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2005/03/28

何でも食べなきゃ

好き嫌いはいけません。

江崎グリコは17日、樹木の皮など植物の繊維の主成分であるセルロース(繊維素)から、栄養豊富な食用のでんぷんを作り出す技術を開発したと発表した。同社は「世界の人口爆発が懸念される中、食糧危機の回避に有効な技術であるとともに、地球にやさしい生分解性素材にも活用できる」としている。 時事通信3/17

びっくり。科学の力は凄い。

説明しますと。植物細胞と動物細胞の大きな違いは、細胞壁があるかないかです。中学校理科生物の範囲ですね。(←懐かしの先生気分。昔塾講師) で、この細胞壁がセルロースから出来ていて、人間はこれを消化できない。セルロース用の消化酵素を持っていないからです。

だもんだから、牛や馬のような草食動物は草ばっか食ってても平気なのに、人間にはムリ。食っても全部下から出ちゃう。ちなみにこれが、お通じがよくなる食物繊維の正体。

今回の発明は、セルロースを人間が消化できるアミロースという物質に変換する、というものだそうです。アミロースはでんぷんの一種で、人間にも消化できる。かくして、根っこだろうが皮だろうが、植物のどの部分からでも、食料ができるというわけ。

これで人口増加による食糧不足も大丈夫! というわけですが。さらに考えてみた。

どうせ食べるなら、杉の木を切って材料に使えば、花粉症対策!

この調子で花粉が大量に飛んでたら、いつ自分も発症するかとビクビクものなので。ぜひその前に(笑)。

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