ゆずにも金メダル
オリンピック終わりましたね。
今回はメダルラッシュで見所満載でした。何が一番印象に残っているかといえば、皆さんいろいろあるでしょうが、僕は男子体操団体の金メダルを挙げます。
まずなんと言っても刈屋アナのあの名台詞。
「伸身の、新月面の描く放物線は、栄光への架け橋だ!!」
あの場面であの台詞がアドリブで、しかもぴったり余すところなく収まって、まるでドラマのクライマックスシーンかと言わんばかり。すごいです。さすがプロ。
当然ぴたりと決めて見せた富田選手も偉い。あれで最後にちょろっと着地が乱れて、一歩足が出ちゃっていたら台無し。あの土壇場で最高の演技。これまたすごいです。
そして、陰の立役者として、ゆずをあげたい。
多分刈屋アナの頭の隅にはあったと思うんですよ、オリンピックテーマソング。自分のところの曲だし。でも自分とこで使ってる曲だからって何でもかんでも絶叫してもらえるかっていったら、違うと思う。……少なくともNHKでは。(←ちょっと自信なくなった。民放だと……フジ辺りは……)
テーマソングって名のつくものは世の中にたくさんあるけど、本当に主題歌と呼ぶにふさわしいものはそんなにない。
テーマソングとかオープニングソングとか横文字にして、ライト感覚でタイアップって曲のなんと多いこと。そのイベントとか番組とかの中身なんてどうでもいい、ただたくさん流してくれれば広告効果抜群だから、という事情が透けて見えて悲しくなることもあったり。
それに対してゆずの「栄光の架橋」。どう聞いたって大舞台へと向かう選手の歌です。マラソン中継の後に、メダルを取ったシーンを繋いで曲流してたけど、歌詞の内容と映像がばっちり噛み合ってて、聞いててジーンときたもの。
依頼された仕事に対して真摯に向き合って、すばらしい曲を作り上げたゆず。そんな曲だから、あの場面でそれにかけた台詞が出てきたんじゃないでしょうか。
というわけで、すばらしいテーマソングで大会を盛り上げてくれたゆずの二人にも、金メダル。
| 固定リンク
「スポーツ」カテゴリの記事
- 大相撲令和五年十一月場所 強さの定義(2023.11.30)
- 大相撲令和五年九月場所 大混戦(2023.09.26)
- 大相撲令和五年七月場所 新し尽くし(2023.07.29)
- 大相撲令和五年五月場所 復活優勝(2023.05.31)
- 大相撲令和五年三月場所 横綱・大関不在の中(2023.03.28)
コメント