がんばれH2A
26日PM6:25、H2A7号機が打ち上げに成功しました。よかった、よかった。
衛星の分離にも成功。老朽化した「ひまわり5号」の後継機です。温暖化のせいか、ばんばか台風が直撃するようになった日本。気象衛星が使えないと大弱り。これも一安心。
日本の宇宙開発、めちゃめちゃ叩かれてましたからねー。まあ一機当たりのお値段がでかいので、気持ち分からなくもないですが。でも技術的困難を考えれば、百発百中は難しい。その辺よく分かっていない、しかも普段宇宙開発にあんまり興味なさそうな人がマスコミとかで。
「車に比べてロケットの信頼性は…」とかね。ひでえ言いがかり。
ぎりぎりの性能を求めているロケットと、その辺テレテレ走っている車と比べるなんて。比べるならF1カーと比べなきゃ。トヨタもホンダもよく壊れてますけど?
今じゃみんな安心して乗っている旅客機だって、百年前は殺人マシーン。墜落行方不明は当たり前だった。飛ぶこと自体が、技術的にぎりぎりのチャレンジだったからです。こつこつ改良して、今の安全性を確保。
ロケットで宇宙へ行くこと自体、まだそういう技術的チャレンジの段階。何しろ何百トンもの可燃物の塊を、爆発しないように宇宙へ飛ばしている訳で。あのロケットのでかい図体、ほとんど燃料。でっかい爆弾みたいなもの。
でも、その技術的困難をクリアして、いつの日かみんなが安心して宇宙へ行ける日が来て欲しいな。車や飛行機のように、安全性を語れるレベルまで早く行って欲しい。
いつかそんな日が来るために、H2Aも頑張って欲しいなと思うのですよ。とにかく成功おめでとう! バンザーイ!
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