漫画家志望
「漫画家 志望」でお客様。やっぱりそういう人が来てたりするのですね。まあこれだけ漫画の話してたら、当たり前か。
漫画家かあ……。なりたいですよねえ……。
あんたプロじゃないのかって? いや、一応プロの端くれですけど、プロにも漫画家、漫画屋、漫画業者と、いろいろあると思うんですよね。やっぱり「家」がつくと、ただそれで生計立てている以上の人じゃないと。そういうレベルになりたいなあ、という憧れ。
ちょろりと武道をかじっているせいもあってか、「家」がつくと、それを極めるのに人生を捧げている、探求者のイメージが。「屋」はそこまで入れ込んでないけど、漫画で生計立てている職人さん。「業者」は更に、漫画産業の組織にがっちりはまってる感じ。
職人にも憧れがあるけど、「業者」だけは駄目だ。大体漫画家になりたいと言ってる時点で、敷かれたレールからはみ出して生きるアウトロー。リスクを恐れず己の力で生きる一匹狼なんだから。飼い慣らされた犬には、なれねえのさ。(かっこいいー!)
いや、ほんとは要領よく生きた方が楽なんですけど(笑)。おっかしいんですよねー。その場その場でベストの選択をしているつもりが。気が付くとアウトロー人生。漫画家としても最近、はみ出してるなオレ、と感じることが多々あり。
もうここまで来たら、引き返せない。本物になるか、野垂れ死ぬか。やっぱり「家」付きを目指すしかないな。
目指すは漫画川瀬流宗家! 長いあごひげ蓄えて、年のわりに背筋がピンと伸び、ただならぬオーラを漂わせ、若い弟子たちをばったばったと……。だからそれは武道家だって(笑)。
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