

「こち亀」のような漫画は、現在の状況だとなかなか出てこない。ホントは重要だと思うのです。雑誌を買ったとき、お楽しみを全部読んじゃって、それでもまだ読める漫画。食後のコーヒーのようなポジション。

一番売れるメインディッシュをみんなで追っかけてるから、それの美味いやつからまずいやつまで並んでいる。当然まずいのは絶対読まない。美味いメインは単行本で揃えるやつだから、それしか読む物がないと、雑誌を買っても二度手間になるだけ。

単行本を揃える人はそんなに多くなくても、幅広く読まれる種類の漫画は、雑誌を買ったときおまけとして作用する。そういう漫画がいくつか載ってれば、立ち読みも大変だし、買うか、ということになる。雑誌が売れれば、新連載も目に止まりやすくなって、新しいヒット作が生まれやすくなる。

いい循環が出来るはずなんですが、現状は。「おんなじ種類で上手い下手」で並ばれちゃうと、買って損した気分になるんだよなあ。

漫画家だっていろんな人がいるから、ほっときゃいろんな漫画が世に出るはずで。それが全体を耕す、いい状態なはずなんですが。「打ち切り回避」という条件付けで絞り込まれていく。もちろん、そうせざるを得ない業界の事情もあるんですけどね。

まるっきり無くすのは無理としても、何かこの状況を改善する必要はあると思うのです。

いや、まるっきり無くしてくれても、僕としては……(笑)。

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2005/05/13

打ち切り異聞 その2

すいません、続きました。書いてたら物凄く長くなってしまったので。それだけ重要なテーマだということでご容赦ください。

さて、今度は送り手の話。打ち切りが常態化していることによって、どういう影響が編集部に起きていると思われるかについて。

安易に最終カードを切っちゃって、それが当たり前になってるので、責任の所在があいまいになってる。特に10週切れみたいな新連載。はっきり言って、2ページ見た瞬間に絶対終わる、というような作品が載ってる。これは確かに作家がヘボだからなんだけど、それを見抜けず、載っけちゃった人の責任は?

なんか、全部漫画家に責任転嫁されているような気がするのは、僕が漫画家だからですか?

漫画制作において、特に新人に対しては、編集さんはかなりの影響力を持っています。担当編集が首を縦に振らない限り、企画会議にも出してもらえない。だからここの人はかなりの目利きじゃないと困るんですが。

でも、どうもその部分が上手くいってない感じ。原因は打ち切りに対する姿勢だと思うのです。

打ち切りが上手く作用していた時期もあるのです。打ち切りといえばジャンプが有名だから、ジャンプで例えると。昔は同じ一目見ただけで、という作品でも、腕よりもネタが、というパターンがあった。明らかに一発ネタで、凄いギャンブルしましたね、という意欲作。

これは当然なかなか当たらなくても、雑誌全体に謎のパワーを生み出す効果があったと思います。たまーに大ヒットになる時あるしね。「駄目なら打ち切ればいいか!」で思い切りよく大らかに。「筋肉マン」なんかはそういう大らかさが生んだメガヒット。

でも今は打ち切りを回避しようとして、発想が物凄く縮こまっている。受けを意識してガッチガチ。盆栽みたいに漫画を剪定。そうしたほうが面白くなると思ってるからやってるんでしょうけど、でも。

剪定するなら、もっと細かいところに神経使うべきだと思うんですが。で、前述の速攻打ち切りみたいな剪定大失敗の時、責任は問わないの? という話になるのです。同じ失敗繰り返している。目利きのレベル上げてくれないと、安心して身を委ねられない。

まあ、基本的に、剪定される時点でイヤダ! というのが本音ですが(笑)。枝切られたら痛いじゃん? そんな漫画家の本音は、また明日。

(まだ続く!)

