2024/10/14

ヒーローであれ

先週末、マリノス戦で嬉しい勝利がありまして、ウキウキで中断期間を過ごしているのですが。

その裏でこんなことが起きていました。

小屋松さんが痛んだマリノスの選手を慮ってボールを外に出したところ、「甘い」とか「勝ちたくないのか」等、厳しい声が寄せられたとのこと。

これに関して言うと、僕は完全に小屋松さんに賛成です。サッカーを戦争にしてはいけないと思っているからです。

スタジアムには強く勝利を追及する人だけではなく、気軽に見に来た人もいます。例えば家族連れのお客さん。そういう、ゴール裏ではなくバックスタンドやホームスタンドにいるファミリー層が、観客動員的にはとても重要です。そういう時にあまりにも殺伐としたスタジアムだと、気軽に子供を連れてこれなくなってしまう。

昔、イングランドでは酔っ払いのフーリガンが暴れに暴れスタジアムは殺伐としていたのですが、そこでプレミアリーグが設立、全席指定席にするなどフーリガンを締めだしました。他の施策とも相まって、プレミアリーグの観客動員はググッと伸びて、現在の観客動員は平均でスタジアムの収容能力の95%にまで達しているそうです。つまりどのチームもほとんど常に満員。すごい。

またもう一つ、実際に自分が感じたことも、理由になっています。僕は子供の頃、ものすごい巨人ファンでした。かなり沼にはまっており、一時期、支配下選手の名前とプレースタイルが全部頭に入っているほど。当時は地上波で巨人戦は全部中継していたので、当然全試合見ていた。そんな僕が、今ではすっかり野球から離れてしまっています。

きっかけは読売グループのトップに、渡辺恒雄、通称ナベツネが就いたこと。野球にまったく詳しくないという話なのに、読売グループは天下を取らねばという思想でガンガン口出し。政治力を使い球界のシステムも自分たち有利に変えようとしました。

それを見ていて、僕はふと思ってしまったのです。「これ、漫画だったら悪役のやることだよな」と。

それまでもちょっと怪しいところはありました。江川選手や元木選手の入団経緯とかですね。でもさすがにトップからその状態では、そんなところを応援できるわけがない。僕の好きだった選手もどんどん引退していきますし、それと共に愛も醒めていきました。一応他の球団に鞍替えしようかと応援してみたのですが、それまでほどのテンションにはならず、結果野球をほぼ見なくなったというわけです。

僕は極端な例でしょうが、巨人戦のテレビの視聴率が下がっていって、いつしか地上波での野球中継がなくなってしまったことと、まったく無縁ではないのではと思います。

そういう体験があるので、サッカーには心置きなく応援できる状態でいてほしい。なので戦争にしてはいけない。勝つためだったら何でもあり という状態にしてはいけないと、強く思うのです。

あと、勝つことだけがすべてになりスタジアムが殺伐とする弊害として、選手に対する罵詈雑言が増えるというのもあると思います。これも体験談からですけど、最初のJ2降格の時スタメンがほとんど出ていっちゃた惨状を見たおっさんサポとして、選手を人と思わない敬意を欠く声は百害あって一利なしだと声を大にして言いたい。

選手の発言が常に本音だと思ってる人は、ピュアだなあと思いますね。客商売なんだから、選手の「サポーターのために」が100%の本音のはずない。リップサービスと本音の間でグラデーションがあるはず。それをより本音の側に寄せるのは、サポーター次第。最近Jリーグで移籍が活発になっていますが、その中にはこれサポーター見限られたんではと感じるケースもあります。100%それが理由ではなくても、移れる機会があるならここはもういいやと思うことはあるんじゃないか。でも、本音は藪の中なんですよね。

だから、人と人とのよい感情交流ができる、そんなスタジアムであってほしいなと、ずっと考えているのです。

選手もサポーターもヒーローだ。そんな場所が最高。

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2024/10/13

失われる修行の場

こちらの記事を読みました。

漫画家アシスタント不足問題ーーアナログ画だけでなくデジタルでも「リモートでは教育が難しい」代替案は? Real Sound 24/10/04

漫画制作のデジタルシフトで、アシスタントもリモートで作業するようになり仕事場に集まらなくなった結果、技術の継承ができていないのではないか、という記事です。

僕がアシスタントに入り始めた頃には、基本アナログ作業で仕事場に集まって缶詰が普通でした。渡辺道明先生のところで2週間ぶっ続け泊まり込み、というような時期もありました。夏の終わりぐらいに仕事に入って、そのまま他の先生の仕事もはしごして、久しぶりに家に帰れるとなった時にはすっかり気候が涼しくなっていて半袖だと寒い、という事態になったこともあります。懐かしいですね。

