ハーメルンのバイオリン弾き 3
ハーメル回顧録の3。前回まではカテゴリー、ハーメル回顧録をどうぞ。
第3巻。ハーメルの正体がとうとう明らかに。そしてトロンが登場。さらにはサイザーがみんなの前に舞い降りたところで引く。フルート、オーボウ、ライエルとあわせ、後々のパーティ主要メンバー揃い踏み。
でも実はこのメンバー、意外に出入りがあります。結構別行動を取っている。これはキャラクター配置を考えた結果。
漫画って新キャラ出てくると盛り上がる。それでお話引っ張れたりする。でも人数増えるとキャラがかぶりだすし、うまく全員を動かせなくなっていく。その弊害については、よくナベ先生と話題にしてました。
そこで、別行動を取らせて、そのシーンに出てくる人数を絞り込む。さらにそうすれば、お話に広がりが出てくるし、後々いいシーンでかっこよく登場させることも出来るし、という作戦。この作戦の成果はこの後何度も出てきますね。
でも実はこれにはひとつだけ例外があって、別行動を取らせたはいいが、再登場のタイミングを失ってとうとう、というキャラが一人います(笑)。答は、後日。
ちなみに3巻は記念すべき作品です。非常に個人的に。初めて仕事に入ったからです。初仕事の回はトロンの出て来た回、フィーネ山中。一生懸命地面から生えてくるとげにトーンを貼っていた記憶が。今見ると……下手だな、トーン処理。
ナベ先生とは人の紹介を介してお会いしました。初めて会ったのは寒い冬の二月。一度も来た事ない駅で、どきどきしながら降りた記憶。駅の近所の喫茶店でナベ先生とお話ししました。
そのなかで漫画の趣味が合うこと、実家が意外に近いことが判明、仕事場に来るかいという話になって、お邪魔していろいろと漫画についてお話を聞きました。
そのときの印象は、漫画についてなんて熱く語る人なんだろう、というもの。こっちも気分が高揚してきて、話は盛り上がって。ナベ先生、語りだすと熱中して止まらなくなるのです。僕も似たタイプ、似た者同士。話、長いしね。ここの記事も長いし(笑)。
ちなみにナベ先生が後日語ったことには。実はあの時そんなに人手は不足しておらず、あんまり雇う気なかったそうな。知り合いからの紹介で断れなかったので、会うだけ会ってみるかというテンションだったんだって。決め手はやっぱり話が合ったこと。
確かに今見ると、まともに仕事できてないですからね。すいません、ナベ先生。ご苦労かけました(笑)。
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