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2004/12/10

アイシールド21 11巻

アイシールド21、11巻を購入。始まりました、大会が。

スポーツ漫画はここからが勝負です。試合試合の連続で、どこまで盛り上げていけるかどうか。仕込みはばっちりなだけに、楽しみです。

さて今回の私的MVPは、桜庭君に。進に対するコンプレックスから、ジャリプロ入りした桜庭君。でも結局それでも心は救われず、前向きに頑張ることを決意して、練習に励んで……というのが前回まで。

しかし、頑張っても頑張っても、世の中そんなに甘くありません。いや、甘い漫画は多いんですが、そこが甘くないのがこの漫画のすごいところ。報われない努力もあるのです。

「勤勉な天才に、凡人はどうやったら敵うっていうんだ。凡人に生まれた男は、どうしたらいいんだ…!!」悲痛な叫びです。身につまされるよな、ホント……。

ところが。確かに一人では勝てないかもしれない。でも自分を生かしてくれる相棒がいれば。ここまで解説キャラだった高見先輩、いきなり大活躍。泣かせます。

長身二人のホットラインで、天才たちに勝つ。富士山の頂上でパス交換。「今桜庭がとったのは日本で一番高いパスだ」 くー! 真面目で眼鏡という、完璧な解説君だったくせに、泣かせるセリフを!

で、大会当日桜庭君大幅イメチェン。ぐっと精悍な戦う男に。

基本的に漫画にハッピーエンドを求めてる人は多いので、大体話の落とし所、みんなの喜んでくれそうな所というのは、絞られてきます。ただこれを何の工夫もなくその通りにやっちゃうと、感動的な話のはずが、しらけてしまう。そんなに上手くいくはずないよなあ、という感想に。

そうしないためには、じゃあハッピーエンドにしなければいいか、そのほうがリアルだし、となるかというと、それも違って。やっぱりいい話にして欲しいというニーズは大きい。だって、漫画の中まで世知辛いばかりじゃ、つらいじゃん、ねえ。

そこで、上手い具合にスパイスを効かせることになるのですが、そのさじ加減が難しい。リアリティを感じさせて読者をハラハラさせねばならず、かつフィクションの心地よさを残し。このシーンはその部分が見事です。

天才に凡人が勝つのは難しい。でも方法がないわけではない。現実でも起き得る逆転劇。そこが期待を誘います。頑張れ高見&桜庭。

ちなみに同じ系統の仕込みが続いているのが、雪光君。まだ報われない。あんなに頑張ったのに。しかし、絶対日の目を見るときがくるはず。さて、それはどの試合なのでしょうか。

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 今週のジャンプは特にアイシールド21がよかったですね。アメフトを題材にして万人にうける漫画を描くというのはすごく難しいこと(他に思い浮かぶのはフットボール鷹ぐ... [続きを読む]

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