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2005/05/12

打ち切り異聞 その1

なんかやたらと「打ち切り」という検索に引っかかってるんですが。

いやですねえ、打ち切り。今一番聞きたくない言葉ですね。漫画界では当然となっている、この「打ち切り」というシステム。当然じゃないといいですねー。

実際真面目に考えてみると、実はあんまりいい事ないんじゃないかと思うのです。

まず、読み手の立場からして。途中までは金払ってるんだから、ちゃんとしたオチを見る権利が読者にはあるんじゃないのか。未来が見えて打ち切られるって分かっていたら、買い揃えなかったのに! という人だっているでしょう。

例えば小説だったら、大体最初から単行本で売り出すので、話のオチは必ず見れるのが普通です。続編が出ないということはあっても、とりあえずちゃんとした区切りまでは見ることが出来る。

映画が途中で終わるなんて考えられないし、TVドラマやアニメでも放送予定が先に立ててあるから、めったに起きない。深夜アニメなんかだと最近ちょくちょくありますが。でも本来異常事態。

漫画の場合はそれが日常。漫画は人気が出なかったから、という理由でほとんどが放り出されます。人気が出なかったおかげで、みんなの記憶にあんまり残っていないだけ。だから、たまに結構続いた作品が打ち切られたとき以外は、大事にならないのですが。

でも、いくら人気がいまいちだって言ったって、「0」と「少ない」はまったく違う。「0」は何個足しても「0」のままだけど、「少ない」人数でも足していくと、塵も積もれば山となる。

さらに言うと、人気が出た作品でも、引っ張りに引っ張ってボロボロになって、人気が無くなった所で打ち切り、というケースも多いですから、漫画って、最後まで見て満足、ということがあんまり起きない。裏切りの歴史。

もう僕なんか怖くて、ちょっと面白いぐらいじゃ漫画買えませんからね。期待して揃えて、裏切られたらガッカリだから。打ち切りもない、打ち切りを恐れて路線変更して好みから外れることもない、という確認をしてから揃え始める。商売に大切な信用、ブランド力というものにマイナス。

お話のオチを期待できないとなると、読み手として食いつけないタイプの人が出てきちゃうと思うんですが。つか、僕なんですけど。漫画好きなんだけどなー。最近どうも期待して読めないのは、この辺に原因があると思うんだけど。

皆さんはどうですか?

(続く)

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2005/05/11

vs新潟 いけないがいけない?

「勝たなきゃいけない試合だった」vs新潟、0-0のドロー。

一番いけないのは、それではないのかと心配になってる今日この頃。真面目で大人しい選手、多いみたいだし。頑張って何とかせねばという義務感でいっぱいになって、余計な力が入ってるのではないか。あの玉ちゃんが、得意の左足シュートを引っ掛けたのを見て、そう思う。

寿司投げつけるぐらい、ふてぶてしかったらよかったのに(笑)。

前節といい、これだけ惜しく外れて点が入らないというのも。なかなか出来ないですよ。なんかの弾みでポンポーンと入るようになる気がしますけどね。ただし、肩の力を抜くことが出来たら。

というわけで、まあ結果知ってて見てるわけだし、オイラはキリキリせずに、肩の力を抜いて感想を。

前節から明神選手のパートナーに祐三君が。土屋&中澤のCBコンビが同タイプなためか、ちょっと不安定。熟成させるには時間がかかりそうなので、はっきりとしたダブルボランチにしちゃった方がいいのかも。

小林君のボランチは結構将来有望だと思っていたので、これは歓迎。U-20の大熊監督も、ボランチで使ってくれたらいいのに。ボランチには大谷選手という期待株もいるので、二人で競って伸びて行って欲しいです。

近藤選手が華麗な足技にトライする姿勢が目立ちます。トライしているだけで、決まっているわけではないんですけど(笑)。でも、SBやり始めた頃は「なんちゃってSB」で、攻撃にさっぱり参加してなかったから、それを思えば進歩したなーと。

この調子だと来年辺り、華麗に突破する近藤選手の姿が見れるんでしょうか。いや、スピードはあるんだから、ほんとにそうなって欲しいです。近藤選手のポジション取りが高すぎておっかない、という声があるみたいですが、この間までは低すぎて意味なかったので、これも経験値待ちかなー。

「波戸さんいじめ」(せっかく上がって呼んでるのに無視)が気になってたんですが、この試合は大活躍。リカルジーニョ、クレーベル選手が中央から攻め立てて、空いたサイドを有効利用。攻めのパターンとしては、この形は非常に有効なんじゃないでしょうか。続けてけば、タイミングとか精度とかもっとよくなってくと思うし。

