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2004/10/12

もこもこ恐竜

恐竜には羽毛が生えていたらしいです。僕が子供のころの恐竜のイメージは、まさにゴジラみたいな怪獣で(逆です。恐竜のイメージから怪獣を作っていたのです)直立二足歩行でぎゃーすという感じだったのだけど、その後研究が進み恐竜のイメージはどんどん変わっていきました。

二本足で立っていた肉食恐竜は、尻尾でバランスとるために頭は低く、地面と平行にして歩いていた、とか。すごいスピードで走っていたと思われていたが、実はキリンとか象みたいにゆっくり、のっしのっしと歩いていた、とか。なんか弱そうな感じになってきて、子供のころの憧れがちょっと失せてしまうような。

この仮説は最悪。ティラノサウルスは頭蓋骨の形から脳の発達を推定するに、実は視覚は発達しておらず、嗅覚が発達いていて、ハイエナのような死肉漁りだった。そんな! 僕のT-レックスがすっかりよわよわに! しょんぼり。

ところが、歓迎すべき変化もあります。それが恐竜に羽毛。トカゲのイメージから想像図が描かれてましたが、恐竜は鳥の祖先、化石にも羽毛の後が見つかって、生えてたんじゃないかと。こんなニュースも。

【ワシントン6日共同】史上最大級の大型肉食恐竜として白亜紀後期(約6500万年前)に栄えたティラノサウルス類も、進化の初期には原始的な羽毛を持った小型恐竜だった-。米自然史博物館(ニューヨーク)など米中の研究チームが、中国の地層で発見した新種の恐竜の化石からこんな結論をまとめ、7日付の英科学誌ネイチャーに発表した。

ティラノサウルスにも毛が! 実際にはまだ毛が生えてたと断定できるまでには至ってないらしいですが、幼少期には生えてた可能性もあるらしい。ティラノサウルスの子供…ひよこみたいだったんだ…いいなあ。

いや、歓迎すべきって単にかわいくていいなあと思っただけなんですが。でもこれにはオチが。

史上最大級の肉食恐竜ティラノサウルスは1日に体重が約2キロも増える4年間の急激な成長期を経て“大人”になった-。米フロリダ州立大などの研究チームはそんな論文を12日付の英科学誌ネイチャーに発表した。8/12共同通信

かわいいのはほんの一瞬だったようです。残念。

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