そしてそういう中で、至らないところを辛抱して使ってもらって技術を身につけていったわけです。まあ僕はそんなに腕が立つわけでもないのですが、でもだからこそ、きちんと手取り足取り教えてもらわなければできないということがよくわかります。

さらによく仕事場で、僕や他のアシスタントがやっていたのが、背後霊。渡辺先生の後ろに立って、手元をじっと眺めるのです。気づいた渡辺先生が、無言で後ろに立つのやめてと悲鳴をあげたこともありました。そういうところで、色々盗んでいく。それはリモートではどうにもならないですよねえ。 

ちなみに、この記事中で紹介されているXの峰倉和也先生のアナログアシスタント募集のポストは、僕のタイムラインにも流れてきました。あの画質で作業についていけるアナログアシスタントとなると、もうなかなかいないんじゃないかなあ。

記事には触れられていない部分で、これの遠因ではないかという僕の私見を書きますと。

この人材不足は、長らく続いた業界の慣習的利益再分配の結果だ、と思います。

漫画家の仕事は単行本が出てなんぼ、ということは昔から言われていました。原稿料はアシスタント人件費とか仕事場の維持費に消えるからです。そして単行本の印税が1割。

しかし、これは適正な比率だったのか。立場が弱いので、搾取されていたのではないか。

例えば書店に飾られるポップ等の宣伝素材は漫画家のタダ働きであるケースが多い。宣伝すればその分売れるからいいでしょ、という理屈です。でもその分売れて儲かるのは、出版社も同じなのです。ということは編集者が休日返上で無給で書店営業しまくっている場合じゃないと公平ではない。

単行本の表紙を描いても原稿料出ないという漫画家さんの嘆きも、このあいだXで流れてきました。これも上記と同じ理屈ですね。ちなみに当然ですけど、装丁に関わるデザイナーさんにはお金が出ています。漫画家だけ無給です。出てるところもあるという話も流れてきましたが、出すところは偉いという話ではないのです。他の仕事であれば自分のところで売る商品の材料を仕入れる時に、気分次第で払ってやるよ、という態度が通用するわけないですよね。

さて、そういう状態なので、一部ヒット作家の華やかな話でごまかされているだけで、漫画家は原稿料も印税もギリギリのラインに抑えられている。ということは、その余波を食ってアシスタントに払うお金もギリギリです。こういう現場にお金が落ちてこない構造は、アニメ業界なんかでも言われていますね。

ちなみに、アシスタント募集の文言に漫画家を目指している人という条件が入っていることが多いのは、そういう人の方が修行だからとがんばることが期待できる他に、仕事として考えたら条件悪いから、修行として夢を搾取しないと成り立たないからだと思うんですよね。

昔、時給を計算して、ダメだこれは考えちゃいけないと思ったこともありました。別に格別安くこき使われていたという話ではないです。相場通りでも格安時給になってしまうのです。会計的には雇用ではなく請負ということにして、最低時給適用外になってる。

佐藤秀峰先生が以前その点について、実態は雇用なんだからちゃんとしないとと問題提起していましたね。大御所の先生のチーフアシスタントでしっかりとしたお給料をもらっている人の話を聞いたこともあります。ただ、全体としてはそうなっていなかった。

そうなると、一部のすごい背景を描ける人は引く手あまただからプロアシスタントとして続けられるけど、ほどほどの人だと漫画家になる夢が破れた時点で「まともな」仕事につかなきゃとなってしまう。必要な技量は職人だけど、仕事としては底辺、下手すればそれ以下だから。こうして描ける人が不足する。アナログを経験しているベテランでフリーの人は、そういないと思います。

さらにデジタルアシスタントでリモートだと、形としてもフリーランス同士の請負になります。さてそうなった時に底辺職のままでは、わざわざそんな仕事に就こうという人はいないので、修行する場もないし、修行する動機もありません。そうするとデジタルアシスタントでも、この傾向は加速するんじゃないでしょうか。

