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2004/11/29

11/28 NOAH札幌スピカ

2daysタッグトーナメント。それにしても。先週は嫌なこと(天皇杯)をNOAHが救ってくれたと書きましたが、今週も。あーあ、入れ替え戦。来週もだったら、どうしよう。

というわけで今週もNOAHが僕を救ってくれました。やっぱり嫌なことあったときはプロレスですよ。何しろ結果が出てからずーんと暗くなったまま。仕事する気力もなくなってたし。

そんな僕の心を察してか、第一試合が、永源vsスティール。多分他の人にはどうでもいいカードかもしれませんが、僕にとってはオアシス。素敵だスティールさん。すげえ噛み合ってる。

お笑いだからみんな気付かないけど、あれはプロの呼吸を身につけてる人だけが出来る世界。職人芸なのです。試合運びがぎこちない人は、お笑いやっても駄目だから。

二人ともネタ全開、流れるように淀みなく。はあー、癒された。ありがとう。

というわけで肝心のトーナメント。これまた白熱の試合が続く。決勝戦は小橋&KENTA組vs力皇&丸藤組。

小橋&KENTA組、小橋健太組に聞こえます。え? ハンディキャップ戦? それでも勝ちそうなのが小橋選手の怖いところ。試合も怪物王者振りを遺憾なく発揮、一人余力がある感じ。

力さんが頑張らないと五分にならないよ、と応援するも、南斗聖拳張りの小橋選手のチョップに勢いが続かない。力さんの首が飛びそうだ。こりゃやっぱり小橋選手が勝つのか? と思っていたところ。

パワーボム&不知火の合体攻撃で動きを止めると、力さん、渾身のものすごいパワーボム、張り手ラリアットとつないで、最後は最近新開発の無双! 小橋選手から文句なしのピンフォール!! 

昔馬場さんが生きていた頃、よく解説で、「フォールを取るには3つぐらい技を続けないと駄目だ」と言ってたのが脳裏をよぎりました。力皇選手、今までは一発はあるけど続かなかった。新技を開発して、必勝パターンが出来たかもしれません。

実力伯仲で盛り上がってるジュニアに比べ、ヘビーは2ndグループが離され気味。斉藤さんが奮起しましたが、さらに下の世代からは来ないのかなーと思っていたところの、この快挙。

ワイルドⅡでタッグ王者を失ってから雌伏の時を経ていた力皇選手、ここから飛躍するのかな。楽しみになってきました。

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