リクエストにお答え ドラベース
ココログのアクセス解析という機能を使えるようにしたら、このブログに何の検索で来て頂いたのか分かるようになりました。せっかく情報を求めて来て頂いたなら、それに応えるのも務めかなと。いっつも書きっぱなしだから(笑)。
漫画の検索多いですね。まあ、書いてる内容が漫画とサッカーに偏ってるのもありますが。そんななか、非常に検索件数の多いドラベースについて、もうちょっと書き加えてみることにします。前回はこちら。
ドラベースの作者、むぎわらしんたろう先生は藤子F不二夫先生のアシスタントだったそうです。ドラえもんの雑誌で、初めてアシスタントに行った時の話が書いてありました。いいなあ。僕もお会いしたかったな、藤子F先生。
あの漫画が、ドラえもんの枠から飛び出しているのにそういう不快感がないのは、やっぱり身近にいて、作品に対する思い入れがあるからだと思う。そういう部分が感じられると前からのファンも入りやすい。スタートレックなんかそうですね。続編も前作に対するリスペクトがあるから、受け入れられる。
それに野球が好きなんだなあ、という部分も感じられる。作品全体にそういう愛情が満ちていて、全体の雰囲気を作ってる。漫画は、商業作品であれば当然、人様に見せれるだけのテクニックも大切だけど、それ以前のハートとかスピリットの部分も大切だと思うのです。
漫画は原稿に描いたことが全てで、そんな心構えなんて関係ない、分かりっこないと言われるかも知れない。でもやっぱりそういうものは、紙面ににじみ出るものだと思う。ドラベースにはそういう誠実さがあふれていて、読んでいていい気分になれます。
そういう漫画をもっと読みたいし、自分も描きたい。
特に今年から僕のフィールドも児童漫画になったので、ドラベースは楽しみな漫画であると同時に、目標とする漫画でもあるのです。
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