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2004/10/26

10/24 三沢&小川vs田上&佐野

10/24NOAH大阪大会GHCダッグ選手権試合。三沢&小川vs田上&佐野。白熱の好勝負。

その原因はずばり佐野選手のローリングソバットと見た。序盤から攻勢をかける挑戦者チーム、それはよく見る風景。もともと三沢選手が序盤は受けに回るスロースターターなので。でも攻めさせておいて、ここぞというときにエルボー炸裂、自分たちのペースに持ってくるのがいつものパターン。

ところが今回はそうは行かなかった。エルボーで相手の攻撃を寸断して畳み込もうとしたとき、佐野選手のソバットも炸裂。ペースを握れない。

それどころかどんどん押し込まれていく。大一番になったときの田上火山爆発。え、そんなことしたっけ? というような技を見せ、どんどん追い込んでいく。ダブルインパクト式のど輪落としにはマジでびっくり。

僕は三沢選手の大ファンです。虎のマスクを脱いだときからぞっこんです。さらに言うと小川選手も大ファンで。好きなんです、いぶし銀のテクニシャン。つまり三沢&小川組はマイ・フェイバリット・タッグチーム。そんなわけで、今回はマジでやばいよ、負けちゃうよ! と身を乗り出して見てました。

しかしそこは王者組、一瞬の勝機を逃さない。いきなりのエメラルドフロウジョンが佐野選手の動きを止める。多分ここでくるなんて思ってなかったのではないでしょうか、佐野選手大ダメージ。そこから一気に最後の合体雪崩式エメラルドフロウジョン(!)まで。

いやー、危なかった。ダメージとしては、直前まで明らかに王者組の方が大きかったし。あそこ逃してたら、勝てなかったんじゃなかろうか。

さて、負けてしまった挑戦者チームですが、思ったことが。田上選手で。

年齢的に言ってもじわじわ下がっていくのは間違いない。格闘技だとそれでお終いだと思うのですが、プロレスってそこからがあると思うのです。年をとっても頑張っているさまが心を打つというか。

ピークが過ぎたのは分かってる。でもまだまだ一発決まれば分からない。そんなベテランレスラーの意地がお客さんのハートをがっちり掴む時がある。昔最強タッグに出た馬場&ハンセン組なんて、必死に応援したもんな。最近だと百田選手の頑張りとか。

田上選手の奮闘振りに、ちょっとそういう思いがよぎりました。シングル、タッグと連続挑戦も、結局タイトル奪取とはいきませんでしたが、まだまだいけます。頑張って欲しいです。

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