記事中にAIを使ったアシスタントが出てきましたけど、むしろ作家が直接使って人手不足をなんとかするのが普通の時代になるかもしれないですね。今でも写真トレスの代わりの機能はあるし、3Dモデルを作ってそこから背景や小物を出力するのもできますし、そういう機能を使って効率化を図っている人はいます。

AIモデリングはまだ精度が低いみたいですが、そのうち一度設定のラフスケッチ描いたら3Dモデルに起こしてくれるようになるかもしれない。そういう技術の進歩に期待するしかないのかも。

さて、技術の継承という観点で、僕自身の体験談からもう一つ問題だなあと思っていることがあります。

それはお話作りについてです。上の記事では画面作りの話しかしていませんが、みんなが集まった共同生活の状態で、実は一番力がつくのは話作りについてなのではないかと思うのです。

ただ、これは先生によってだいぶ変わってくる話です。運よく漫画の話をするのが大好きなタイプの先生のところに行くと、自分の持ってるノウハウとか考え方を惜しみなく話してくれます。他の人とも意見交換ができる。僕は朝から晩までそんな感じで育ちました。あれはめっちゃ大きかった。

さらには仕事が終わった時に、自分の描いているネームを見せて感想をもらうこともできます。これもめっちゃ大きい。持ち込みに行って担当さんと話していても得られないものがあるのです。相手が実際に高いレベルで描ける人だからです。

どこをどうすればどういう印象が与えられるか、という細部がしっかりわかっている。よく、読んで批評してもらっている時に、だんだん口で説明するのが難しくなった先生が、その場で描き直してくれるということがありました。渡辺道明先生だけではなく、当時は近所に西川秀明先生もいて見ていただく機会も多く、やはり描き直してくれたことがあります。そうすると目の前で、見る間に『ハーメルンのバイオリン弾き』風とか、『Z-MAN』風に直っていくのです。

そのままだと周りから浮いてしまうので、自分風に直さないといけないのですが、でもそうやって具体例を見せてくれるので、何が問題なのか 見比べてすぐにわかる。

現在、コミカライズ作品等で、原作と作画以外に構成の人がクレジットされていることがありますが、これがネームを描いている人。お話をネームの形に起こすというのは実は特殊技能なので、それに長けた専門家を入れなければいけないケースがあるということなのです。ここの部分は独学で学ぶのはとても大変なうえ、描いた経験のない人が教えるのも非常に難しいと思うので、現場での修行がなくなった今、なかなか手薄になってるんじゃないのかな。

そうすると、最初から感覚的につかめている天才じゃなければならないということになる。世に発表する手段は多様になり、そこのハードルは下がっていますが、面白いとみんなに認めてもらえるものを書くというハードルは、ある意味助走なしになってきつくなってるのかなあと思います。

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2024/10/12

日本vsサウジアラビア 盤石感すごい勝利!!!!

アウェー初勝利です!!!!

北中米W杯アジア最終予選第3節、日本2-0サウジアラビア!!!!

サウジアラビアは西アジアで一二を争うサッカー強国で、日本は今までアウェー戦では勝ったことがなかったのですが。

そんな心配をさくっと払拭して見せました。先制点は14分。右サイドから堂安選手がクロス。ファーで三笘選手が左足ダイレクトで折り返し。またファーで守田選手がヘディング折り返し。最後は鎌田選手が押し込みました。左右に何度も振ってサウジDFを無力化した、見事なゴールです。

その後もポゼッション的にはそこまで差はつけられなかったのですが、内容的には完全に日本のペース。一度ゴール前に攻め込まれGK鈴木彩艶選手のファインセーブがあった以外では、失点の匂いはほぼしませんでした。

そして81分。右CKを伊東君が蹴ると、ニアに町田選手、谷口選手と走り込み相手を釣って、空いたスペースにさらに後方から小川選手が走り込んでヘディングシュートを決めました。

試合はそのまま終了。スコア以上の盤石さを感じた試合でした。

ということで、日本代表的には問題がなかったんですけれども。

個人的に大問題なのは、この試合、招集された関根君がベンチ外だったことです。深夜3時からの試合で、いつも寝るのは明け方なので見て感想記事を書いてから寝ようかなあとも思ったのですが、スタメン発表でベンチ外を確認したらもう疲れているからいいや寝ちゃおうとなったのです。

