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2004/09/17

月姫

漫画で交遊録第五回。「真月譚 月姫」(2003/10~。作画佐々木少年。原作TYPE-MOON/「真月譚 月姫」製作委員会。メディアワークス。)

手伝ってませんよ、「月姫」。もう企画倒れだね、こりゃ(笑)。

佐々木君とは一緒に仕事したんだけど、単行本になったりしてないんですよ。サイドバーに表示するのに、あんまり人の知らない漫画だと悲しいからさ。

佐々木君とはナベ先生のアシとして一緒で。何で一緒に仕事したのか、馴れ初めにちょっと面白い事件があるんだけど、それは別項にて。

佐々木君と一緒にやったのは、「邪封師マオ」(ガンガンパワード2001年春季号。スクウェアエニックス。)「SKYGUNNER」(月刊マガジンZ2002/8、9。講談社。)ペンネームが違ってたりいろいろありますが。

万が一、このタイトルで「ああ、あれか。ちょっと面白かったな」と作品を思い出してくださった方がいましたら、ありがとうございます。「ああ、あれか。つまんなかったな」と思い出した方がいたら、すいません、そのまま忘却の彼方に追いやってください(笑)。

ちょこっと載った読み切りじゃ、誰も見てないだろーと油断してると、たまーに覚えてる人に会ったりするんですよね。
……知らないよね?

割と気楽に始めたんだけど、一緒に仕事してすごく勉強になりました。絵について。原作だったのに? と思うかもしれませんが、むしろそれで。

自分のイメージ以上のものが上がってくるわけですよ。それ見て、自分が描いたらこうはならないなと。よくセンスがいいとか華があるとか言うけど、具体的にここが違うからなんだということが、比較されてよく分かった。

絵の上手い下手ってのは、まず脳内イメージをどこまで高めるかなんだということ。例えば車を描くとして、イメージ出来てない人は、箱にタイヤを四つ描く。でもほんとはそこから、ボディラインとか、パーツのバランスとか、細かいところを正確にイメージしないといけない。さらに上手い人はただ正確なだけじゃなくて、ボティラインのグラマラスな感じとか、シャープな雰囲気とか、ここがこの車のポイントみたいなところを表現していく。細かいディテール、線一本の引き方、かすれ方までイメージしていく。

佐々木君は真面目で、その辺すごいこだわって描く人です。本人は謙遜の塊のような人なので、褒めても「僕より上手い人なんてたくさんいますよ」と言うんですが。そりゃてっぺん見れば、ねえ(笑)。

それに比べて自分の雑なこと。ちょっと気を抜くと簡単なイメージでひゃーっと描いて、あとで後悔。

この期間は話作りについても勉強になりました。特にマオ君で。自分では原作でいけると思ってたんだけど、まだまだ甘いところがたくさんあった。スカイガンナーでは戦略的な問題に気づかされ。

結局二つ作品を残したところで先の展開がなくて、このコンビはものにならず。佐々木君はその後アンソロジーの仕事が認められて「月姫」で抜擢されて今に至ると。

……書いてて気づいたんですが、この文脈だと僕が足引っ張ってたみたいに読めますよね?

やべえ。オイラも早くサクセスしないと。

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