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2004/12/08

リアル 4巻

いわずと知れた井上雄彦先生の漫画です。「リアル」第4巻購入。帯に500万部突破だって。すご。1巻当たり125万部。文句なしのメガヒット。

この漫画はホントにすごいです。売れ方だけじゃなくて内容も。普通ありえないですよ、こんな描き方。

海外ドラマとかではよくある手法なんだけど、漫画では非常に難しい、複数主人公制をとっている。立場の違う3人が同様にスポットライトを浴びる構成。

漫画でなんで難しいかというと、とにかく長くなってしまうから。そこで読者が待っててくれるのは、やはり信用が大きいからだろうなあ。

井上先生なら、きっと何か考えてる。井上先生なら、きっと面白いはず。そういう読者との間に培った信用が、この描き方を許容していると思います。

遡ればそのきっかけはスラムダンクの終わり方に。なんかもめたみたいですが、自分を貫き通してきちっと終わらせて見せた。ジャンプでは非常に珍しい。人気がなくなるまで引っ張るのが普通だから、大概なんとなく終わっちゃう。でもそこで意味のある終わり方をしたことで、商品じゃなくて、作品を作る人だと自分を位置づけて見せた。

当然漫画が面白いから引っ張れるんですが、これだけゆっくりと描けるのは、この先に何かをやる目論見があるはずだという、信頼感が支えてる。そうなると、人気をせこせこ考えなくてもよくなるから、思い切ったことが出来て、それがまた面白いという好循環。

4巻では戸川君が未来が開けてきましたが。他の二人はどうなっちゃうんでしょうね。単純な話にするつもりなら、あんなタイトルつけないだろうしなー。楽しみです。

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