後はほんとにゴールにボールを押し込むだけなんだけど。宇野沢選手も帰ってきたことだし、頑張れFW陣。…て、力入るようなこと、言わないことにしてたんだっけ(笑)。

次節ヴェルディ戦、これが終わると中断期間に。こっそりヴェルディも調子悪いし、勝っていい気分で中断期間を迎えたいですね。

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2005/05/10

ハーメルンのバイオリン弾き 26

ハーメル回顧録の26。前回まではカテゴリー、ハーメル回顧録でどうぞ。

この巻一番の大仕事。ベースがリュートの背中をひん剥くところから3ページ分のセリフ。オイラが考えた。いつものナベ先生の台詞回しと、ちょっとテンポが違うのはそのせい。「こういう意図で、なるべく難しい単語を使って…」と言われて捻り出したのです。

基本的に、僕が作画でエース格のスタッフだったことはありません。まず溝渕さんが、その後は佐々木君だったし。それでもナベ先生が僕をチーフとして扱ってくれたのは、こういう仕事をしていたから。元々ブレーン的な仕事をしていて、それはこの後ますます強まって行くのです。

さてリュート編、この巻で終結するわけですが。この回顧録を書くために久々読み返していて、思わず涙が出ちゃったよ、リュートがフルート助けるとこで。

ナベ先生とオイラの作風は、まるっきり違います。普通これだけ長く一緒に仕事をしていたら、もっと似てくるものなんですが。じゃあ影響まるっきりないのかと言うとそれも違う。

絵柄とか表に見えやすいところではあまり共通項がないのですが、根っこの部分が一緒。どういう話が好きなのか。どこにプライオリティーを置いているのか。それがこういうところで現れる。

要はこういう話に二人とも弱いのです。

だってさ、手足折られて動けないはずなんだよ? 目だって潰されて見えないはずなんだよ? なのに。

フルートを助けて、ページをめくったら丸々1ページ、あんな笑顔だなんて。反則だ。それで「スフォルツェンド第一王子大神官リュート―死亡」って、あーた。フルートじゃなくても泣きますよ。

前述のブレーン的仕事というのも、ここの感覚が一緒だから。何を描くべきか、根っこの感覚が同じなので、僕が意見を言ってもナベ先生は聞いてくれるし、採用してくれる。

体験談から言っても、ゴールが別の人とだと、どうしても最後平行線になってしまう。一番描きたいものが理解してもらえないと、話にあやふやな要素が盛り込まれてしまって、むしろマイナスになってしまう場合もある。

そこが一緒だという確信があるのが、ナベ先生が僕を重宝してくれる理由で、僕がナベ先生を師と仰ぐ理由。

お父さんのエピソードを入れるかどうかは、意見が分かれますけどね(笑)。

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2005/05/09

5/7,8 ディファカップ

連日プロレスたくさん見れて楽しい、ディファカップ二日放送、onG+。

いつもプロレス、NOAHばっかり記事書いてますが、他も見てるんですよ。ただ、CATVで遅れて見てるんでコメントしないだけで。というわけで、いろんな団体の選手が一堂に会するこの大会を、楽しみにしていたのです。ではまず初日の感想から。

プロレスの見所の一つは、技だと思うんですよね。格闘技と違って、持ち技という概念があるから、使い込まれて磨かれた、惚れ惚れするような技が見れるところ。難易度高くなくてもいいんです。技の品評会じゃないからね。使い込まれて身に染み付いた技には、威力と、ある種の美しさが備わっていて、すばらしい。

その点で、第一試合の中島選手。若さばかりがクローズアップされ、正直なんだかなーと思ってた時期もありましたが。話題性だけでなく、中身もしっかりしたもの。さすが新日道場の鬼コーチと恐れられた、佐々木健介の弟子。特に小学生の頃からやってる空手の技のその威力。

鍛えられてむっちりパンパンの下半身から繰り出される蹴りの、痛そうなこと。特に決め技のスピンキック、「R-15」の速さときたら。目にも留まらぬ回し蹴り一閃。残念ながら一回戦で消えてしまいましたが、あの蹴りだけで満足感。

長く見てると、さりげないドラマに出会えるところもプロレスの魅力。はたと気付いたTAKAvs藤田ミノル。解説がSUWA選手で、そういやあの頃みちプロ出てたな、と。その時の記憶がフラッシュバック。あんなにいじめられてた藤田選手が、すっかりふてぶてしくたくましくなって、感慨深いなあ。

