ハーメルンのバイオリン弾き 22
ハーメル回顧録の22。前回まではカテゴリー、ハーメル回顧録でどうぞ。
前巻21巻に、外伝「リュート物語~序章~」が収録されていますが、それはこの巻のためです。荒れ狂う戦場に突如現れる、元スフォルツェンド王子リュート、現冥法王ベース。
外伝は増刊に載ってたので、これの前に単行本に載せとかないと、「兄の手にかかってフルートが倒れる」というシーンの意味が、増刊読んでない人には伝わらなくなっちゃう。それにそろそろリュートの謎も語らなければいけないし、と判断。
例のごとく「自分の古い絵は見たくない!」と嘆いていましたが(笑)。
ナベ先生はあまり増刊に描いてません。ハーメルやってる最中、よその雑誌に描くこともありませんでした。どっちもオファーはあったのですが、性格的に一点集中型なため、断っていたのです。
大人の判断としては、注目を浴びてる時にそういう仕事をして、さらに注目倍増売り上げアップというのが普通なんでしょうが、そういうのが出来ない性格。でもそういう一本気な所が漫画にも出ていて、長所になっていると思うので、人それぞれということですね。
さて、今まで散々思わせぶりな態度だったリュート王子。それが人気の秘密だったわけですが。
何かを思っているんじゃないか? と読者に思わせる演出法は、巷でもちょくちょく使われ、人気取りには非常に有効。しかし、実は何にも考えてなかった、とボロが出ちゃうと大ピンチ。その点リュートのエピソードは内容も濃く、事情が分かってから読み返すと、リュートの声にならない声が聞こえるようです。
ブリュンヒルデの死も、かなり評判よかったエピソードですね。
まあ、それにしても。何度も触れていますけど、この巻でもコルネットの暴れっぷりは凄いです(笑)。
ちなみに、コルネットの放つ物語中最大の威力を誇る必殺技、「聖母殺人伝説」。読み仮名が「ジェノサイド・エクストリーム」。訳が一言も合っていません(笑)。「必殺技っぽい、くだらない技名募集」とナベ先生仕事場で公募、その結果生まれたのです。
みんなの力を合わせて生まれたのさ! なんか、必殺技っぽいでしょ?(笑)
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