機動戦士ガンダム
ちょくちょく検索に「ガンダム」で引っかかってます。
ガンダムの記事なんか書いたっけ? と思っていたら、「母をたずねて三千里」のときに富野監督に触れていた。でもそれじゃ来た人は、関係ない記事を読まされたわけですね。すいません。
僕はガンダム大フィーバーをダイレクトで体験してる世代。ガンプラで人が死んでる世代です。ガンプラ買いに子供が殺到、将棋倒しに。事故の後、小学校のHRで注意されたのを覚えています。
僕もばっちりはまりました「機動戦士ガンダム」。どれぐらいのはまりっぷりだったかと言うと、「ガンダム大辞典」という本を買って、隅から隅まで丸暗記するテンション。各話のタイトル全部言えたし、モビルスーツの性能緒元も丸覚え。なぜか子供のときから数字覚えるの大好きで。人の名前はちょくちょく忘れるんですが(笑)。
なんであの時、あんなにはまったのかと言えば、ちょうど僕らのお年頃にタイムリーだったな、というのが理由のひとつに上げられるでしょう。ワンパターンの巨大ロボット物や特撮物にちょっと飽きてきて、俺はもうそんな子供じゃないぜ、と背伸びしたくなるお年頃。いや、それで結局ガンプラ買いに殺到するんだから、子供なんですけど。
でもそんな気分に「ガンダム」はばっちりマッチしていた。ロボットがリアルな兵器に見えて、ちょっと大人のドラマがあって。リアルロボット路線がその後急激に広まるのも、そういうことでは。
この「リアルな兵器」の感覚が、どれだけ根深いかというと。仕事で「スーパーロボット大戦」のアンソロジーを描いたのですが。
まずスーパーロボットたちが徒党を組むのに凄い違和感。部隊と言うからにはモビルスーツだろ、と。しかも、主役ガンダム達は、結局強すぎる主人公用スペシャルスーパーロボだから、と外す。うわー、バルキリーとジムばっかだよ。でもアムロは白いモビルスーツに乗せたいな。仕方ないGP01で代用だ。あ、ザクも出てきた、使わなきゃ。シャアの部下はやっぱりザクに乗せて……。
こんなことしてる場合じゃないのです。仕事のためにやってるゲームなんだから。強いのどんどん出して早く解かなきゃ、ネームが出来ない。でもジム系モビルスーツが揃っているのを見て、ちょっとウキウキ。弱くてもいいの! その方が部隊にリアリティーが。結局凄い苦労して解く羽目に。
このように僕には根深く「ガンダム」の影響が残っているのです。ああいうのがまた見たいんだけど、今のはちょっと違うんだよなー。
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