そんな藤田&日高組決勝進出。相手は丸藤&KENTA組。うーむ。藤田選手を応援したくなってきたな。てな感じで明日決勝。楽しみだ。(5/7深夜に書いてます)

翌日です。決勝戦です。

正直言うと、出場チームの中には、ちょっとバランス悪くてパートナーが足引っ張っちゃっているチームもあって、全ての試合がスイングしていたかと言うと、残念ながら、というカードもあったのですが。さすがは決勝戦。大熱戦。

フリーが長くてそのためヒール生活、でもこっそりベビーフェイスの藤田&日高組に対するは、イケメンという事でベビーフェイスになっているけれど、実は底意地悪いんでは? という、こっそりヒールの丸藤&KENTA組。会場の応援も真っ二つ。盛り上がってます。

どっちのチームも好きな選手なんだけど、昨日昔の姿を思い出しちゃったので、今日は藤田選手を応援。ガンバレー!

……しかし、奮闘むなしく負けてしまいました。残念。試合後男泣きの藤田選手。いや、頑張ったよ。よくやった。

最後には負傷欠場中の星川選手に優勝賞金を送る、というシーンもあって、非常に人情に溢れた大会でした。面白かった!

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2005/05/08

大人の常識

科学常識チェック、〇か×か(国際比較の共通質問から)

〈1〉地球の中心部は非常に高温
〈2〉すべての放射能は人工的に作られた
〈3〉我々が呼吸に使う酸素は植物から作られた
〈4〉赤ちゃんが男の子になるか女の子になるかを決めるのは父親の遺伝子
〈5〉レーザーは音波を集中することで得られる
〈6〉電子の大きさは原子よりも小さい
〈7〉抗生物質はバクテリア同様ウイルスも殺す
〈8〉大陸は何万年もかけて移動しており、これからも移動するだろう
〈9〉現在の人類は、原始的な動物種から進化した
〈10〉ごく初期の人類は、恐竜と同時代に生きていた
〈11〉放射能に汚染された牛乳は沸騰させれば安全

勘違いで一個間違えちゃった。知ってたのに。悔しい。

子供の理科離れが叫ばれる中、当然大人も理科離れ。国際的に見ても日本人は理科が苦手なようです。このテスト、17か国中14位だって。科学技術立国、ピンチ。

というわけで文部科学省は、「最低限の大人の科学常識」をまとめることにしたそうな。

科学イコール難しい、というイメージがあって構えちゃう人がいるんだろうけど、もともとは身近な事の不思議を謎解くことから始まっているわけで。宇宙論とか素粒子論とかの最先端は確かに難しいですが、役立つ知恵もたくさんあるのです。

それに世界の見方を豊かにしてくれる。ナベ先生と北アルプスに登った時のこと。プレートテクトニクスと日本の生い立ちを知っていれば、ここは昔海の底だったんだと、感慨にふけることも出来たり。海底だったんだから、探せば化石があるはず、と化石探しに熱中できたり。

勉強というスタンスじゃなく、好奇心の赴くまま本を読んだりして知識を蓄えていくと、結構楽しいと思うんですが。

常識チェックの答え

〈1〉○〈2〉×〈3〉○〈4〉○〈5〉×〈6〉○〈7〉×〈8〉○〈9〉○〈10〉×〈11〉×

いくついけましたか?

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2005/05/07

見えなかったもの

漫画で交遊録第10弾。「アークザラッドⅡ 炎のエルク」。(西川秀明著。1997No.16~2001/8。スクウェアエニックス。SCE)

だから、同じ雑誌で連載している漫画を同時に手伝っているというのが、異常事態なんですが(笑)。でも、その異常事態で手伝いに行ったことによって、気付けたことがあるのです。ちょうど4巻、エルクの子供時代のエピソード。それを手伝っている時に。

当時の西川先生の仕事の仕方は、背景の下書きも本人がきっちりやってアシスタントに回す、というもの。その下書きも、もうなぞればOKぐらいのクオリティー。で、それを描いてて思ったことが。

「俺、上手い?」

いや、勘違いなんですよ。なぞってるだけなんだから(笑)。でもこれには、もう少し細かく説明しないといけないことがあって。

実は「Z MAN」の時にもそう感じた一瞬があったのです。炎の谷のとこのでかい見開きを任された時。同じ様に、もうなぞればいいだけだった。出来上がった物を見ると、結構上手いじゃん俺、と。

で、このアークの時にも。さらに、時間が迫っていて、もうこの小さいキャラは任せた、と言われて。いいんですか? と戸惑うオイラに西川先生、「大丈夫だよ、川瀬君線きれいだから」 あれ?

