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2004/11/16

ハーメルンのバイオリン弾き 4

ハーメル回顧録の4。前回まではカテゴリー、ハーメル回顧録でどうぞ。

だいぶ仲良くなってます、僕とナベ先生。その跡が単行本からうかがえます。3巻にはナベ先生サイン付き直筆カラーイラスト、温泉に入っているサイザーが描いてありますが、4巻はなんと。

凶羅が(笑)。

「うしおととら」の。流行ってたんですよ、仕事場で。前述のとおり、漫画の好みが一致して意気投合した二人なので、好きだったんです二人とも。「うしおととら」。フォローで後ろにメーテルのコスプレしたサイザーが描いてあります。「銀河鉄道999」も二人とも好きなのです。5巻になるとフォローもなし(笑)、堂々と「宝島」のシルバー描いてお終い。

仕事でも進歩の跡が。初モブが載ってる。モブというのは通行人等、背景の群集のことです。通常アシスタントのお仕事。うわ、でも下手だな、浮いてるし……。うまい先輩アシさんがいたので比べると差が歴然。がっかり。

4巻ではサイザー大活躍。ハーメル、トロンの過去も明らかになってきて、さらにはフルートの素性にも伏線が。初めて世界全体の様子が分かってくる。小出しにしていた設定が形を成してきています。

この頃のナベ先生の衝撃発言。「母をたずねて三千里みたいな話が描きたくて、ハーメル描いたんだ」

いや、確かに母をたずねて、北へ向かってますが。誰も信じませんよ、そんなこと(笑)。でも物描きってそうなんですよね。いろいろなものを吸収して、それが自分の肥やしになって吐き出している。ほんとにゼロから創作した物語なんてこの世にはなくて、何かしら聞き知ったものの影響を受けている。

問題は未消化のまま、原型がしのばれる状態で吐き出しちゃっている人。俗にパクリと言われちゃう状態。最近よく見かけます。見たものが自分の栄養になっていない。さらに言えば載せる方も、それでも売れるならいいかという風潮があるので、どんどん増えちゃう。

でもそれじゃ新しいものは生まれない。縮小再生産。ちゃんと消化して吸収して、違う物にして吐き出さなきゃ。

ナベ先生も当然いろんな漫画やアニメを見て育ち、たくさんの影響を受けているわけですが、吐き出すときにはこのように。渡辺道明風味のものになっている。

自分もそういう個性を確立して、仕事していきたいなと思うのです。

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