くすんだ銅メダル
野球は結局銅メダル。いろいろなとこでやっぱり物議をかもしてるみたいですね。
個人的にはこんなに腹の立つ敗戦はありませんでした。ぜんぜん納得いかないっす。vsオーストラリア戦。
ずーっと不安に思っていたことが最後的中した感じ。選手、コーチ陣の選考の仕方。各チーム二人なんて中途半端なことするな。長島ジャパンなんて人気取りしてんじゃない。コーチ監督とも手腕に?な人ばっかりじゃんか。代表チームとして当たり前のことが出来ないまま送り出された野球代表。
その問題が集約されたのが藤本の打席じゃないでしょうか。相手はウィリアムス。下位打線で左対左。当然ここは代打が欲しいところ。でも動かない。動けない。
もしここで代打に小久保が出てきて凡退だったなら、仕方ないと諦められたと思うんです。個人的には。そりゃ、負けりゃ悔しいし、文句も出ます。が、勝負はいつも思いどうりには行かないよな、と落ち着いてから自分に言い聞かせることが出来た。
水泳の男子メドレーリレーの銅メダルは、すごく輝いて見えます。だって力を振り絞って日本記録まで出して、それでも相手が上回ったんだから。あの銅は全力で戦った証です。
でも野球の銅はくすんでいる。最後の最後、勝負どころで本当の勝負が出来なかった。あの場面、一球一球しびれるような勝負になるのが、野球というスポーツの醍醐味なはず。それが出来なかった。そのもどかしさがたまらなく嫌だった。
結局今日本球界を取り巻く状況が、アテネにもでちゃったんだなあという実感です。根っこは同じ。上にいる人たちがなんか見通し甘くて、自分に都合のいい無理を通してもごまかせるんじゃないかと思ってる。最善を尽くす気持ちがない。それで結果思ったよりひどいことになってあわてる。そんな馬鹿な行為の繰り返し。
巨人戦の視聴率が5パーセントになって、それでも五輪の視聴率はいいんだから野球人気は大丈夫って言ってる関係者がいたらしいけど、最後五輪野球の視聴率も下がったみたいですよ?
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コメント
こんにちは、TBありがとうございました。
結局は中途半端だったってことですね、何もかもが。
オーストラリアの監督とコーチが実はメジャーのアジア担当スカウト職員で、日本の野球は向こうに筒抜けだったとかって話を聞くと、負けたのはその辺が大きいかなーと思います。
>一球一球しびれるような勝負になるのが、野球というスポーツの醍醐味なはず。
ここ、すごく共感しました。
「それがなかった」と言うところも含めて、その通りだと思います。
投稿: ばや | 2004/08/27 13:26
そうだったんですか。相手はスカウトの……。情報戦でも日本シリーズばりに気合入れてやって欲しかったなあ。
投稿: ひろし | 2004/08/27 19:21