自分は絵とお話で言ったら、絵に弱点が、と思っていて。絵に関係して誉められるなんてない、と思っていた。何とかしなくちゃ、と悩んでいたのですが。

当然プロにはもっときれいな人が大勢いるとしても、線に関してはとりあえず大丈夫だって事? じゃあ何が問題かって言うと……。要は西川先生が下書きで出来ていることが、全然出来てない。だからなぞった絵が、いつもの自分の絵に比べて、びっくりするぐらい上手く見えるのです。

さらに別の機会に、西川先生とそんな話に。「そう、観察力なんだよね。だから例えばこういう絵の時……」  ああ!

手の技術じゃなかったんだ。脳の中でその回線が切れてる! そこを高めないと駄目だったんだ。

人間て、見えてるようで見えてない。特に自分の弱点は見えない。と言うか、見えてたら直すから、はなっから弱点にならない。見えないから弱点、弱点だから見えない。クローズドサイクルになってるのです。

他人が見たら簡単なことなのに、本人には分からない。それを言葉で伝えても、感覚自体が育ってないから、ピンとこない。絵の下手な人はいつまでたっても下手、話の下手な人はいつまでたっても下手。どこかで見えるようになるきっかけが来ない限り。

だから、他人が漫画の批評してるのを聞いてると、面白いですよ。自分の得意な所で、凄く文句言うから。やっぱり得意な所は敏感で、よく見えてるのです。

西川先生のおかげで、自分の弱点がはっきり見えた。それ以降、そこを高めるためのトレーニングをして、少しはましに。

ただねー。もともとの基本値が低いから、直るって言っても亀の歩みなんですけどねー。間に合うのか、俺?

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2005/05/06

春眠暁を覚えず

一日に必要な睡眠時間を決めるのに重要とみられる遺伝子を、米ウィスコンシン大のチームがショウジョウバエで見つけ、28日付の英科学誌ネイチャーに発表した。似た機能の遺伝子は人間にもあり、共通の仕組みが人でも働いている可能性があるとチームはみている。

共同通信4/28

オイラにあるやつは、きっと長めのやつだ。

漫画の仕事は、時間通りに進まなくてスケジュール狂うことがよくあります。単純作業は計算立つんだけど、アイディアが必要な場合、思いつかないと手がつけられないから、ずるずるっと遅れてしまったり。

そうなると寝る時間も不規則になりがちで。睡眠のとり方は結構大きな問題。

僕の場合。眠いの駄目なんですよね。ネームやってるときに寝不足だったりすると、頭の中に霞がかかったようになって、さっぱりなんにも思いつかなくなっちゃうので、とにかく、寝たいだけ寝る。

締め切り直前に、追い込まれてぐっすり寝てる場合じゃなくなることが多いのですが。注意が必要。寝る余裕はないんだけど、ほんとに一睡もしないと最後力尽きちゃうかもしれないので、ちょっとだけ仮眠をとる場合。寝るタイミングを間違えると、むしろ起きた時にコンディション悪くなってる。これなら寝なきゃよかったという状態に。

でも人によって個人差があって、うまーく仮眠だけで凌げる人もいて。遺伝子の差じゃしょうがないな。オイラ寝ないと駄目な設計なんだという事か。

生まれつきで決まってるなら仕方ないから、寝たら終わらないような事態にならないよう、自分の仕事は余裕を持って進めたいですね。先月は駄目だったけど(笑)。

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2005/05/05

vs大宮 いやな気配

フィールド上に漂う、この嫌な空気は。vs大宮、0-1。

点差以上の嫌な負け方。大宮の思うとおりに踊らされたというか。

去年、入れ替え戦になりそうな時、思っていたのです。大宮とは当たりたくないなと。すごくいいサッカーをしていて、下手すりゃ負けるぞ、と思っていた。ほんとになっちゃったよ。ガッカリ。

