偵察磐田vs町田・札幌と磐田戦展望
ちょいとお休みを挟みまして再開するJ1。そろそろ残り試合も少なくなってきたので、しっかりと勝ち点を積みたい。ということで、まずは偵察。
2024J1第27節、町田4-0磐田。
こちら中山君の町田デビュー戦です。開始早々の4分。試合開始から町田が押し込んで、もう3本目の左CK。ファーで中山君がヘディングシュートを決めました。
29分、町田2点目。左サイドから藤本選手がクロス、ファーで望月選手がシュート。これをエリキ選手が太腿に当てて押し込みました。
前半終了間際のアディショナルタイム、町田3点目。左サイドをえぐってオ・セフン選手がマイナスの折り返し。藤本選手がダイレクトで合わせてゴール隅へと送り込みました。
そして後半58分、町田4点目。藤尾選手がドリブルで持ち込み、左の角度のないところからシュート。磐田CBハッサン・ヒル選手がスライディングでブロックに行きますが、上げた腕に当たってしまってPK。これを藤尾選手が決めました。
ちなみにこのシーン。藤尾選手が蹴る前にボールに水をかけたところ、主審がボールを交換して話題になっていました。町田は勝負に徹するということで、いろいろと物議を醸すプレーをしています。その中の一つ、ロングスローを多用することについては、僕は賛成というかむしろロングスローはサッカーに残されたフロンティアなのではないかと思っており、ウチもとりあえず放り込むだけじゃなくて、立ち位置とかいろいろと練っていくべきではないかと思っているぐらいなのですが。
その他の、審判の見てないところでぶちかますとか、この水かけとか、そういうところで有利を取ろうとするのはどうかなと思っています。プロは勝てばいいというものではなく、それでお客さんが来てくれないと困る。その時にヒーローっぽくない勝ち方はどうなのか。もちろん受け取り方は人によるので、とにかく勝てばいいという人もいるでしょう。でも逆に言えば、そういう人は勝てなかった時に荒れる人です。そうなってしまっているクラブもあり、町田はどうなるのかなと思って見ています。
ちなみに試合はこのまますんなり終わり、磐田はいいところなく敗戦となりました。
第28節、磐田0-2札幌。
開始早々の9分に札幌が先制。中盤の駒井選手からダイレクトでロングスルーパスが出て、左サイドから近藤選手が抜け出しました。中へカットインして右足アウトサイドでシュート。これはポストに当たって跳ね返りますが、近藤選手自身が詰めて押し込みました。
後半に入り、段々と磐田が攻め込める展開になっていたのですが、89分、札幌が2点目。左CKから混戦になって、札幌がこぼれを拾い続けて波状攻撃。最後右サイドからのクロスを、ファーで青木選手がボレーシュート。これを磐田CBリカルド・グラッサ選手が頭を出してクリアしようとしましたが、しきれずに押し込む形となってゴール。
このまま磐田の敗戦となって、磐田が連敗です。
この後の第29節は、台風10号の影響により延期となっています。
これを踏まえて磐田戦の展望です。正直、偵察した2試合では磐田の調子はよくなかったのですが、試合中止も含めて3週間ほど間が取れています。ここでどう改善してきたのか。そしてウチもこの2週間できちんと守備が締め直せたかどうかが、ポイントになると思われます。
守備では。
まずとにかく警戒したいのは、15得点を上げているジャーメイン選手です。中央に構えるというよりも、幅広く動き回って生きてくるタイプ。機動力があり、どんどんゴール前に走り込んできます。思い切りのよいシュートもあり、とにかく油断できません。しっかり捕まえたい。
右サイドにC大阪よりジョルディ・クルークス選手を補強しています。縦に行けば右足、切り返して左足、どちらでもいいクロスを上げてくるので要注意です。
逆サイドでは、左SBの松原選手が豊富な運動量でゴール前まで入り込んできて、思い切りのよいシュートを打っています。しっかり捕まえたい。
攻撃では。
もうとにかく細谷君に点を取ってほしいのです。時差ボケがあるかもしれないとちょっと気になるのですが、とにかく日本代表に呼ばれたのに使われなかった鬱憤を晴らしてほしい! ちなみに僕の鬱憤も溜まっております! ドカンと決めちゃってください!
バイタルエリアの攻略も鍵じゃないかなと思います。するとやはり鍵になるのはサヴィオさんです。切れ込んでいってズバッと決めちゃってください!
さらにはコンビを組む左SBのジエゴさんが、ごりっとえぐってシュートを決めてくれれば完璧。お願いします!
勝ち点3が欲しい!!
勝ちましょう!!
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