細谷君に続いて呼ばれただけということになると、コンディションを崩しただけでウチに何にもいいことがなくなってしまう。ぜひとも次の試合では出番が欲しいですね。

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2024/10/11

疲れた

サッカーがこの後始まるので、それを見てから記事書いて寝ようかと思ってんですけど。

もう駄目だ、疲れた眠い。

今週は出かける仕事の方が忙しくて大変でした。

スタメン発表された。関根君がベンチ外だ。もう寝よう。

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2024/10/10

今週の漫画感想 責任1338

仕事明け、天気も晴れてる月曜日。ご飯食べながら漫画読む。 #週刊少年ジャンプ 45号と #ジャンププラス の感想です。スレッドでつなぎますー。

まずはジャンプ。 #あかね噺 中身は見せてくれずじらされて、なんか大変そうだけどどうするのかなと思っていたら、さらにダメ押し。本当にどうなってしまうのか。

#逃げ上手の若君 人としての姿を捨てて戦う緊迫した展開から、まさかの嫁取り宣言でびっくり。新たな戦いが始まるのか。

#ウィッチウォッチ カンシがきれいな感じで描かれていて、パロディだということには気づいたが、元のイメージが違い過ぎて正解にたどり着くのにしばらくかかったw

#鵺の陰陽師 真面目コミュ症で、他の人には筒抜けなことが本人だけにはわかっていない展開。本筋ではないんだけど、気になる。

お次はジャンプ+。 #姫様"拷問"の時間です 第246話。それはめっちゃ気になるワードw

#マリッジトキシン 第102話。久々登場、キミ恵&ハムちゃんズ。ヒロインとしての好感度も高いんだけど、ハムちゃんたちが大丈夫なのか、とても気になる。

というジャンプ45号とジャンプ+の感想でしたー。仕事明けたけど、そろそろ仕事に行く準備(明けたとは)。今週も忙しい。24/10/7

ちょっと肌寒いぐらいの水曜日。暖かくして漫画読む。 #週刊少年マガジン 45号と #週刊少年サンデー 46号の感想です。スレッドでつなぎますー。

まずはマガジン。巻頭カラー #シャングリラ・フロンティア 味方がパワーアップすれば、今度は敵のターン。盛り上がるなあ。

#生徒会にも穴はある! あとは布団をかけてあげるだけだったのにw

#盤上のオリオン どちらに転んでも振り回される人生w でも、「ずっと思ってた」にはちょっと弱いんだ(ちょっと?)

お次はサンデー。表紙&巻頭カラー #葬送のフリーレン ここで再会は燃える展開。

センターカラー #百瀬アキラの初恋破綻中。 その一言のために表情が細やかにたっぷり描かれていて、本当にすばらしい。 

センターカラー #尾守つみきと奇日常。 ここは友孝くんが踏み込むところ。

というマガジン45号とサンデー46号の感想でしたー。こんなに寒暖差があると、調子崩しそう。24/10/9

『逃げ上手の若君』。先週末の仕事中にアニメを一気に流していたんですけれども、やっぱり面白い。そして本編は、さらに盛り上がっております。

先々週、魅摩も雫も史実にその存在がちょろっとほのめかされているぐらいのキャラクターなので、とても自由度の高い対決になって、先が読めないので楽しみだということを書きましたが。

早速ですよ! 人の姿であることをやめ、全力を発揮し始めた雫。しかしそれでは雫という存在が消えてしまう、という大ピンチ。そこで時行のよもやの嫁取り宣言が飛び出しました。うん、文章に書くと、筋が繋がってないんじゃないかというぐらいぶっ飛んでるのが、よくわかりますね。

いや確かにですね、伝承に残っているのは巫女の存在だけで、名前ないんですよ。だったら、神力を持つ魅摩も、巫女と言えば巫女なんですよ。ありと言えばあり。しかしこのタイミングで、こんな急展開的に使われるとは思わなかったのです。

意表をついて読者を転がすの、本当にうまい。どうなるんだろうなあ。めっちゃ楽しみ。

逃げ上手の若君 17

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2024/10/09

第二の月

地球には月が1つというのは常識だと思うのですが。

なんと現在、地球には2つの月があるのです!