大宮の強みは、「自分たちのサッカー」というはっきりしたビジョンがあること。前半からきっちり守って、サイドを使って速い攻撃。みんなにそれが浸透しているから、迷いがない。その分動き出しも早いし、サポートも的確。

レイソルにもあれぐらい強固なものが欲しいですね。どうしても個人で打開する形になっちゃう。この試合も一人でボールキープするシーンの多い事。なまじ出来ちゃうから、周りもいつ出すのかタイミングがつかめなくて、サポートに入れない悪循環。

それでどんどん大宮の術中には待っていく感じ。向こうのゲームプランを崩すチャンスはあったんですが。序盤の攻撃のうちに点が入っていれば、向こうも前がかりにならざるを得ず、こっちのペースになったと思うけど。先制点欲しいなー。

もひとつ、こちらの方が気になるのが。何か嫌な気配が漂ってきたこと。試合する前から追い詰められている感。ここ何年か、散々嗅いでいる、嫌な臭い。

名古屋戦の騒動の後、「自分たちが勝っていれば、こんな事は……」というコメントを聞いたときから、気になっていた。勝たないと「いけない」事になったら、余計な力は入るし、あせるし、視野は狭くなるし、いい事ないのに。

いまいちシュートが入らないのも、そのせいじゃないか? 特に中澤選手の、あれ。

勝つのは「義務」じゃないんだ。「目標」なんだ。勝てなかったら問題点洗い出して練習して、次頑張ればいいんだ。

シーズン始めには、もっと肩の力が抜けた、いい雰囲気だったと思うのですが。なーんか追い詰められてきて、嫌な感じだなー。

何とか気持ちリセットして、シンプルな所から積み直して欲しいですね。

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2005/05/04

vs磐田 いない人いなくなる人

苦行。今季一番の。vs磐田、0-4。

いやー、ブログで書いてなかったら、結果先に知っててこんな試合見ませんが。でも、なんか記事書くことにしてるのに見なかったら、負けたような気分になるので、根性で。辛いですねえ。

前節いい結果だっただけに、落差がでかくてまた辛い。上がったり下がったりで、心の健康によくないなあと。

つーことで、何でこんな結果になっちゃったんだろう、と思いながら観戦。そして思ったこと。

この間から、失点のたびに、DFラインが手を上げてアピールしている姿を見ているような気が……。オフサイドのかけ損ねが目立ってる。サッカーマガジンの本山選手のインタビューで、「下がる選手がいないから簡単でしたよ」とばっさり言われちゃってたし。

まあ、土屋選手も中澤選手も、どっちかってーとストッパーだしなあ。…永田選手がいないから?

あと最近、波戸選手がフリーで両手を挙げてアピールしているのに無視、といういじめ(?)が目立ってますが。誰かサイドチェンジして欲しいけど。明神選手はそういうタイプじゃないしなあ。もう一列後ろからと言っても、中澤選手のロングキックは決して誉められるレベルでは……これも永田君?

でも、勝ったとはいえ、対する磐田だって。結局去年からの不振は前に進む力がなかったんだな、という感想。でも、それを解決しているのが、中山選手と藤田選手の両ベテラン。

中山選手がいなかったら、また、という可能性があるけど、代わりの人がいない。いきなりカレン選手では荷が重い。

強烈な追い越しでチャンスを作っていた藤田選手なんか、チームを去ることがほぼ確定。完勝した磐田も手放しでは喜べない。

いない人、いなくなる人のことを考えながら見てました。

今日(5/4)は埼玉TVで大宮戦生中継。勝って欲しいなー。

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2005/05/03

ハーメルンのバイオリン弾き 25

ハーメル回顧録の25。前回まではカテゴリー、ハーメル回顧録でどうぞ。

リュート編好調の理由。それは仕事のペースにありました。ガンガン隔週化の頃、みんな死にかけたのは前述の通り。しかし、このままではいけないと、ナベ先生一念発起。休みを利用してスケジュールを調整。実は途中から、締め切り数日前には上がる、余裕の仕事振りに。

出遅れさえ取り戻してしまえば、ナベ先生はもともと手が早く、週刊対応も可能。睡眠時間を削って仕事しなくてよくなったため、ヴォーカル編も途中から、ペースがよくなってきています。そして、リュート編は最初からちゃんと余裕のある仕事。

