宇宙人へまた一歩
予想通りか!?
ESO(ヨーロッパ南天天文台)のVLT干渉計(Very Large Telescope Inrterferometer, VLTI)によって、地球型惑星の形成現場が捉えられた。さらに、恒星を取り巻く円盤内のちりの観測から、太陽系以外の惑星系において地球のような岩石質の惑星はかなりありふれた存在であるらしいことが示された。
詳細はこちら。
太陽の出来たときの余り物で地球やその他の惑星は出来ているのだから、他の恒星だって普通に持ってるのではないか。そういう個人的予想。それが当たりそうな感じです。ということは宇宙人も……?以前の記事。
仮説を立てて、それが本当かどうかを研究するのが科学者で、仮説が本当だったらああなってこうなってと妄想膨らますのが、SF作家なんだと思います。ただ最近は科学的仮説じゃなくてSF的常識をベースに書かれた物も多くて。漫画やアニメだと、特にその傾向が顕著です。
そうするとSFではこれはもう常識、という部分を知らないと、楽しめなくなってしまう。最近のSFには入り口がないなあ、と思う一因です。
僕が今までで一番感心したのは、藤子F先生の「エスパー魔美」で、縄文農耕仮説が取り上げられていたこと。最近では定説になりつつあるようですが、縄文時代の人たちも農業をやっていたというのは昔は知られてなかった。作品を描いた年代から考えて、ちょうどその仮説が出始めた頃だと思うのです。
藤子F先生は、自分がSF作家だなんておこがましい、と謙遜なさっていたようですが、とんでもない。ドラえもんにもたくさんそういう部分が見られます。ちゃんと科学のトピックスを知っていて描かれている。立派なSFだと思います。
オイラもそういうSFを描きたいなあ。それでいて子供でも楽しめるんだから、最高じゃないか。
そう思いつつ、科学の発展を楽しみにしている毎日です。宇宙人はいるのかな……?
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