9月末から、地球の月が2つになります(ただし2カ月間だけ)GIZMODO 24/9/18

小惑星2024PT5が地球の引力に捕まって、衛星として地球を回っています。ただし一周したらまた飛んでいってしまうのですが。

2つの月というフレーズはワクワクしますね。SFっぽい。

ただ、月よりもだいぶ遠く、さらに直径10mほどとめっちゃちっちゃいので、肉眼では見えないのが残念。かなり大きな望遠鏡が必要。

このように地球の周りには実は小さな小惑星があって、たまに 引力で捕まえられて、2つ目の月が発生していることがあるのだそうです。最近は2022年6月11日から7月3日の間、2022NX1という小惑星が捕まっていました。

さて、こういう小惑星の近づく角度が少し変わると、地球に落ちてきてしまう可能性があります。今回ぐらいのサイズでも、地上に落ちれば街が吹っ飛ぶレベルになります。そういう危険な小惑星を早めにキャッチしようという活動があり、この小惑星もそれによって見つかりました。ぞっとする話ですが、これまたちょっとSFな感じがして、わくわくしなくもない……

……とか考えていたら、短編思いついた。どこかで書こう。

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2024/10/08

仕事は明けたが

週末で一仕事明け、通常モードになったのですが。

今週は、その通常モードの仕事が、けっこう忙しくなると思われる週。つまり明けたけれども明けてないのです。

一番の問題は睡眠時間です。一見そこまで厳しいスケジュールではないのですが、年を取ったせいか眠りが浅くなっており、寝てる途中で目が覚めてしまいます。すっきりさせるためには、思い切り二度寝三度寝をして、眠さを追い払うしかない。しかしそうすると、通常お仕事日は時間が逼迫してしまうのです。

色々試して若干改善しているのですが、昔のように気絶するように寝入って、次に気づいたら8時間すっきりというのは望めない。今日も最後会議の途中、ふうっと意識が遠のきました。寝不足。

年を取るのは嫌ですねえ。

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2024/10/07

仕事大詰め

絶賛お仕事中です。

仕事のBGM代わりに、録り溜めておいたアニメを流したりするのですが。

本当に溜めてあっただけで初見のものがあり、見てみたらダメだったという悲しいパターン。

面白さの元にはテンポの取り方、間の取り方があると思うのですが、そういう細かいところがダメだと話の筋が同じでも面白くない。

原作漫画は好きなんですけどね。残念だなあ。

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2024/10/06

vsM 貴重な勝ち点3!!!!

勝ったああああああ!!!!

2024J1第33節、vsマリノスは1−0!!!!

偵察している時に、以前のマリノスは層の厚さを生かして前の選手はどんどん交代させていたけれど、今の監督はわりと引っ張るなーと思って見てたんですよね。そうすると疲労が蓄積していくので、ACLの蔚山戦はスコアは大勝でしたが、前と後ろで結構分断しちゃってた。

さすがにきつかったのか、ウチとのこの試合でターンオーバー。先発を大きく替えてきました。勝つならここしかない! ということで試合開始。

そして開始早々サヴィオさんの決勝点が決まります。降りてきたアンデルソン・ロペス選手のコントロールが大きくなったところを細谷君が奪って、サヴィオさんへ。サヴィオさんはドリブルから股抜きシュート! さすがです!

そして、三試合連続完封です! 守備ブロックの真ん中三人お休みで大丈夫かなと心配していましたが、守り切りました!

試合終了の笛とともに、この日先発だった立田君が倒れ込んでいました。先発のチャンスがあっても、今季ここまで勝ててなかったんですよね。そのあともすごく嬉しそうでした。よかったなあ。

この調子で、勝ち点どんどん積みたいですね!

日本代表に怪我人が出て、関根君に追加招集がかかったのですが、勝利で送り出すことができました。これもよかった。

ぜひ活躍して、さらに勢いつけてほしい。出番あるかな。

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2024/10/05

偵察MvsFC東京・蔚山とマリノス戦展望

さて2試合完封して守備の調子を取り戻し、このままいい形にしていきたいリーグ終盤。そこで迎えるマリノス戦です。まずは偵察。

2024J1第32節、マリノス 1-3 FC東京。

ボールを保持するマリノス。まずはいきなり先制点。5分。東京GK野澤大志ブランドン選手のロングパスを、中盤でマリノス・天野選手が拾って、そこから中央をパスをつないで崩していきます。最後はペナルティエリア内でボールを受けたヤン・マテウス選手がヒールで残して、アンデルソン・ロペス選手がダイレクトで押し込みました。

しかしFC東京は守備からカウンターを発動し、これに対抗。19分。右サイド長友選手のインナーラップに東選手がパスを出し、長友選手がグラウンダーのクロス。ニアの荒木選手がアウトサイドで流すと、ファーで俵積田選手がシュート。ブロックされたこぼれ球を左SB岡選手がダイレクトで押し込みました。

