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2005/04/26

ハーメルンのバイオリン弾き 24

ハーメル回顧録の24。前回まではカテゴリー、ハーメル回顧録でどうぞ。

前回に引き続き、作者コメント裏話、渡辺道明緊急入院について。これは事実です。原因は過労。そこから発熱し、過呼吸に陥って救急車を呼ぶ羽目に。しかし、語られていない衝撃の事実もあるのです。

川瀬浩、渡辺道明を見殺し未遂!!

じゃじゃーん。衝撃の告白。えー、真相を述べますと。

体調がおかしいと悟ったナベ先生、まずウチに電話を入れました。スタッフのうち、僕が一番仕事場近くに住んでいて、バイクで2分の距離。しかし、出ない。

なんとちょうどその時、僕はトイレに立っていて。しかもこれ以上ないというタイミングで、流した水の音と電話の音がかぶったらしく、まったく気がつかなかったのです。当然留守電入ってるなんて思ってもみないから、チェックするわけもなく。

ナベ先生の弱々しい「ひろしどん…助けて…」という留守電を聞いたのは、入院したという知らせを聞いた後でした。

ナベ先生、今度は次に近いきのした君に電話を入れ救援を求めますが、日ごろの行いのためか(笑)、深刻な事態だと伝わっていなかった。「ナベ先生病気かー。そういえば鍋食いたいって前に言ってたなー。じゃ、体力つけるようにジンギスカン鍋でも作ってあげよう」

ちょうど実家から送られた羊肉があったきのした君。いそいそと鍋を抱えて仕事場へ。その間にもどんどん弱っていくナベ先生。ついたときにはマジで大ピンチ。薄れ行く意識の中で、きのした君の取り落とした鍋のカラーンと響く音が、聞こえたそうです。

ちなみにナベ先生を見殺しにしそうになりましたが、僕と溝渕さんは北アルプスでナベ先生に殺されかけているので、これであいこと言えるでしょう(笑)。

さて本編。今回一番の大仕事は。コルネットの作ったチーズケーキ!

仕事場一の甘い物好きの誇りにかけて(?)、まずそうなケーキを描くわけにはいかん、と気合を入れ。かなり真剣に描きましたがいかがでしょう(笑)。

ちなみにコルネットに食われている牛のルーゼット。出所はアニメ「家なき子」。ナベ先生の大好きな作品です。好きな作品ほど、愛ゆえにギャグに使うナベ先生。恐ろしい人です(笑)。

そして始まりました、リュート編。どんなにかっこいい美形キャラも、お茶目なギャグキャラにされてしまうのはいつものこと(笑)。リュートもかなりの天然ボケに。

このリュート編は評判よかったのですが、それには理由が……。以下次号。

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