« 2004 レイソル総括 | トップページ | 血液型 »

2004/12/14

ハーメルンのバイオリン弾き 8

ハーメル回顧録の8。前回まではカテゴリー、ハーメル回顧録からどうぞ。

スフォルツェンドでの激戦も決着がつき、第2部がスタート。そしてこの巻で、世界の運命を左右する重要な(?)キャラクターが登場します。

大神官クラーリィ・ネッドの妹、コル・ネッドです。

一山超えてシリアスモードになっているストーリーを、また楽しい雰囲気にリセットすべく、フルートの恋のライバルとして登場した魔闘家コルネット。まさかそれが後々あんなことになるとは、このとき誰も思っていませんでした。ええ、ナベ先生本人でさえ(笑)。

マンガのキャラクターはもちろん作者が考えて作り出しているのですが、上手くはまると作者の駒としてではなく、まるで生きている人物のように勝手に動き始めます。そして、中には親である作者の言うことを聞かずに、好き勝手暴れ始めるキャラもいるわけで。

コルネットは最初ちょっと可愛い妹キャラを出そう、と言う目論見だったのですが、暴走。ものすごいギャグキャラに成長して、終いにゃ魔族化、スフォルツェンドを壊滅の危機に落としいれます。あげく、世界を救うのです! これだけ読んでたら、なんのこっちゃという感じ(笑)。

ちなみに第3回で書いた、再登場のタイミングを失ったキャラは、このコルネットです。破壊力ありすぎて出しづらくなって。でも最終決戦ではみんなを登場させるつもりだったから、どうしようと。で、ナベ先生の出した結論が、一世一代のギャグオチとして使おう、というもの。それであんなことに(笑)。

ほんと、最初は大人しい、可憐なタイプの妹キャラというアイディアもあったんですよ。元気な子の方がいいかな、というナベ先生の判断が、巡り巡ってあそこまで。

キャラクターはナマモノです。だから予想がつかなくて面白いんですけどね。

そうそう、タイミングを失ったといえば、巻末に載ってる番外編。特にハープ先生のお話が。単行本に収録するタイミングが無くて、ここに載っているのですが、描いたのは2年近く前。昔描いたものって、本人にとっては見るのが辛いのです。当然今のほうが上手くなってるから。ナベ先生が、うわー! と頭を抱えていた姿を思い出しました(笑)。

|

« 2004 レイソル総括 | トップページ | 血液型 »

ハーメル回顧録」カテゴリの記事

コメント

初めまして、こんばんは。
やさき ゆうという、ハーメルンの一ファンです。

ハーメルンの回顧録、読ませて頂きました。
私は今、21歳の大学生ですが、中学生の当時は、ハーメルンが好きで好きで、市内の書店を巡っては、ハーメルン関係の書籍をひたすら買いあさったりしてました。
あの頃のお小遣いは、全てハーメルンのために費やされたといっても、過言ではありません。
もちろん、今でもハーメルンが大好きです。
ハーメルンのキャラクターたちも、皆大好き♪
いつもは能天気に笑っているけれど、皆、心の中に重くて暗いものを抱えている……。でも、それに負けないように、皆希望を忘れずに戦っている。彼らの笑顔に、何度勇気をもらったことか……。劇場版のOP『前を向いて歩こう』は、まさにハーメルンのための歌だと思いました。

ハーメルンが好き過ぎて、渡辺先生にファンレターを送ったこともありました。初めてのファンレター。ドキドキしながら、ハーメルンが大好きなこと、これからも先生に頑張って頂きたいこと、拙い字で、それでも丁寧に書き綴った覚えがあります。ファンレターを出したのは、後にも先にも、渡辺先生ただ一人です。それだけ、私にとって、ハーメルンは大きな存在だったのです。

今、もう一度ハーメルンを読み返しているところです。今読んでも昔読んでも、その感動は、やはり変わりません。いえ、今だからこそ、ハーメルンの面白さを、より実感できるのかもしれません。ハーメルンが大好きです。今もやっぱり大好きです。長々と書いてしまいましたが、一ファンからのラブコール、受け取って頂けたら幸いです。それでは、お体にお気を付けて、お元気で。

投稿: やさき ゆう | 2005/05/19 00:59

ありがとうございます。これだけ好きな人がいてくだされば、ずっと手伝った身としても、大変嬉しいです。

関連書籍を買いあさったという事は、あのムック本も持っているのでしょうか? 僕がナベ先生の腕を極めてる写真が載ってます(笑)。

投稿: ひろし | 2005/05/19 07:47

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/46606/2063303

この記事へのトラックバック一覧です: ハーメルンのバイオリン弾き 8:

« 2004 レイソル総括 | トップページ | 血液型 »