後半に入り60分、FC東京逆転弾。マリノスのエウベル選手がボールを持ったところに荒木選手が後方からプレスバックしてボールを奪うと、東→高→ディエゴ→荒木とダイレクトでつないで、さらに荒木選手はダイレクトスルーパスでカウンターを発動。俵積田選手がドリブルで運び、マリノスGKホープ・ウィリアム選手の股下を抜いてゴールを決めました。

89分にFC東京のダメ押し。右SB中村帆高選手がパスカットしてそのまま持ち上がり、右の野澤零温選手へ。ダイレクトで折り返すと、仲川選手が押し込みました。

マリノスは逆転された後、交代を使いどんどん攻撃的な布陣にしていったのですが、効果はいまいち上がらず、FC東京に逃げ切られました。

次は水曜日の試合。ACLエリート・リーグステージ第2節。マリノス4-0蔚山HD。

試合開始直後の4分。マリノス先制弾。降りてきたアンデルソン・ロペス選手にボールが入り、左へ展開。エウベル選手が縦突破し、ペナルティエリアに侵入すると折り返し。これを渡辺皓太選手が押し込みました。

44分に2点目。敵FKの流れからカウンター発動。西村選手が左のエウベル選手へ展開。エウベル選手が一つ運んでボールを前に出すと、走り込んだアンデルソン・ロペス選手が折り返し。ファーで受けたヤン・マテウス選手が落ち着いて一拍溜めてボールを落とすと、西村選手がダイレクトで打ち込みました。

後半に入り蔚山も攻勢を強めますが、それをマリノスがカウンターで切って捨てる展開に。84分。押される展開でマリノスカウンター。ハーフウェーラインを越えたところでボールを受けたアンデルソン・ロペス選手が、ドリブルからミドルシュートを決めました。

アディショナルタイム92分。自陣ゴール前で蔚山の攻撃を跳ね返してカウンターへ。天野選手が左へ展開。井上選手がひたすらドリブルでペナルティエリア侵入し、横へパス。ファーで水沼選手が押し込みました。

内容的にはマリノスにも危ないシーンがあったのですが、結果は大勝となりました。

これを踏まえてマリノス戦の展望です。ここ最近のウチとマリノスの試合展開を見ると、マリノスは得点、失点とも多く、逆にウチはようやく守備を締め直したら、今度は点が取れていない状態。つまりロースコアゲームに持ち込めばウチに勝機があり、逆に打ち合いになってしまうときつい。まずはしっかり守備から入りたい。

ということで守備では。

まずは何と言ってもCFのアンデルソン・ロペス選手です。現在19得点で、2年連続20得点が目前。なんでもできてしまう万能型ストライカーです。点を取るだけでなく、引いたところでボールを受けて攻撃の起点ともなっています。しっかり潰したい。

そして両翼、右のヤン・マテウス選手、左のエウベル選手。二人とも逆足ウイングなので、中に入ってきてプレイすることも多く、捕まえづらいタイプ。近い距離でブラジル人トリオのコンビネーションが出ると厄介です。しっかりと受け渡しをしたい。

そしてウチの問題もあります。この試合、CB犬飼さん、ボランチの戸嶋君と手塚君が、累積警告で出場停止。守備ブロックの中心となる真ん中の部分が変わってしまいます。特に影響が大きいのではないかと思われるのは、CB犬飼さんの不在。いる時といない時で失点数がけっこう違う。

しかし、いつまでもそういうことではいけない。代わりに出るのは立田君か野田さんか。とにかくここでガチッと仕事をしてほしい。がんばって!

攻撃では。

高いラインを敷こうとするマリノス。なのでカウンターが有効です。となれば1試合お休みだった細谷君の出番ですよ! しかも日本代表に招集されませんでしたよ。この悔しさも全部ぶつけて、ドカンとシュートを決めちゃってください!

そして鍵となるのはウチの両SBではないかと思うのです。マリノスの両ウイングが強力なので、まずそこでの守備で活躍してもらわなくてはいけないのはもちろんのこと。両ウイングはけっこう攻め残っているので、外からSBがオーバーラップをかけるとフリーになるケースが多く見られました。ここで一つドンと大仕事をしてほしい! 上下動が大変だと思うけれども、お願いします!

勝ち点が欲しい、3ならなおいい!!

がんばって!!

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