さらに巻頭作者コメントにもあるとおり、ガンガン野望に挫折、月刊に戻り。26巻からは月産60ページにペースダウン。さらに余裕が。

やっぱり人間、ちゃんと寝た方がいいってことですね。

さて、リュート編、懐かしい顔が出ています。スラー聖鬼軍とか、ドラムとか。特にドラムは、ナベ先生好きなキャラだったのに、早々に退治されてしまい描く機会がなくなって。久々の登場で大層喜んでおりました。

リュート編は全体の中で、とうとう物語を閉じる方向に一歩踏み出していることでも、特筆すべきエピソードです。漠然としていた旅の終わり、北の都へ向かう理由が明確になってきています。

ケストラーが復活、そして復活すると何が起きるか。そこが初めて語られて、それを阻止するために旅をするということがはっきりと。

「そろそろ、風呂敷広げてるばっかりじゃなくて、閉じないとだめなんだよね」とナベ先生寂しそうに語っていました。自分の生み出した、愛すべきキャラクターたち。しかし、別れが近づいてきている。それを予感させるエピソードでもあったのです。

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2005/05/02

ブンブン6月号

本日5/2、プレコミックブンブン6月号発売でございます。「ケッタ・ゴール!」も連載三回目を迎えました。

おかげさまで反響もあるようで、それが先月のカラー仕事に繋がっていたわけですが。でも、これに浮かれてちゃいけない。出だし好調で、その後尻すぼみになった連載なんて、たくさんあるんだから。

雑誌にコンスタントに載るようになると、当然自分の漫画をコンスタントに読むようになるわけで。雑誌に載ると、客観的に見えるようになるんですよね。特に絵を。

漫画をより良くしようと思ったら、描いた物を反省していかないと駄目なんだけど、雑誌に実際に載った時が、一番自分の課題がよく分かる。今までは読み切りばっかりだったから、そういう機会は途切れ途切れだったけど、連載になると、それが毎月。非常に有難い事です。

今月で言うと、ナベ先生と並んで載っているんだけど……。なんかパワー負けしているような。

ギャグの方がネタきついからパワーがあって当然、という部分じゃなくて、画面作りの部分で。オイラの弱点だからな、そこ。

いきなり明日からすごい絵が描けるようになるわけじゃないから、やっぱり一歩一歩。毎月課題を持って取り組もう。さて、今月は何に注意して描くべきか。今月号を読みながら考えています。

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2005/05/01

懐かしい顔ぶれ

J2、横浜FCvs甲府戦をつけながら仕事。サッカー気分に浸るため、結構仕事中に流していることが多いのです、サッカー中継。そんな中でJ2の試合もよく見ます。

そしたら甲府で懐かしい顔が大活躍。FW長谷川太郎選手とDF杉山新選手。どちらも柏レイソルのユースからトップチームに昇格。残念ながらレギュラー取りとはならず、移籍してしまいましたが、現在は甲府で頑張ってます。

特に今日は二人とも目立ってますねー。果敢にゴールを目指す長谷川選手は2得点、杉山選手の果敢なオーバーラップも有効で。試合も甲府が3-1で完勝。おめでとう!

…いや、僕のtotoは横浜FCに賭けてたから、あんまりめでたくないんですけれども(笑)。

レベルの高い低いは関係なく、選手が頑張っているのが伝われば、それだけでサッカー応援できるものですよね。今日の長谷川選手とか杉山選手のように、走り回っていると頑張りも伝わりやすい。いやー、よく走ってるなー。

頑張って走るってのも難しくて、チームとして上手く機能してないと、スペースないんですが。今日の甲府はその点ばっちり。

ひいきチームだと、どうしても勝ち負けにとらわれちゃって、「なんで勝てって言ってるのに勝たないんだー!」という気分になりがちですが。相手もいることで、上手くいかなくて負ける事があるのも仕方ない。だからあんまりカリカリ来ちゃうと、自分で窮屈にしてしまう。

なかなかそう上手くは、メンタルコントロールは出来ませんが(笑)。その点、こういう試合を見ているときは、お気楽に楽しめていいですね。単純にひいきの選手だけ応援できて。

totoがすでに外れてる!(がっかり)

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